• ムジカノーヴァ 2012年9月号

雑誌 ムジカノーヴァ

ピアノを教える人、学ぶ人の雑誌

ムジカノーヴァ 2012年9月号

  • 「バッハって、おもしろい!」と言わせる指導レシピ
定価
922円 (本体838円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2012年8月
商品コード
181209

完売のため、お取り扱いできません。
ご了承ください。

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内容紹介

[特集]
ピティナ神戸中央ステーション 企画
「バッハって、おもしろい!」と言わせる指導レシピ

◆インタビュー 石井なをみ
~「バッハに入る前の指導」が鍵~
 バッハや、ポリフォニーの導入にふさわしい作品を課題曲とした「日本バッハコンクール」。その実行委員会の中心的存在である石井先生に、コンクールを通じて見えてきたバッハ指導の課題などをうかがいました。
◆バッハに入る前から心がけたい 6つの指導ポイント(石井なをみ)
 バッハ指導における課題を解決するための指導ポイントをまとめました。
◆物語で学ぶポリフォニーの導入指導①(石井なをみ)
  L.モーツァルト:メヌエット
物語で学ぶポリフォニーの導入指導②(秋山徹也)
  D.G.テュルク:アリエッタ
 「日本バッハコンクール」の課題曲を使って、生徒たちにポリフォニーの面白さを伝える導入指導の実践例を物語仕立てで紹介しています。

[とじ込み付録]
◆作曲家ポストカードカレンダー
 14人の作曲家が描かれたカラフルなカレンダー(11、12月)。使用後は、ポストカード&確認カードとして再利用できます。

[カラー]
◆音楽のチカラ 音楽のココロ(尾崎美穂)
 音楽が持っているさまざまな力をイラストレーターの尾崎美穂さんの美しい絵でお届けする連載。絵を見ながら生徒さんと音楽について語り合う機会をぜひ設けてください。
◆想像しよう!考えよう! 音楽図鑑(佐野真澄)
 イラストや写真を見て、質問に答え、想像を膨らませる。そして、思い描いたイメージを音楽で表現してみる。そんなレッスンを提案する教材です。今月のテーマは特集連動企画で、「バッハの家族」。
◆記事とともにざっくり振り返るピアノ教育界のトレンド
 1970年の創刊号から現在まで約40年間を、記事の写真とともに辿ります。
◆通巻500号 プレ記念号 特別インタビュー 中村紘子
 本誌の創刊前から現在に至るまで、日本のクラシック音楽界をリードしてきた中村紘子さんに、演奏家の立場から今の日本のピアノ教育界について語っていただきました。

[トピックス]
◆特別対談 加羽沢美濃×鬼久保美帆(堀江昭朗)
 ピアニストを中心とした特別対談。第5回は、NHKの「ららら♪クラシック」の司会者としても活躍する加羽沢美濃さんと、同じく音楽番組であるテレビ朝日の「題名のない音楽会」のプロデューサーである鬼久保美帆さんとの対談です。
◆通巻500号プレ記念号特別企画 ピアニスト名言50
 これまでのムジカノーヴァのインタビューに登場したさまざまなピアニスト。その言葉を厳選し、「指導編」「演奏編」「作曲家編」に分けて紹介します。
◆第8回かずさアカデミア音楽コンクール(小倉多美子)

