内容紹介
ヴェルディ最円熟期の作品で、イタリア・オペラの最高傑作といわれる『アイーダ』の待望の登場。この作品はスエズ運河開通を記念して作られたカイロ歌劇場のために作曲された。そのため祭典にふさわしい豪華でスケールの大きな舞台が特徴で、特に「凱旋の場」が有名。その旋律はサッカー・ファンの応援歌にもなっている。また「清きアイーダ」「勝って帰れ」をはじめ名アリアも華を添え、聴きどころの多いオペラとなっている。訳は、このシリーズを確固たるものにしたイタリア語オペラ対訳の権威・小瀬村幸子が本書のために書き下ろしたもの。これまでの同曲の対訳では知ることのできなかった、イタリア語に精通し、しかもオペラ好きにのみ可能な、細部にまで目の行き届いた訳であり、決定版といえる内容となっている。克明を極めた註はイタリア語の教科書としても有用であり、その意味でもオペラおたくはおろか、すべてのオペラ・ファンにとって買い逃すことのできない1冊と言えよう。
目次
あらすじ
《アイーダ》対訳
第1幕
第1場
導入曲とシェーナ
ロマンツァ[ラダメス]
シェーナとロマンツァ[アイーダ]
第2場
宗教儀式の大シェーナと第1幕フィナーレ
巫女たちの神に捧げる舞
第2幕
第1場
導入曲―シェーナ、女たちの合唱、そしてムーア人奴隷の踊り
子供のムーア人奴隷の踊り
シェーナと二重唱[アムネリスとアイーダ]
第2場
第2幕大フィナーレ
第3幕
導入曲、祈り―合唱、ロマンツァ―アイーダ
ロマンツァ[アイーダ]
二重唱[アイーダとラダメス]
第4幕
第1場
シェーナと二重唱[アムネリスとラダメス]
裁判の場
第2場
シェーナと二重唱[アイーダとラダメス]―最終幕フィナーレ
訳者あとがき
《アイーダ》対訳
第1幕
第1場
導入曲とシェーナ
ロマンツァ[ラダメス]
シェーナとロマンツァ[アイーダ]
第2場
宗教儀式の大シェーナと第1幕フィナーレ
巫女たちの神に捧げる舞
第2幕
第1場
導入曲―シェーナ、女たちの合唱、そしてムーア人奴隷の踊り
子供のムーア人奴隷の踊り
シェーナと二重唱[アムネリスとアイーダ]
第2場
第2幕大フィナーレ
第3幕
導入曲、祈り―合唱、ロマンツァ―アイーダ
ロマンツァ[アイーダ]
二重唱[アイーダとラダメス]
第4幕
第1場
シェーナと二重唱[アムネリスとラダメス]
裁判の場
第2場
シェーナと二重唱[アイーダとラダメス]―最終幕フィナーレ
訳者あとがき
関連商品
- オペラ対訳ライブラリー
- ヴェルディ 椿姫
- オペラ対訳ライブラリー
- プッチーニ ラ・ボエーム
- オペラ対訳ライブラリー
- ロッシーニ セビリャの理髪師
- オペラ対訳ライブラリー
- ヴェルディ イル・トロヴァトーレ
- オペラ対訳ライブラリー
- モーツァルト ドン・ジョヴァンニ