• ムジカノーヴァ 2014年2月号

雑誌 ムジカノーヴァ

ピアノを教える人、学ぶ人の雑誌

ムジカノーヴァ 2014年2月号

  • 覗いてみよう!練習中のピアニストの頭の中
定価
922円 (本体838円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2014年1月
商品コード
181402

完売のため、お取り扱いできません。
ご了承ください。

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内容紹介

〔特集〕
覗いてみよう!練習中のピアニストの頭の中(高坂はる香)

 第一線で活躍するピアニストたちは、譜読みから本番まで、作品とどのように向き合っていくのか。
・曲目決定! 練習にとりかかる
・作品への理解を深め、表現を磨いてゆく
・本番に向けた総仕上げの段階
以上の3段階に分け、ピアニストがどんな考えのもと、何を行っているのか、練習中のピアニストの頭の中を覗いてみました。

■ご協力いただいたピアニストの皆様
青柳 晋/ゲルハルト・オピッツ/松本和将/ユリアンナ・アヴデーエワ/アレクサンダー・ルビャンツェフ

[とじ込み付録]
◆解答&解説:教材コーナーの解答と解説。
切り離して使えるミシン目入りです。

◆楽典カード②-1:ポストカードとしても使える楽典カード。
シリーズ②の第1回は、「ト音記号」と「ヘ音記号」。

写真が入ります

[カラー]
◆想像しよう!考えよう!音楽図鑑(佐野真澄) 
イラストや写真を見て、質問に答え、想像を膨らませる。そして、思い描いたイメージを音楽表現に生かす。そんなレッスンを提案する教材です。今月は「スケーターズ・ワルツ」。
◆スペシャル読者プレゼント 第1弾
読者の皆様に感謝を込めて、2号にわたって「音楽グッズ」をプレゼント!

[トピックス]
◆スタインウェイ&サンズ社160周年記念限定モデル「アラベスク」
一流デザイナーと職人たちの手で形となった逸品「アラベスク」。楽器への興味を育む教材としても活用できる内容です。
◆樹原涼子 聴きとり術セミナー(栗原和子)
連載の教材「耳を開く聴きとり術講座」を使ったセミナー。4月号から続く「ドミナントモーション」についてのレクチャーをまとめて受講した感動を綴ります。
◆アンドレアス・シュタイアー 公開レッスン(荒木淑子)
昨年12月に行われた「ピアノで弾くバッハの魅力 アンドレアス・シュタイアー 若い音楽家のためのレクチャー&マスタークラス」第1部「公開レッスン」のレポート。曲目は《パルティータ第1番 変ロ長調 BWV825》。
◆第24回 ローランド オルガン・フェスティバル(高瀬研二)
アルゼンチン生まれの名オルガン奏者、ヘクター・オリベラ氏の演奏を中心とするフェスティバル。東京公演の模様をお伝えします。

[連載]
◆コンクールetc.課題曲レクチャー(町田育弥)
各種コンクールの課題曲から毎号1曲を取り上げ、深く掘り下げて学ぶシリーズ。カラーで見やすい楽曲分析ページが自慢です! 今回は、「ピティナ・ピアノステップ課題曲 導入2より、町田育弥作曲《きゅうりとトマトと…》(『みみをすます』第2巻より)。
◆楽譜調査室(堀江真理子)
「調査1」は「まるごと1冊調査」。『ペダルの練習帳Ⅰ』(ヤマハミュージックメディア)の著者、堀江真理子先生にインタビューしました。「調査2」の「オントモ楽譜情報」では、伊藤康英先生の新シリーズ『こどものぐるぐるぴあの1・2』からレッスンや発表会で活用する際のおすすめ曲をご紹介します。
◆ムジカノーヴァ 子ども音楽塾(湯浅玲子)
生徒さんの「なぜ」「どうして」に答える不定期連載。今回は「装飾音符にいろんな弾き方があるのはなぜ?」。
◆レッスン密着レポ 曽我大介(飯田有抄)
話題・注目の指導者によるレッスンの模様を誌上で再現する隔月連載。レッスン全体の流れ、指導ポイント、効果的な練習法、先生へのインタビュー等、盛りだくさんの中身です。1、2月号は、先生に指揮者の曽我大介氏をお迎えしての特別拡大版!

