作曲家・矢代秋雄 特集|没後50年から生誕100年へ

作曲家・矢代秋雄が急逝してから50年。
音楽界はその間も絶えず歩みを進めてきましたが、彼の音楽はいまなお多くの人を虜にしています。

とりわけ近年は、国内外の名だたるアーティストによってたびたび演奏され、
改めて作品に熱いまなざしが注がれています。

なぜこれほどまでに矢代の音楽は人々を惹きつけるのか――
時代を超えて輝きを放つ作品と、その創作の源となった人間・矢代秋雄について、
さまざまな角度からご紹介していきます。

PROFILE

プロフィール

矢代秋雄

矢代秋雄(やしろ・あきお)

1929年9月10日―1976年4月9日

1929年東京生まれ。
東京音楽学校研究科修了。1951年~1956年、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院留学、ナディア・ブーランジェ、ジャック・ドゥ・ラ・プレール、オリヴィエ・メシアン他に師事。その後、東京藝術大学作曲科教授を務める。1976年急逝。

主要作品
「交響曲」、「チェロ協奏曲」(第9回尾高賞)、「ピアノ・ソナタ」、「ピアノ協奏曲」(1967年文化庁芸術祭奨励賞、第16回尾高賞)、他。

目次

矢代秋雄没後50年記念コンサート

ピアノ小品からアンサンブル作品、秩序ある《ピアノ・ソナタ》まで堪能できるオール矢代秋雄プログラム。
青柳いづみこ、田所光之マルセルによるピアノ・ソロ/連弾、フルートに多久和怜子、占部智美を迎えた《2本のフルートとピアノのためのソナタ》など、さまざまな編成で矢代作品を味わえる贅沢なひとときです。
(企画・構成:青柳いづみこ)

PUBLICATIONS

刊行物のご案内

新刊

矢代秋雄音楽論集 オルフェオの死

矢代秋雄音楽論集
オルフェオの死

矢代秋雄 著

夭逝の作曲家矢代秋雄が折々に綴った文章をまとめた論考集を復刊。音楽論、自作曲解説、演奏家論の3パートで、完璧を目指した作曲家の思索をたどる。

矢代秋雄 交響曲 新版

〔ミニチュア・スコア〕
矢代秋雄 交響曲 新版

矢代秋雄 作曲/沼野雄司 解説

2026年に没後50年を迎える矢代秋雄の代表作で、再演・録音頻度も高い人気曲。編成も大きく打楽器も多用され、またお神楽の太鼓的リズムが使われたりと、重厚かつ彩り豊かで、演奏家からも聴衆からも愛される、まさに名作である。
本新版は、2002年にミニチュア・スコアとして刊行されたもののリニューアルとなる。楽譜を新たに浄書し、より見やすい紙面となった。楽曲解説は沼野雄司。

