内容紹介
原著は2003年バルセロナのパイドス社より刊行され、スペイン語圏において高い評価を得ているもの。著者は、実際に故障を起こした音楽家の治療に長年携わってきた医学の専門家。さまざまな音楽家が抱える現実的な肉体の問題に取り組んできた著者の経験に基づき、演奏家としてベストな身体コンディションを整え上げ、それを保つために必要なトレーニング法を、日々の訓練に生かせる形で構築・提示。図版を用いた解説は非常にわかりやすく実践的。演奏家のみならず、音楽療法士にも非常に参考になる。
推薦の言葉:日野原重明(聖路加国際病院名誉院長/日本音楽療法学会理事長)
「本書には、音楽家は勿論、音楽学校の学生、一般の音楽愛好者、また小児の楽器演奏上の注意などの具体的対応法が極めて分かりやすく記述されている。音楽学校では当然必須のテキストとなるものと思う。音楽演奏家だけでなく、音楽療法士にも非常に参考となる。本書が広く読まれることを希望する。」
推薦の言葉:日野原重明(聖路加国際病院名誉院長/日本音楽療法学会理事長)
「本書には、音楽家は勿論、音楽学校の学生、一般の音楽愛好者、また小児の楽器演奏上の注意などの具体的対応法が極めて分かりやすく記述されている。音楽学校では当然必須のテキストとなるものと思う。音楽演奏家だけでなく、音楽療法士にも非常に参考となる。本書が広く読まれることを希望する。」
目次
序文:ルイス・オロスコ・デルクロス
イントロダクション
第Ⅰ部
第1章 解剖学の基本概念
1.1. 解剖学上の位置づけ:軸と面
1.2. 運動器官
1.2.1. 骨と関節
1.2.2. 筋肉と筋収縮
1.3. 神経系
1.4. 呼吸器系
より深く理解するために
第2章 音楽動作
2.1. 音楽動作へのアプローチ
2.2. 静的要素:直立姿勢の支え・頭部・骨盤
2.2.1. 静的姿勢のコントロール
2.3. 動的要素:脊柱・上肢
2.3.1 動的姿勢のコントロール
2.4. 適切な音楽訓練のための全体的な注意事項
2.5. 幼年期における音楽活動
より深く理解するために
第3章 音楽家の身体・運動コンディション
3.1. 身体的性質
3.1.1. 身体・運動コンディション
3.2. 身体コンディショニングの利点
3.2.1. 一般的な効用
3.2.2. 音楽家にとっての効用
3.3. 音楽家向けトレーニングプログラムの基本
3.4. スポーツ・運動の勧め
3.4.1. 音楽家にお勧めの運動
3.4.2. 運動の選択と実施についてのおもな注意事項
より深く理解するために
第Ⅱ部
第4章 音楽家のための身体コンディショニング
4.1. 音楽訓練における呼吸コントロール
4.1.1. 呼吸コントロール
4.2. 音楽訓練におけるウォーミングアップ
4.2.1. ウォーミングアップ
4.2.1.1. 上肢
4.2.1.2. 頭部・体幹部
4.2.1.3. 下肢
4.3. 音楽訓練におけるストレッチング
4.3.1. ストレッチング
4.3.1.1. 上肢
4.3.1.2. 頭部・体幹部
4.3.1.3. 下肢
4.4. 音楽訓練における調整力
4.4.1. 調整力トレーニング
より深く理解するために
第5章 音楽環境
5.1. エルゴノミックスの基本概念
5.1.1. 姿勢:立った状態? それとも座った状態?
5.1.2. 楽器
5.1.3. 視力と聴力
5.1.4. 音楽環境の室内温度・湿度
より深く理解するために
第6章 楽器別トレーニング・リスト10
ヴァイオリン/ヴィオラ奏者
チェロ奏者
ギター/ベース奏者
コントラバス奏者
ハープ奏者
クラリネット奏者
サクソフォン奏者
フルート奏者
トランペットおよびその他の金管楽器奏者
ファゴット奏者
オーボエ奏者
ピアノ/キーボード奏者
ドラム/パーカッション奏者
声楽家
イントロダクション
第Ⅰ部
第1章 解剖学の基本概念
1.1. 解剖学上の位置づけ:軸と面
1.2. 運動器官
1.2.1. 骨と関節
1.2.2. 筋肉と筋収縮
1.3. 神経系
1.4. 呼吸器系
より深く理解するために
第2章 音楽動作
2.1. 音楽動作へのアプローチ
2.2. 静的要素:直立姿勢の支え・頭部・骨盤
2.2.1. 静的姿勢のコントロール
2.3. 動的要素:脊柱・上肢
2.3.1 動的姿勢のコントロール
2.4. 適切な音楽訓練のための全体的な注意事項
2.5. 幼年期における音楽活動
より深く理解するために
第3章 音楽家の身体・運動コンディション
3.1. 身体的性質
3.1.1. 身体・運動コンディション
3.2. 身体コンディショニングの利点
3.2.1. 一般的な効用
3.2.2. 音楽家にとっての効用
3.3. 音楽家向けトレーニングプログラムの基本
3.4. スポーツ・運動の勧め
3.4.1. 音楽家にお勧めの運動
3.4.2. 運動の選択と実施についてのおもな注意事項
より深く理解するために
第Ⅱ部
第4章 音楽家のための身体コンディショニング
4.1. 音楽訓練における呼吸コントロール
4.1.1. 呼吸コントロール
4.2. 音楽訓練におけるウォーミングアップ
4.2.1. ウォーミングアップ
4.2.1.1. 上肢
4.2.1.2. 頭部・体幹部
4.2.1.3. 下肢
4.3. 音楽訓練におけるストレッチング
4.3.1. ストレッチング
4.3.1.1. 上肢
4.3.1.2. 頭部・体幹部
4.3.1.3. 下肢
4.4. 音楽訓練における調整力
4.4.1. 調整力トレーニング
より深く理解するために
第5章 音楽環境
5.1. エルゴノミックスの基本概念
5.1.1. 姿勢:立った状態? それとも座った状態?
5.1.2. 楽器
5.1.3. 視力と聴力
5.1.4. 音楽環境の室内温度・湿度
より深く理解するために
第6章 楽器別トレーニング・リスト10
ヴァイオリン/ヴィオラ奏者
チェロ奏者
ギター/ベース奏者
コントラバス奏者
ハープ奏者
クラリネット奏者
サクソフォン奏者
フルート奏者
トランペットおよびその他の金管楽器奏者
ファゴット奏者
オーボエ奏者
ピアノ/キーボード奏者
ドラム/パーカッション奏者
声楽家