[連載]
◆レッスン密着レポ 湯山 昭 先生(飯田有抄)
 話題・注目の指導者によるレッスンの模様を誌上で再現する隔月連載。レッスン全体の流れ、指導ポイント、効果的な練習法、先生へのインタビュー等、盛りだくさんの中身です。今回は、作曲家の湯山昭先生が、長年愛されているピアノ曲集『こどもの国』から、≪いいことがありそう!≫≪ジャズ≫の2曲をレッスンしてくださいました。
◆楽譜調査室(木村佐織 他)
 ピアノ教師たちが“本当に使える楽譜”を調査・報告します!
・ まるごと1冊徹底調査:バッハへの道 1
・ テーマ別おススメ曲一覧(今月のテーマ:克服したい苦手なテクニックで選ぶ⑤アルペッジョが学べる曲)
・ オントモ楽譜情報:バルトーク 戸外にて
◆レッスンなんでも相談室(永瀬まゆみ)
 全国のピアノの先生方の疑問や悩みに答えます! 第6回は愛知県在住の先生からのご相談です。
◆続 時間がくれたもの(江口文子)
 多くのピアニストを育てた江口文子先生。2008年に本誌で連載し、好評だったエッセイの続編です。
◆私のイチ押しお取り寄せ(藤原亜津子)
 お馴染みの演奏家や音楽教育家がおススメするお取り寄せ品とは?
◆より音楽的なブルクミュラー(田中麗子)
 レッスンの定番曲である練習曲集を、より音楽的に演奏するための奏法を考察します。
◆24の前奏曲に見るドビュッシーの肖像(パスカル・ドゥヴァイヨン)
 ベルリン芸術大学教授の筆者による誌上レッスン。今年生誕150年を迎えたドビュッシーの前奏曲を取り上げ、その音色の秘密に迫ります。
◆バッハへの道(北村智恵)
 「バッハは苦手」「生徒に教える自信がない」という方々を、「本当は楽しいインヴェンション」に通ずる道へとお連れします。
◆『和声感を育む視唱 [発展編]』の効果的な使い方(高田幸子)
 名曲に親しみながら視唱力や和声感を身につける実践書の使い方を、筆者が直々に伝授します。
◆レッスンしましょ!Part2(ヴィレム・ブロンズ)
 演奏や指導のポイント、具体的な練習法などを、譜例をふんだんに使って解説していきます。今回は隔月でお届けしているバッハ『インヴェンション』より第6番 ホ長調。
◆簡単! 便利! デジタルなレッスン
 1月号で募集した読者モニター。当選された方から届いたレポートを一部ご紹介します。今回は電子ピアノ編です。
◆今月のプレトーク 関本昌平/安田 寛(堀江昭朗)
 今、もっとも注目したいアーティスト、教育者などにインタビューします。
◆ムジカ ザ スポットライト 東 誠三/セバスチャン・クナウアー
 いま話題のあの方から、「ムジカノーヴァ」読者へ向けたメッセージをお届けします。
◆生徒と見たい聴きたいCD&DVD(百瀬 喬)
 最近リリースされた音楽ソフトから:奇蹟の歌(書籍付きCD)
◆ムジカばーばのレッスン室(石嶺尚江、吉田しんこ)
 ピアノ指導のコツが学べる一コマ漫画です。ムジカばーばが発する一言に注目!
◆ムジカ図書館(山本美芽)
 ピアノ教本研究家が、指導者・学習者双方に役立つ本をご紹介します。
◆演奏会批評
 5/19~5/31の演奏会より(石川哲郎、柴田龍一、時 幹雄、中原昭哉、原 明美、伴 玲児、道下京子)
◆あんな話・こんな話(秋末直志)
 短いコラムの中に、レッスンのヒントがぎっしり。先生の説明力アップをお手伝いします。

[教材]
◆すきま時間で差をつけろ(岳本恭治)
 月替わりの筆者が、“すきま時間”にできるピアノ上達の秘訣を紹介します。今月は、「脱力奏法のためのトレーニング①」。
◆トレーニング タイム
・譜読み編(松下恵子)
・リズム編(松下恵子)
・初見編(高橋千佳子)
 毎月それぞれのトレーニング課題集を掲載します。
◆ムジカノーヴァ王国
・三要素の城(伊東光介)
 リズム、メロディー、ハーモニーの各々と、それらの密接なつながりを、ストーリー仕立てで楽しく学びます。
・アナリーゼの泉(中森智佳子)
 楽曲の構造や特徴を読み解くアナリーゼの方法を、毎月テーマを決めて身につけます。
・リズムの森のポピュラー工房(鈴木正樹)
 “リズムさん”とポピュラー音楽の演奏に必要なリズムの基礎知識を、今月は連弾《聖者の行進》を弾きながら学びます。
・コンサートサロン(後藤ミカ)
 5指ポジションで弾ける名曲連弾シリーズ。今月の曲は《ちょっと背伸びのブンブン》(原曲:ぶんぶんぶん)
◆わっぽん だいぼうけん~絵で弾くテクニック~(春畑セロリ)
 ユーモアあふれる絵と春畑セロリ先生のオリジナル曲で、想像力をめいっぱい働かせながらさまざまなテクニックを学んでいきます。
◆音を感じる新曲視唱(高橋千佳子)
 長年ソルフェージュ教育に携わる筆者による、音の機能を感じるための新曲視唱課題。レッスン曲の演奏でも活かされる歌心を育てます。
◆耳を開く聴きとり術講座 コード編(樹原涼子)
 正確に聴きとるだけでなく、音楽が心に働きかける元に興味を持ってもらうための聴音。「コード編」では、和音を聴きとる耳を育てます。
◆楽譜に隠されたヒントを探せ!(轟 千尋)
 どんなふうに弾いたらいいかのヒントを与えてくれる“大切な音や和音”を、毎号ひとつずつ紹介していきます。
◆今月の楽譜(もんだい付き)(轟 千尋)
 今回は特集連動企画。ポリフォニーの導入にぴったりの作品を2曲お届けします。テーマなどを探す「もんだい付き」。WEBサイト「オントモ・ヴィレッジ」で、この曲の演奏を聴くことができます!