これまでの刊行物

対位法

対位法

ピアノ協奏曲

〔ミニチュア・スコア〕
OGT-0305
矢代秋雄 ピアノ協奏曲

チェロ協奏曲

〔ミニチュア・スコア〕
OGT-0265
矢代秋雄 チェロ協奏曲

ヴィオラとピアノのためのソナタ

〔現代日本の音楽〕
ヴィオラとピアノのためのソナタ

ヴァイオリンとピアノのためのセレナーデ

〔現代日本の音楽〕
ヴァイオリンとピアノのためのセレナーデ

日本のソナタ

〔標準版ピアノ楽譜〕
日本のソナタ New Edition 解説付

24のプレリュード

ピアノのための
24のプレリュード

フルートの名曲

ランパル編
フルートの名曲1&2

オンデマンド楽譜

オンデマンド楽譜ラインナップ

HISTORY

年表

1929 — 1950
1929
昭和4年
0歳

9月10日、美術評論家・矢代幸雄の長男として東京、大森に生まれる。

1929 生後5カ月のころ
生後5カ月のころ
1932
昭和7年
3歳

妹・葉子誕生。

1932 七五三のころ
七五三のころ
1934
昭和9年
5歳

佐藤節子についてピアノを学び始める。

1935
昭和10年
6歳

端穂幼稚園に入園。

1935 ピアノのおけいこ
ピアノのおけいこ
1935 大森の家で両親・妹葉子と
大森の家で両親・妹葉子と
1936
昭和11年
7歳

4月、原尋常小学校に入学。

1937
昭和12年
8歳

作曲を始める。

1939
昭和14年
10歳

諸井三郎に師事し音楽理論の手ほどきを受ける。東京音楽学校の校内に併設された児童音楽園に入園、同期に千葉馨がいる。ここでのピアノの先生は富永瑠璃子。

1942
昭和17年
13歳

4月、暁星中学校に入学。

1942 上段右から2番目が矢代秋雄氏、左から2番目が井上二葉氏
上段右から2番目が矢代秋雄氏、左から2番目が井上二葉氏
1942 幼馴染の井上二葉氏(左)、妹の葉子さん(真ん中)と多摩川縁で
幼馴染の井上二葉氏(左)、妹の葉子さん(真ん中)と多摩川縁で
1943
昭和18年
14歳

橋本国彦に師事し作曲理論を学ぶ。

1945
昭和20年
16歳

4月、東京音楽学校作曲科(昭和24年より東京藝術大学音楽学部に改制)に入学:池内友次郎、伊福部昭に作曲を、川上きよ、豊増昇、レオニード・クロイツァーにピアノを学ぶ。
「ピアノのためのソナチネ」:藤井澄子に献呈。
ピアノのための24のプレリュード

1947
昭和22年
18歳

「ピアノ協奏曲」:園田高弘に献呈。
夜曲(ピアノのためのノクチュルヌ)」:井上二葉に献呈。昭和24年に改訂。

1947 東京音楽学校時代
東京音楽学校時代
1948
昭和23年
19歳

ピアノ三重奏曲」:卒業作品として作曲、橋本国彦に献呈された。
7月3日「ピアノ協奏曲」がピアノ矢代秋雄、金子登指揮東京音楽学校管弦楽部により演奏された。
「泰星学園泰星高等学校校歌」(作詩:堤清二)

1949
昭和24年
20歳

東京藝術大学音楽学部本科を首席で卒業、研究科へ進学。
2月25日卒業演奏会で「ピアノ三重奏曲」を演奏:ヴァイオリン島根育子、チェロ堀内静雄、ピアノ矢代秋雄、譜めくり間宮芳生、演奏指導渡邉暁雄。
ヴィオラとピアノのためのソナタ」:河野俊達に献呈。
ヴァイオリンとピアノのためのセレナーデ
舞踊劇「吉田御殿」(蘆原英了作):二代目花柳寿美の委嘱。6月、曙舞踊劇団と高田信一指揮のフィルハーモニー管弦楽団により東京劇場で上演。その音楽の一つが「荒武者の踊り」となる。
「国立病院医療センター付属看護学校校歌」(作詩:古屋かのえ)
「鎌倉アカデミア学生歌」(作詩:吉野秀雄、混声四部)

1949 東京音楽学校研究科進学の頃
東京音楽学校研究科進学の頃
1950
昭和25年
21歳

「交響的小品」
「ヴァイオリンとピアノのための3つの小品」:田中耕太郎に献呈。
「神奈川県立大磯高等学校校歌」(作詩:紫山武矩)

1951 — 1976
1951
昭和26年
22歳

3月、研究科修了。8月、フランス政府給費留学生として渡仏、パリ国立音楽院に入学:ナディア・ブーランジェにピアノ伴奏法、ジャック・ドゥ・ラ・プレルとアンリ・シャランに和声、ノエル・ギャロンに対位法とフーガ、トニー・オーバンとオリヴィエ・メシアンに作曲と管弦楽法を学ぶ。
ピアノ連弾のための古典組曲」:ヴェルレーヌ〈エピグラフ〉による。昭和31年に改訂。

