内容紹介
1861年にフランスで出版されたこの曲集は、「25の練習曲」「18の練習曲」に続く第3巻。先の2冊に比べると、かなりレベルの高い演奏技術が要求されており、対象も上級。しかし、「25」や「18」に比べると、テクニック重視な作品ばかりではあるものの、ブルクミュラー独特の音楽性は随所に生かされている。いままではタイトルがない練習曲集として知られていたが、フランス初版楽譜では各曲にタイトルが付されていたことが分かり、本曲集ではそれを採用している。タイトルがあることによって、いままで無味乾燥な練習曲だった作品に彩りが添えられている。この曲集で学習する演奏テクニックについてどう取り組めばいいのか、どのように演奏表現をすればいいのかなどを、ピアニストの黒田亜樹が詳細に解説。そのほか、ブルクミュラーのシリーズでお馴染みの作曲家の春畑セロリによる解説と、「ブルクミュラー 25の不思議」の著者の一人でもある飯田有抄による解説も充実。
曲目
- 1 春の歌 【ピアノ】 作曲:ブルクミュラー
- 2 ドラマティック 【ピアノ】 作曲:ブルクミュラー
- 3 魔法のようにうっとり 【ピアノ】 作曲:ブルクミュラー
- 4 ラ・カンパネラ 【ピアノ】 作曲:ブルクミュラー
- 5 鬼火 【ピアノ】 作曲:ブルクミュラー
- 6 泉のほとりで 【ピアノ】 作曲:ブルクミュラー
- 7 夕べの時 【ピアノ】 作曲:ブルクミュラー
- 8 魅せられて 【ピアノ】 作曲:ブルクミュラー
- 9 歓喜 【ピアノ】 作曲:ブルクミュラー
- 10 涙 【ピアノ】 作曲:ブルクミュラー
- 11 北国のハープ 【ピアノ】 作曲:ブルクミュラー
- 12 英雄 【ピアノ】 作曲:ブルクミュラー
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