写真:岡本 央

◆続 時間がくれたもの(江口文子)
多くのピアニストを育てた江口文子先生。2008年に本誌で連載し、好評だったエッセイの続編です。
◆ピアニスト探訪 ジャン=マルク・ルイサダ(堀江昭朗)
「現代随一のロマンティスト」とも称される人気ピアニスト。そのピアニズムの基本は、どのようにして築かれたのでしょう。また、演奏活動とともに意欲を燃やす後進の指導において大切にしていることとは? 

写真:満田 聡

◆Dr.DとR助手のピアノクリニック(パスカル・ドゥヴァイヨン)
ベルリン芸術大学教授の筆者が、学生のレッスン中に触れた問題点とその解決策を、独特のユーモアを交えて語ります。
◆作曲家の音楽スタイルと言語を探る旅(イヴ・アンリ)
パリ国立高等音楽院教授で、作曲家としても活躍するピアニストが、ムジカノーヴァのために特別に書きおろした曲を用いて、過去の作曲家たちの音楽スタイルをわかりやすく伝授。効率的な練習メソッドも紹介しています。
◆ピアノの先生 コミュニティ訪問(根津栄子)
ピアノの先生たちの活動内容やメンバーの素顔を紹介。コミュニティから寄せられた記事のリクエストにもお応えします。今回は「ピティナ城南ステーション」。リクエストは、根津栄子氏の執筆による「導入段階におけるペダルの効果的な指導法」について。
◆バッハへの道(北村智恵)
「バッハは苦手」「生徒に教える自信がない」という方々を、「本当は楽しいインヴェンション」に通ずる道へとお連れします。
◆簡単!便利!デジタルなレッスン(吉田しんこ)
カワイの電子ピアノCA95に搭載されている画期的な「響板スピーカー」。その開発秘話を探るべく、ピアノの先生応援キャラクター「ムジカばーば」がメーカーに直撃取材!
◆「先生力」スキルアップ講座(大場ゆかり)
「演奏技術」のほかにも、「見通す力」「促す力」等、指導者にはさまざまな「先生力」が求められます。この「先生力」を高めるために有効な行動科学や心理学の分野で用いられる考え方、心理的スキルトレーニングの技法を、具体的に紹介していきます。
◆指導者のためのライティングセミナー(山本美芽)
発表会のプログラムに掲載するあいさつ文、保護者への連絡メッセージだけでなく、インターネット時代の今、文章力は、ピアノの先生方にとって大きな武器にもなり得ます。そこで、この文章力を磨く方法を、音楽ライターの筆者が伝授します。
◆今月のプレトーク スギテツ(堀江昭朗)
今、もっとも注目したいアーティスト、教育者などにインタビューします。
◆ムジカ ザ スポットライト 浦壁信二/川畑友生
いま話題のあの方から、「ムジカノーヴァ」読者へ向けたメッセージをお届けします。
◆生徒と見たい聴きたいCD&DVD(百瀬 喬)
最近リリースされた音楽ソフトからピアノ教室におススメの1枚を紹介。
◆ムジカ図書館(山本美芽)
ピアノ教本研究家が、指導者・学習者双方に役立つ本を紹介します。
◆演奏会批評2013/10/5~11/30(雨宮さくら、石川哲郎、壱岐邦雄、河原 亨、柴田龍一、嶋田邦雄、白石知雄、時 幹雄、野平多美、原 明美、伴 玲児、道下京子、横原千史、吉田裕子)
◆あんな話・こんな話(秋末直志)
短いコラムの中に、レッスンのヒントがぎっしり。先生の説明力アップをお手伝いします。
◆ムジカ情報館
「セミナー」(1/25~2/28)と「コンクール&オーディションetc.」(予選・第1次選考・音源審査etc.:5/1~5/31)情報を掲載しています。

