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書籍 評論・読み物

ハイクポホヤの光と風

舘野泉

定価
2,530円 (本体2,300円+税)
判型・頁数
4-6・272頁
発行年月
2023年6月
ISBNコード
9784276211568
商品コード
211560

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内容紹介

2015~21年にかけて『音楽の友』誌で連載されたピアニスト・舘野泉のエッセイ、「80歳の屋根裏部屋」と「ハイクポホヤの光りと風」をまとめた一冊。書籍化にあたり、連載後の21年10月~23年4月の間の出来事についても大幅に加筆を加えた。60年を超える演奏生活の中で舘野が魅了された作曲家やその作品――ムソルグスキー、グラナドス、ハチャトゥリアン、シベリウス、矢代秋雄、三善晃、間宮芳夫、吉松隆――、そしてのべ数千回のコンサートで巡った世界各地の場所――アイスランド、フランス、ロシア、アルゼンチン、インド、ラオス――など、このほかに家族など大切な人々についても綴っている。
「ハイクポホヤ」とは、舘野の別荘があるフィンランドの湖畔の一角。そこに降り注ぐ光や吹き抜ける風のように、音楽と共に移ろいゆく人生の機微を独自の感性でとらえた文章は、作品解説でも自伝でもない、唯一無二の語りである。

目次

はじめに

◆第1部 共に歩んだ作曲家
30年ぶりのモーツァルトを弾く
復帰リサイタルで弾いたバッハ=ブラームス《シャコンヌ》
シベリウスにまつわる思い出
ポスト・シベリウス、メラルティンとマデトヤ
フィンランドの独立記念日に聴いたレイヴィスカ
親友、ノルドグレン
星の響きを音にしたシサスク
グリンカ=バラキレフの《ひばり》~性分に合うレパートリー~
自分の世界を広げてくれた作曲家ムソルグスキー、グラナドス、ファリャ
草原を疾駆するハチャトゥリアン!
高校時代に手に入れたヴァンサン・ダンディの楽譜
心惹かれるセヴラックの音楽
巻きリールに残されたショーソンの演奏
多彩なイメージを音楽にするパブロ・エスカンデ
アイスランドの作曲家、マグヌッソン
髙田三郎作品を通して想う
池内友次郎と藝大での授業
気取らず率直な中田喜直 
純粋で美しい精神の人、三善 晃
矢代秋雄の《協奏曲》と《ソナタ》
足の裏で大地を掴み取る間宮芳生の音楽
八村義夫 ~ぼそぼそと狂気のごとく狂おしく~
豊増門下の三羽烏 ~小澤征爾、末吉保雄、舘野泉~
心友、末吉保雄
独自の魅力を秘めた吉松隆作品
成熟と飛躍を遂げる平野一郎
谷川賢作と見続けるジャズの世界
湧き上がる想いを掬う、coba 
風を感じる梶谷修作品
躍動と沈黙が響き合う、久保禎作品
光永浩一郎の《サムライ》と出会って
林光の《花の図鑑・前奏曲集》
さまざまな左手ピアノ作品

◆第2部 旅は続く
ハイクポホヤの別荘
両親とのエピソード
海辺の母からのメッセージ
疎開の記憶とコキア
かつて演劇に出演したこと
息子ヤンネとヴァイオリン
シベリウスのピアノ録音
フィンランドのクリスマス
ムーミン作家トーベ・ヤンソン
ソ連演奏旅行
熱気に包まれたインド、密林が覆うラオス
ミャンマーでのコンサート
外交官で友であるコポネンと巡ったバリ島、ルーマニア、サラエボ
もう一度行ってみたい南米の国々
プラハにある2つのホール
琉球音楽と神々の気配
アイノラでのリサイタル ~秋篠宮両殿下をお迎えして~
ドイツの教会と南仏の酒蔵
ななつ星in九州 ~肥前、豊後の旅~
長野でのスダーンとの特別な協演

初出一覧