内容紹介
バッハの《パルティータ》は1726年から1730年にかけて第1番から第5番まで分冊として出版され、1731年に第6番を加えた全曲が「作品1」と銘打たれて出版された。本書はこの分冊版と全曲版とその再版、および《アンナ・マクダレーナ・バッハのためのクラヴィーア小曲集》に収録されている第3番と第6番の自筆による初期の稿などを資料とし、校訂の経緯についてクラウス・エングラーが詳述している。また、エディット・ピヒト=アクセンフェルトによる「演奏に関して」は、バロック音楽を演奏するために必要な情報──バロック音楽特有の「揺れ動く」リズム、当時の多彩な舞曲の性格と動きとテンポ、アーティキュレーションの意味と演奏法、当時の指使いについて、装飾音の扱い方を解説する。当時の演奏伝統を伝える誠実な文章は、バロック音楽の演奏法の学習に最適。
尚、本書は「ウィーン原典版166 バッハ 6つのパルティータ1」と「ウィーン原典版167 バッハ 6つのパルティータ2」を合本にしたものである。
尚、本書は「ウィーン原典版166 バッハ 6つのパルティータ1」と「ウィーン原典版167 バッハ 6つのパルティータ2」を合本にしたものである。
曲目
- 1 パルティータ第1番 変ロ長調 BWV825 【ピアノ】 作曲:バッハ
- 2 パルティータ第2番 ハ短調 BWV826 【ピアノ】 作曲:バッハ
- 3 パルティータ第3番 イ短調 BWV827 【ピアノ】 作曲:バッハ
- 4 パルティータ第4番 ニ長調 BWV828 【ピアノ】 作曲:バッハ
- 5 パルティータ第5番 ト長調 BWV829 【ピアノ】 作曲:バッハ
- 6 パルティータ第6番 ホ短調 BWV830 【ピアノ】 作曲:バッハ
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