[9月号で取り上げた曲一覧]※括弧内は取り上げた記事のタイトル
・アメリカ民謡(原川健、春畑セロリ):聖者の行進(リズムの森のポピュラー工房)
・オーストリア民謡:『バッハへの道1』より《かわいい花をもらっちゃった》(楽譜調査室)
・オーストリア民謡:『バッハへの道1』より《クリスマスの夜》(楽譜調査室)
・オーストリア民謡:『バッハへの道1』より《走れ、こうまよ、ギャロップで》(楽譜調査室)
・オーストリア民謡:『バッハへの道1』より《春がめぐってきた(カノン)》(楽譜調査室)
・オースティン,グレンダ:《クラッシー・ジャズ・ポケット》より《海のノクターン》(楽譜調査室)
・カバレフスキー:《こどものためのピアノ小曲集》より〈エチュード〉Op.27-24(楽譜調査室)
・ギロック:《アクセント・オン2》より〈プレリュード「海」〉(楽譜調査室)
・ギロック:《こどものためのアルバム》より〈雨の日のふんすい〉(楽譜調査室)
・讃美歌:コラール(バッハへの道)
・シベリウス:《つりがね草》(楽譜調査室)
・シベリウス:《樅の木》(楽譜調査室)
・シャミナード:《森の精》(楽譜調査室)
・田中カレン:《地球》より〈海〉(楽譜調査室)
・轟 千尋:《ぴあの で ものがたり》より〈夏のうた〉(楽譜調査室)
・D.G.テュルク:アリエッタ(特集)
・ドイツ民謡:もしもわたしが小鳥なら(バッハへの道)
・ドビュッシー:《月の光》(楽譜調査室)
・ドビュッシー:前奏曲集 第1集より《デルフィの舞姫たち》(24の前奏曲に見るドビュッシーの肖像)
・ドビュッシー:前奏曲集 第2集より《カノープ》《月光の降りそそぐテラス》(24の前奏曲に見るドビュッシーの肖像)
・バダジェフスカ:《乙女の祈り》(楽譜調査室)
・バイエル48番(アナリーゼの泉)
・J.S.バッハ:インヴェンション 第6番 ホ長調 BWV777
・バーナム:『ピアノテクニック2』より〈側転運動〉(楽譜調査室)
・バーナム:『ピアノテクニック3』より〈バトンまわし〉(楽譜調査室)
・久石譲(秋山さやか):《旅立ち?「魔女の宅急便」より》(楽譜調査室)
・平吉毅州:《虹のリズム》より〈子守歌〉(楽譜調査室)
・ブルクミュラー:《25の練習曲》より第21番〈天使たちの合唱〉(楽譜調査室)
・ブルクミュラー:《25の練習曲》より第2番 アラベスク、第10番 やさしい花、第17番 おしゃべり娘、第19番 アヴェ・マリア、第20番 タランテラ、第21番 天使たちの合唱(より音楽的なブルクミュラー)
・ブルクミュラー:《25の練習曲》より第9番〈狩〉(音を感じる新曲視唱)
・フンパーティンク:ヘンゼルとグレーテル(バッハへの道)
・ミラー,キャロリン:《音楽会へようこそ!》より〈ちょうちょの舞い〉(楽譜調査室)
・L.モーツァルト:メヌエット(特集)
・湯山 昭:《音の星座》より〈クロワッサンの月〉(楽譜調査室)
・湯山 昭:《こどもの国》より〈いいことがありそう!〉(レッスン密着レポ)
・湯山 昭:《こどもの国》より〈ジャズ〉(レッスン密着レポ)
・ロリン,キャサリン:《ピアノの叙情詩》より〈サマ―の夢〉(楽譜調査室)