1951 渡仏を前に両親・妹と大磯の家で
渡仏を前に両親・妹と大磯の家で
1952 パリ・コンセルヴァトワール留学時代ジャック・ドゥ・プレル先生の教室で
パリ・コンセルヴァトワール留学時代ジャック・ドゥ・プレル先生の教室で
1954
昭和29年
25歳

高等和声科の第一等賞、対位法とフーガおよびピアノ伴奏法の褒状を受く。
妹・葉子没。追憶のために「弦楽四重奏曲」の作曲にとりかかる。

1955
昭和30年
26歳

弦楽四重奏曲」を完成、卒業作品として提出。アンリ・バロー、フローラン・シュミットに認められ、1956年8月、パレナン弦楽四重奏団により初演、フランス国立放送局(RTF)から放送された。

1957 パレナン四重奏団と共にNHKの公開録音(音楽新聞社提供)
パレナン四重奏団と共にNHKの公開録音(音楽新聞社提供)
1956
昭和31年
27歳

8月、帰国。12月14日、日本現代音楽協会の演奏会で「弦楽四重奏曲」が日本初演され、〈毎日音楽賞〉を受賞。

1957
昭和32年
28歳

“王さまと私”NHK放送番組のための音楽。
「聖ステパノ学園園歌」(作詩:澤田美喜)

1958
昭和33年
29歳

交響曲」:〈日本フィル・シリーズ〉第一作として日本フィルハーモニー交響楽団の委嘱により作曲。6月9日同団の定期演奏会で指揮渡邉暁雄により初演、真の友情を持った理解者・大原総一郎に献呈。
2本のフルートとピアノのためのソナタ」:NHK委嘱。2月2日吉田雅夫、高橋安治、田辺みどりにより放送初演。4月24日〈深新会〉演奏会において同じメンバーて演奏会初演。
“人と狼”(中村光夫作・福田恆存演出、文学座)の音楽。
“法隆寺”、“古代の美”、“ドラムと少年”、“三菱日本重工”、“倉敷ビニロン”の映画音楽。
“On the Street Where You Live”NHK放送番組のための音楽。
「北海道上川郡東川小学校校歌」(作詩:清水重道)
健康のために羽仁五郎の奨めによってパレス乗馬倶楽部に入会。以後、唯一、最愛のスポーツとなる。

1959
昭和34年
30歳

「鎌倉市歌」(作詩:大木惇夫)、「鎌倉市民の歌」(作詩:本間一咲)
「別れのうた」(作詩:勝承夫)、「リンクは楽し」(作詩:勝承夫)
“飛鳥美術”、“家族会議”の映画音楽。
“秋の大和路”、“年輪の秘密”のテレビ音楽。
オネゲルの劇的オラトリオ〈火刑台上のジャンヌ・ダルク〉、ポール・クローデルの詩を安堂信也と共訳。

1960
昭和35年
31歳

チェロ協奏曲」:N響委嘱。6月29日杉並公会堂におけるNHKの公開録音で、チェロ堤剛、岩城宏之指揮のN響により演奏され、8月14日に放送初演。演奏会初演は同じ演奏者により9月19日ワルシャワの現代音楽祭で、続いて10月7日ローマでも演奏された。
夢の舟
「唱歌による管弦組曲」:NHK放送番組のための音楽。
“熱帯樹”(三島由紀夫作、文学座)の音楽。

1961
昭和36年
32歳

第9回〈尾高賞〉受賞、「チェロ協奏曲」による。3月13・14・15日第421回N響定期公演で、独奏堤剛、外山雄三指揮で日本初演。
ピアノ・ソナタ」:大原美術館創立30周年記念の委嘱。11月7日同館にて山岡優子により初演、大原総一郎に献呈された。
“電気の技術”の映画音楽。