[教材]
◆ムジカばーばの 突撃!となりのレッスン室 (石嶺尚江、吉田しんこ)
ピアノ指導において大切なことを、ムジカばーば(ピアノの先生応援キャラクター)が日本中を旅しながら全国各地の先生方へ伝えていきます。
◆トレーニング タイム
・譜読み編(松下恵子)
習い始めの“超初心者”にオススメの譜読みトレーニングです。
・リズム編(松下恵子)
音やメロディーを思い浮かべながら取り組めるリズム課題です。
・初見編(高橋千佳子)
楽譜の「予見」をするためのヒントが満載の内容です。
◆ドリル
・クイズ まちがい さがし
レッスンの待ち時間等に使えるドリルです。
◆講座
・音を感じる新曲視唱(高橋千佳子)
長年ソルフェージュ教育に携わる筆者による、音の機能を感じるための新曲視唱課題。レッスン曲の演奏でも活かされる歌心を育てます。
・耳を開く聴きとり術講座 コード編(樹原涼子)
正確に聴きとるだけでなく、音楽が心に働きかける元に興味を持ってもらうための聴音。「コード編」の2年目では、「ドミナントモーション」を聴きとります。
・うどんの鍵盤にさわらない わくわく譜読み大作戦!(松本あすか)
音楽が大好きなイヌの「うどん」とネコの「フヨ美先生」。彼らと一緒に譜読みの方法を楽しく身につけます。
・三要素の城2(伊東光介)
リズム、メロディー、ハーモニー、それぞれの視点から、さまざまなジャンルの実作品を時代別に見ていく、ストーリー仕立ての楽しい教材です。
・楽譜に隠されたヒントを探せ!(轟 千尋)
どんなふうに弾いたらいいかのヒントを与えてくれる“大切な音や和音”等を、「ひんとくん」と「おんぷちゃん」と一緒に発見していきます。
◆楽譜
・【新連載】ぴっぽん おはよう!(春畑セロリ)
新連載では、主人公が「わっぽん」からその弟「ぴっぽん」に変わり、内容もぐっと易しくなります。ユーモアあふれる絵と春畑セロリ先生のオリジナル曲で、想像力をめいっぱい働かせながら、ピアノを弾くために必要なことを学んでいきます。
・音の宝石箱(安倍美穂)
子どもたちが大好きなポピュラー作品を、彼らのやる気を引き出す工夫満載のアレンジでお届けします。今月は、『千と千尋の神隠し』の主題歌《いつも何度でも》。
・コンサートサロン(後藤ミカ)
Cポジションで弾ける名曲連弾シリーズ。今月の曲は《ゆきやこんこで また1年》(原曲:雪/花/ほたるこい/もろびとこぞりて)。
・きせつのものがたり(轟 千尋)
 4月から3月まで1年間、毎月1曲ずつ、作曲家から生徒さんへ素敵な曲のプレゼント!
・ベスのピアノ物語(スーパーキッズ)
『音楽の絵本』コンサートで人気の弦楽四重奏「弦うさぎ」の三女ベスが、ピアノを通して成長していく物語と、そのお話の心情や情景に合わせたピアノ曲がセットになった教材です。

〔2月号で取り上げた曲一覧〕※括弧内は取り上げた記事のタイトル
伊藤康英:Saudade(楽譜調査室)
伊藤康英:そそそのマーチ(楽譜調査室)
伊藤康英:ソレ、ファンファーレ(楽譜調査室)
木村弓:いつも何度でも(音の宝石箱)
讃美歌:もろびとこぞりて(コンサートサロン)
シューベルト(伊藤康英編曲):ます(楽譜調査室)
シューマン:兵士の行進(楽譜調査室)
ショパン:小犬のワルツ(楽譜調査室)
瀧廉太郎:花(コンサートサロン)
チェルニー:30番練習曲より3番(わくわく譜読み大作戦)
チェルニー:30番練習曲より8番(わくわく譜読み大作戦)
テーレマン:リゴードン ハ短調(バッハへの道)
バッハ:パルティータ第1番 変ロ長調(アンドレアス・シュタイアー公開レッスン)
バイエル:第69番(クイズ まちがい さがし)
フランス民謡:ガヴォット(クイズ まちがい さがし)
ブルクミュラー:『25の練習曲』より10番《やさしい花》(楽譜に隠されたヒントを探せ!)
ペツォールト(伝バッハ):メヌエット ト長調(ムジカノーヴァ 子ども音楽塾)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 Op.13《悲愴》より第1楽章(レッスン密着レポ)
マイカパル:プレリュード(楽譜調査室)
町田育弥:きゅうりとトマトと…(コンクールetc.課題曲Lecture)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ イ長調 KV331 第1楽章(ムジカノーヴァ 子ども音楽塾)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ ハ長調 KV545 第1楽章(ムジカノーヴァ 子ども音楽塾)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ ヘ長調 KV332 第2楽章(ムジカノーヴァ 子ども音楽塾)
文部省唱歌:雪(コンサートサロン)
ラヴェル:ボレロ(三要素の城2)
わらべうた:ほたるこい(コンサートサロン)
ワルトトイフェル:スケーターズ・ワルツ Op.183(想像しよう!考えよう!音楽図鑑)