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2022.03.24

川瀬慈著『エチオピア高原の吟遊詩人――うたに生きる者たち』が梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞!

川瀬 慈(かわせ いつし)
(国立民族学博物館人類基礎理論研究部・准教授)

川瀬 慈

サントリー学芸賞受賞に続く快挙!
川瀬慈著『エチオピア高原の吟遊詩人――うたに生きる者たち』が、第11回梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞いたしました。
候補作71作品から、「人類学的探検の魅力をよく伝えている」などと評価され選ばれた同書。著者である川瀬さんは、「土地や土地の人々に突き動かされて書いた土くさいモノグラフ(単行書)に注目してもらい、うれしい」と、受賞の喜びを語っています。

【梅棹忠夫・山と探検文学賞】

http://umesao-tadao.org/index.html
生態学にはじまり、民族学、比較文明学などで学術的偉業を残した梅棹忠夫さん(1920~2010年)のたゆまない「未知への探求」と「探検」の復権とあらたな展開を期して、山と溪谷社、平安堂、信濃毎日新聞社によって2011年に創設された文学賞で、過去の受賞作は、中村哲『天、共に在り』(第4回)や佐藤優『十五の夏』(第8回)などがある。

◎信濃毎日新聞

2022年3月24日付朝刊にて同賞受賞作発表
※記事はweb版でもお読みになれます
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2022032301076


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