1961 チェロ協奏曲日本初演、堤剛氏と日比谷公会堂の楽屋で
チェロ協奏曲日本初演、堤剛氏と日比谷公会堂の楽屋で
1962
昭和37年
33歳

4月23日、吉田五十八夫妻の媒酌により行待若葉と結婚。
独奏ピアノのためのカデンツァ」:ベートーヴェン・ピアノ協奏曲第3番、モーツァルト・ピアノ協奏曲ニ長調KV537。
「ねんとんねんとん」(作詞:サトウ・ハチロー)
“ぼくたちの修学旅行”の映画音楽。
“黒蜥蜴”(江戸川乱歩/三島由紀夫作、吉田史子プロ)の音楽。
この年より昭和41年にかけて、NHK-TV“みんなのうた”、“歌のメリーゴーラウンド”の番組に協力。これにより〈美しく青きドナウ〉、〈踊ろう楽しいポーレチケ〉、〈おおブレネリ〉、〈夏の山〉など合唱の名編曲を生む。

1963
昭和38年
34歳

10月、再びヨーロッパに渡り、シャルル・ブリュック指揮のパリ国立放送管弦楽団による「交響曲」パリ初演、「ピアノ・ソナタ」ローマ初演に立ち会う。
おすまし」、「いたずら
「野の花の姿」(作詩:羽仁もと子)、「ひので号の歌」(作詩:佐木敏)
“トスカ”(三島由紀夫作、文学座)の音楽。

1964
昭和39年
35歳

4月、帰国。「クリスマス・キャロル」:NHK委嘱、女声・童声・打楽器・ハープ・ピアノ・オルガンのためのカンタータ。
“東京オリンピック長編記録映画〈世紀の感動〉”の音楽。
“エレクトーン・メソードI-IV”(竹内剛、菅野真子との共著)

1965
昭和40年
36歳

対位法”(ノエル・ギャロン/マルセル・ビッチュ)の翻訳出版。
“岐阜国体”の映画音楽。

1967
昭和42年
38歳

ピアノ協奏曲」:NHK委嘱。7月10・11日NHK放送センターにおいてピアノ中村紘子、若杉弘指揮のN響により録音、11月5日放送初演され、1967年度〈文化庁芸術祭〉奨励賞を受賞。11月29日東京文化会館におけるN響臨時公演〈現代日本の作品のタベ〉で、ピアノ中村紘子、森正指揮により演奏会初演。
“シラノ・ド・ベルジュラック”(文学座創立30周年記念公演)の音楽。
“弾きながら学ぶエレクトーン”(竹内剛、菅野真子との共著)
“ランパル日本の旅情”レコードのための編曲。演奏はジャン=ピエール・ランパル(フルート)、アンサンブル・リュネール。
“ランパル愛奏曲集”レコードのための編曲。演奏はジャン=ピエール・ランパル(フルート)、井上二葉(ピアノ)。

1967 ピアノ協奏曲初演
ピアノ協奏曲初演
1967 ピエール・ランパル氏、井上二葉氏とレコーディングの打ち合わせ
ピエール・ランパル氏、井上二葉氏とレコーディングの打ち合わせ
1968
昭和43年
39歳

第16回〈尾高賞〉受賞、「ピアノ協奏曲」による。3月5・6日第500回N響定期公演において、ピアノ中村紘子、岩城宏之指揮で再演。
4月、東京藝術大学音楽学部助教授に就任。この間、ひきつづき桐朋学園大学講師を兼任。
“双頭の鷲”(ジャン・コクトー/三島由紀夫作、東横劇場)の音楽。
“水葬記”(寺山修司作)のテレビ音楽。

1968 同級生黛敏郎氏と
同級生黛敏郎氏と
1969
昭和44年
40歳

“マリー・アントワネット”(戸板康二作、新演劇人クラブ・マールイ)の音楽。
“わが友ヒットラー”(三島由紀夫作、浪漫劇場)の音楽。

1970
昭和45年
41歳

2月14日長女・東子誕生。
“ランパル=ラスキーヌ/日本の旋律”レコードのための編曲。演奏はジャン=ピエール・ランパル(フルート)、リリー・ラスキーヌ(ハープ)。
“ヨーロッパモデルコース”の映画音楽。

