• ピアノを教えるってこと、習うってこと

書籍 理論・専門書

ピアノを教えるってこと、習うってこと

樹原涼子

定価
1,650円 (本体1,500円+税)
判型・頁数
4-6・160頁
発行年月
2006年7月
ISBNコード
9784276143272
商品コード
143270

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内容紹介

ベストセラーとなった「ピアノランド」の著者、樹原涼子が、ピアノ指導者やピアノ学習者の親、将来ピアノ指導者をめざす学生たちのために、ピアノを教えるということの魅力や、学ぶことの楽しさを解説。本書内にちりばめられている数々の提案は、著者がピアノ指導を始めてから培ってきて経験を元に書かれており、説得力のあるものとなっている。

目次

第1章 [先生へ] どうやって教えていくべきか!? 
習ってきたことだけでOK?
習い上手な先生 
ページをめくっているうちに うまくなる? 
うまくいかなかった原因 
世界各国の教材に学ぶ 
なぜ、まだ『バイエル』が? 
大切な教材選び
メソッド&教材選び 7つのポイント

第2章 [先生&親御さんへ] ピアノを好きにさせるには? 
先生が好き! 
お陽さまのような先生 
はじめから音楽を! 
音楽を忘れて教えてしまうケース 
失敗の理由は…… 
“リズムボール”を使って 
よくある質問「先生のお手本は、いいの? 悪いの?」
誰かと音楽を共有する喜び 
一人で100回弾くより、上手な人と1回合わせる! 
日本の子どものために連弾の教材を! 
《どどどど どーなつ》誕生!! 
1991年『ピアノランド』誕生 
連弾教材ブーム始まる 

第3章 [親御さんへ] 何歳からピアノを始めたらいいの? 
ピアノを習うということ 
小さなピアノがあればいいのに…… 
街には0歳、1歳、2歳の教室もあるけれど 
赤ちゃんにとって 本当に大切なこと 
7歳では遅い? 
レッスンを始める日を、楽しみに待とう 
スタートラインで気をつけたいことは 

第4章 [先生&親御さんへ] 失敗しない幼児のレッスン方法は? 
悪い癖、直すのでなく つけない! 
“タッチポイント”で弾く 美しいフォーム
ついてしまった悪い癖 ワースト6
その1 指先がつぶれてしまう! 
その2 まむし指になってしまう! 
その3 手首を振ってしまう! 
その4 脇があいてしまう! 
その5 つっかえ弾き! 
その6 さぐり弾き! 
ピアノを弾くのに必要な力は? 
だから、二段階導入法 
第一段階 
第二段階 
ピアノを習いに来たのに、弾かせないのは気が引けるのですが…… 

第5章 [先生へ] 心をつなぐカウンセリングレッスン 
音楽は“時間の芸術”だから 
“カウンセリングレッスン”って何? 
カウンセリングレッスンが必要な三つの理由 
カウンセリングレッスンの心得
カウンセリングレッスンの心得10ヶ条 
カウンセリングレッスンの実際 
初心者へのカウンセリングレッスン 
少し弾ける生徒へのカウンセリングレッスン 
質問に答えられない生徒への対応 
上級者へのカウンセリングレッスン 

第6章 [親御さんへ] 親と子のコミュニケーション 
親子の難しさ 
1.弾かせている親&子 
2.弾いてもらっている親&子 
3.弾くのを見守っている親&子 
言ってはいけない言葉 言って欲しい言葉 
比べることの無意味 
友達が気になって…… 
個人差は100倍、1000倍!? 
ある発表会で 

第7章 [親御さん&先生へ] 親と先生の上手なコミュニケーションは? 
先入観を持たないで 
伝える努力 わかろうとする努力 
対等な立場で 
先生は親への“説明責任”がある 
発表会、選曲のトラブル解決策は? 
大切なことは、その場でニッコリ ハッキリ キッパリ! 
ケース1 レッスン時間にかなり遅刻してきた親子 
ケース2 レッスンが予定通りに始まらないとき 

第8章 [先生&親御さんへ] 人生の中の音楽 
人生の中に音楽がある意味 
“人生の中の音楽”と出逢わせているか 
先生自身の、仕事と家庭の両立 
親としての生き方 背中の見せ方 
「ピアノをやめたい」と言われたら 
ちょっとした壁 
二番めの趣味 
旅立ち 
先生方へ 
ピアノを教えるってこと、習うってこと 

あとがき