• よくわかる日本音楽基礎講座~雅楽から民謡まで

書籍 音楽教育

音楽指導ブック

よくわかる日本音楽基礎講座~雅楽から民謡まで

増補・改訂版

福井昭史

定価
2,640円 (本体2,400円+税)
判型・頁数
B5・160頁
発行年月
2020年3月
ISBNコード
9784276321687
商品コード
321680

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内容紹介

小・中学校の学習指導要領において必須事項とされる「我が国(郷土)の音楽」の指導にあたり知っておくべき基礎事項が網羅されている音楽指導ブック。「日本音楽とは何か?」から始まり、雅楽・能楽・三味線音楽など、個性豊かな日本音楽をコンパクトに分かりやすく分類・整理されていて、日本音楽の基礎を学ぶための入門書として、かつ諸用語や音階、楽器などについていつでも振り返られる資料として、音楽科教員はもちろん、教員志望の学生や趣味として日本音楽に興味を持つ方にも大きくおススメできる。大学における「日本音楽概論」「日本音楽鑑賞論」などのテキストにも最適である。今回の増補・改訂では、新学習指導要領の日本音楽の項目の追加や日本音楽に関連する興味深いトピックやエピソードの追加が行われた。デザインも一新され、それぞれの項目ごとに読みやすくなり、困ったときにそばに置いておきたいブックである。

目次

はじめに――知ろう、伝えよう、日本の音楽を

序章 日本の音楽とその種類
 1.芸能や種目による分類
 2.声楽曲・器楽曲による分類
 3.時代による分類

第1章 日本の音楽・概要と鑑賞
 1.雅楽
 2.能楽
 3.琵琶楽
 4.筝曲
 5.三味線音楽
 6.尺八楽
 7.新日本音楽・新邦楽・現代邦楽
 8.民謡・民俗芸能の音楽

第2章 日本の音楽・その特質
 1.リズム・テンポ
 2.楽式・楽曲の構成
 3.音階
 4.節回し・旋律法
 5.微小な音程を伴う旋律
 6.音の重なり 
 7.音色の表現
 8.伝承と学習方法
 9.伝統音楽の楽譜・記譜法

第3章 学校教育と日本の音楽
 1.明治から戦前までの学校教育における日本の伝統音楽
 2.学習指導要領における日本の伝統音楽
 3.鑑賞の指導内容と共通教材
 4.日本の伝統音楽を教材とした鑑賞指導の教材研究
※資料一覧 日本の楽器/日本音楽の用語集/参考文献

おわりに――デリケートでエネルギッシュな日本の音楽