1971
昭和46年
42歳

“法隆寺献納宝物”の映画音楽。
“カセットによる音楽基礎講座3・ハーモニーのしくみ”(菅野真子との共著)

1972
昭和47年
43歳

吹奏楽のための祝典序曲・白銀の祭典」:札幌オリンピック冬季大会組織委員会委嘱。
東京放送児童合唱団の依頼により同団創立20周年記念公演のために〈コーヒー・カンタータ〉、〈トリッチ・トラッチ・ポルカ〉を編曲。
「ヴァイオリン協奏曲」のためのデッサン:7月、冒頭部分を完成、清書して署名。
むかしばなし」、「じゃんけんとび
“四国・九州の旅”の映画音楽。
“ラフマニノフ〈ピアノ協奏曲第2番〉の解説と註”

1973
昭和48年
44歳

“梅原龍三郎――北京”の映画音楽。
教育出版社の音楽教科書編集に参加。

1973 東京乗馬倶楽部で若葉夫人と乗馬を楽しむ
東京乗馬倶楽部で若葉夫人と乗馬を楽しむ
1974
昭和49年
45歳

4月、東京藝術大学音楽学部教授に就任。翌年、作曲科主任教授に推される。
「ほほづき棚」(作詩:加藤とも)、「こさめ」(作詩:中山知子)、「やきいも」(作詩:まど・みちお)、「小ぶね」(作詩:中山知子)、「つなひき」(作詩:中山知子)
「茨城県立佐竹高等学校校歌」(作詩:笹島登)

1974 三善晃氏と
三善晃氏と
1975
昭和50年
46歳

5月25日、父・幸雄84歳にて没。
8月より文部省小学校学習指導要領作成の協力者となる。
「第30回みえ国体式典曲集No.1」:三重秋期国体の音楽監督として。「式典序曲」、「讃歌」(作詞:遠藤周作)、「ファンファーレ」、「式典終曲」
「ほんとのともだち」(作詩:中山知子)、「あの子の国では」(作詩:中山知子)
「三重県立名張桔梗丘高等学校校歌」(作詩:藪田義雄)
“パイヤールによる日本の調べ”レコードのための編曲。演奏はジャン=フランソワ・パイヤール指揮パイヤール室内管弦楽団、リリー・ラスキーヌ(ハープ)、ジャック・シャンボン(オーボエ)。

1976
昭和51年

“作曲学”(文部省認定通信教育)
“新潟県立新潟向陽高等学校校歌」(作詩:藤田圭雄)、「聖マリア幼稚園園歌」(作詩:金川幸子)
デュボワ〈和声学〉(平尾貴四男訳)の校訂・増補にかねてから従事し、2月頃最終的な校閲の仕事に専心。
4月9日、心不全により急逝、46歳。横浜市東神奈川の成佛寺に眠る。

LIST OF WORKS

作品リスト

管弦楽作品
  • 1947 ピアノ協奏曲 (pf, orch)(未公表)
  • 1950 交響的小品 (orch)(未公表)
  • 1958 交響曲 (orch)
  • 1960 チェロ協奏曲 (vc, orch)
  • 1967 ピアノ協奏曲 (pf, orch)
室内楽・器楽作品
  • 1945 ピアノのためのソナチネ (pf)
  • 1945 ピアノのための24のプレリュード (pf)
  • 1946 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ (vn, pf)
  • 1947 ピアノのためのノクチュルヌ (pf)(1949改訂)
  • 1948 ピアノ三重奏曲
  • 1949 ヴィオラとピアノのためのソナタ (va, pf)
  • 1949 ヴァイオリンとピアノのためのセレナーデ (vn, pf)
  • 1949 荒武者の踊り (pf)
  • 1950 ヴァイオリンとピアノのための3つの小品 (vn, pf)(未公表)
  • 1951 ピアノ連弾のための古典組曲 (pf)(1956改訂)
  • 1955 弦楽四重奏曲
  • 1958 2本のフルートとピアノのためのソナタ (2fl, pf)
  • 1960 夢の舟 (pf)
  • 1961 ピアノ・ソナタ (pf)
  • 1962 独奏ピアノのためのガデンツァ (pf)
  • 1963 おすまし (pf)
  • 1963 いたずら (pf)
  • 1972 むかしばなし (pf)
  • 1972 じゃんけんとび (pf)
  • ? ピアノ・ソロ (pf)(未公表)
小品うた
  • 1959 別れのうた (vo, pf)
  • 1959 リンクは楽し (vo, pf)
  • 1962 ねんとんねんとん (vo, pf)
  • 1963 野の花の姿 (vo, pf)
  • 1963 ひので号の歌 (vo, pf)
  • 1974 ほほづき棚 (vo, pf)
  • 1974 こさめ (vo, pf)
  • 1974 やきいも (vo, pf)
  • 1974 小ぶね (vo, pf)
  • 1974 つなひき (vo, pf)
  • 1975 ほんとのともだち (vo, pf)
  • 1975 あの子の国では (vo, pf)
映画音楽
  • 1958 法隆寺
  • 1958 古代の美
  • 1958 ドラムと少年
  • 1958 三菱日本重工
  • 1958 倉敷ビニロン
  • 1959 飛鳥美術
  • 1959 家族会議
  • 1961 電子の技術
  • 1962 ぼくたちの修学旅行
  • 1964 東京オリンピック長編記録映画〈世紀の感動〉
  • 1965 岐阜国体
  • 1970 ヨーロッパモデルコース
  • 1971 法隆寺献納宝物
  • 1972 四国・九州の旅
  • 1973 梅原龍三郎――北京
  • 年代不明 一ツ瀬川
  • 年代不明 ピアノへの招待
放送音楽
  • 1957 王さまと私 (NHK)
  • 1958 On the Street Where You Live (NHK)
  • 1959 秋の大和路
  • 1959 年輪の秘密
  • 1960 唱歌による管弦組曲 (NHK)
  • 1962-66 NHK みんなのうた、歌のメリーゴーラウンド (NHK編曲)
  • 1964 クリスマス・キャロル (vo[女声、童声], perc, hp, pf, org)
  • 1968 水葬記 (寺山修司作)
舞台音楽(舞踊劇を含む)
  • 1949 舞踊劇「吉田御殿」 (蘆原英了作、二代目花柳寿美の委嘱)
  • 1958 人と狼 (中村光夫作、福田恆存演出、文学座)
  • 1960 熱帯樹 (三島由紀夫作、文学座)
  • 1962 黒蜥蜴 (江戸川乱歩/三島由紀夫、吉田史子プロ)
  • 1963 トスカ (三島由紀夫作、文学座)
  • 1967 シラノ・ド・ベルジュラック (文学座創立30周年記念公演)
  • 1968 双頭の鷲 (ジャン・コクトー/三島由紀夫、東横劇場)
  • 1969 マリー・アントワネット (戸板康二作、新演劇人クラブ・マールイ)
  • 1969 わが友ヒットラー (三島由紀夫作、浪漫劇場)
式典音楽
  • 1972 吹奏楽のための祝典序曲・白銀の祭典 (札幌オリンピック冬季大会組織委員会委嘱)
  • 1975 第30回みえ国体式典曲集No.1
    「式典序曲」、「讃歌」(遠藤周作作詞)、「ファンファーレ」、「式典終曲」
校歌・市歌
  • 1948 泰星学園泰星高等学校校歌
  • 1949 国立病院医療センター付属看護学校校歌
  • 1949 鎌倉アカデミア学生歌
  • 1950 神奈川県立大磯高等学校校歌
  • 1957 聖ステパノ学園園歌
  • 1958 北海道上川郡東川小学校校歌
  • 1959 鎌倉市歌
  • 1959 鎌倉市民の歌
  • 1974 茨城県立佐竹高等学校校歌
  • 1975 三重県立名張桔梗丘高等学校校歌
  • 1976 新潟県立新潟向陽高等学校校歌
  • 1976 聖マリア幼稚園園歌
  • 年代不明 岩手県花巻中学校校歌
レコード編曲
  • 1967 ランパル日本の旅情 コロムビア:OS-10007
  • 1967 ランパル愛奏曲集 コロムビア:OS-10008
  • 1970 ランパル=ラスキーヌ日本の旋律(1970) コロムビア:OS-2296
  • 1975 バイヤールによる日本の調べ コロムビア:OQ-7076
編集・著述
  • 1964 エレクトーン・メトードI-IV ヤマハ振興会
  • 1967 弾きながら学ぶエレクトーン ヤマハ振興会
  • 1967 ランパル・フルートの名曲 音楽之友社
  • 1971 カセットによる音楽基礎講座3・ハーモニーのしくみ 音楽之友社
  • 1972 ラフマニノフ〈ピアノ協奏曲第2番〉の解説と註 全音楽譜出版社
  • 1976 作曲学〔文部省認定通信教育〕 音楽教育研究所
随筆・その他
  • オルフェオの死
  • メシアンとブーレーズ
  • ブラームス試論の断片
  • 「ペレアスとメリザンド」に見る典型
  • 「ペレアスとメリザンド」雑考
  • 私のドビュッシー観の断章
  • ドビュッシーの音楽と標題
  • 誤解されたドビュッシー
  • ドビュッシーを現代に生かす
  • ペルルミュテルのこと
  • 二つの「マ・メール・ロワ」
  • ハイドン序説
  • 私のショパン
  • ウオツェック見聞記
  • 日本の聴衆
  • 音楽的「豊饒の海」論
  • ドラクロアとベルリオーズ
  • 作曲の早期教育
  • ラヴェル考
  • ジョリヴェに対する偏見
  • 春雑感
  • (自作を語る):弦楽四重奏曲・ピアノ協奏曲・2本のフリュートとピアノのためのソナタ・交響曲・チェロ協奏曲・ピアノソナタ
  • 二つの利点
  • 「野の花の姿」を作曲して
  • わが先達・わが仲間
  • 池内友次郎先生
  • 告白的三善晃論
  • 三善晃・交響三章・総譜
  • 間宮芳生さん
  • 大塚康生さん
  • 葉隠武士榛名ちゃん
  • 三宅榛名さん
  • メッセージ
  • 田中さんの魅力
  • 日本女声合唱団
  • エレクトーンコンクール選評
  • 木村かをりちゃん
  • 中村紘子ちゃん
  • 中村紘子の進境
  • 三千両トリオ
  • 続「三千両トリオ」
  • 須賀正枝独奏会
  • 田村宏リサイタル
  • パレナン弦楽四重奏団
  • ジャン・フルーネ
  • パ・コム・レ・ゾートル
  • ジャンヌのこと、そして綜合芸術
  • パリのジャンヌ、そして東京のジャンヌ
  • イベールを悼みつつ……
  • ポーランド国立大交響楽団
  • ミヨーと私
  • フランスの管楽器奏者
  • 完全な音楽家
  • ランパルの魅力
  • 「わが古典」曲目解説
  • 「連載放談」から
  • 「視点」から
  • 「発言」から
  • 洋楽百年とわたし
  • 室内楽は楽しむもの
  • 同級生交歓・黛敏郎
  • あの頃のこと
  • 夢声老逸事
  • 音楽教育
  • もっと、もっと、もっと……
  • 〈甘えの構造〉について
  • 音楽鑑賞についての私考
  • 海山の魅力
  • 富士山のこと
  • 乗馬
  • モードについて
  • 易と才女
  • ナマコと馬と音楽
  • 雪中の筍
  • 紙とお米と、そして
  • パリの味
  • 聖ベルナルドの奇蹟・ゴヤ
  • 夢幻の映像・谷崎潤一郎
  • 「雅楽」
  • 「メシアン」
  • 「くるみ割り人形」
  • 「就眠儀式」
  • 「ハムレット」へ
  • (対談):新作曲家論・富樫康
  • 矢代秋雄さんとの1時間・安堂信也
  • ドビュッシーを語る・船山隆
  • 作曲修行・谷川俊太郎
  • ロマン派ピアノソナタの特質・柳川守
  • ショパンの作品におけるフォルムとイデー・小林仁
  • 作曲の秘密・斎藤英美
  • 作品、演奏、批評・吉田雅夫、森正
  • 現代人とバッハ・皆川達夫、大木正興
  • バッハを語る・三瓶十郎、服部幸三
  • 私のリズム
  • コンセルヴァトワールの作曲科のこと
  • ピアノ協奏曲
翻訳(共訳を含む)
  • 1959 オネゲルの劇的オラトリオ〈火刑台上のジャンヌ・ダルク〉のポール・クローデルの詩 (安堂信也と共訳)
  • 1965 ノエル・ギャロン/マルセル・ビッチュ「対位法」 音楽之友社
校訂・増補
  • 1976 デュボワ〈和声学〉 (平尾貴四男訳)
    音楽之友社
編曲
  • 1972 コーヒー・カンタータ (東京放送児童合唱団依頼)
  • 1972 トリッチ・トラッチ・ポルカ (東京放送児童合唱団依頼)
  •   その他編曲多数
DISCOGRAPHY

矢代秋雄主要ディスコグラフィ

このディスコグラフィは、これまでに発売された矢代秋雄作品が収録されている主要なディスクをまとめたもので、完全に網羅したものではありません。初発売以降、形を変えて何度も発売されている音源もありますが、原則として2026年6月現在で最も新しく発売されていたCDを優先しています。カップリング変更等で再発売の際に収録されなかった録音については、過去に発売されたディスクを掲載しています(その場合、カップリングされている他の曲目が最新盤のディスクと重複している場合もあります)。吹奏楽コンクールで演奏されたライヴ盤は除外しています。既に入手不可能なディスクも多く含まれていますので、あらかじめご了承ください。
2026年6月現在、タワーレコードのオンラインショップで入手可能なディスクについては、URLを記載しています。
ディスク番号で特に記載のないものはCDですが、それ以外のものには番号の後にLP、DVDと追記しています。

〔略号等〕
(L)=ライヴ録音
(D)=デジタル録音
(S)=ステレオ(アナログ)録音
(M)=モノラル録音

fl=フルート / hp=ハープ / ob=オーボエ / p=ピアノ / sax=サクソフォーン / va=ヴィオラ / vc=チェロ / vn=ヴァイオリン

アンソロジー(複数のジャンルの楽曲が含まれているもの)

01_NYNG002

●①ピアノ協奏曲(1967) ②2本のフルートとピアノのためのソナタ(1958) ③ピアノ・ソナタ(1961)

■①中村紘子(p)森正指揮 NHK交響楽団 ②吉田雅夫、高橋安治(fl)田辺緑(p) ③山岡優子(p)

〈録音:①1967年11月(L) ②1958年2月(放送) ③1961年9月(L)〉

[ナクソス(S)(M)NYNG002]

02_KVX5507

●①弦楽四重奏曲(1955) ②ピアノ・ソナタ(1960) ③2本のフルートとピアノのためのソナタ(1958)

■①巌本真理弦楽四重奏団〔巌本真理、友田啓明(vn)菅沼準二(va)黒沼俊夫(vc)〕 ②安川加壽子(p) ③小出信也、野口龍(fl)矢代秋雄(p)

〈録音:①1968年4月 ②1964年9月 ③1968年7月〉

[ビクター(S)KVX5507]LP

管弦楽作品

03_OS3313

●交響曲(1958)

■渡邉曉雄指揮 日本フィルハーモニー交響楽団

〈録音:1962年4月〉

[コロムビア(S)OS3313]LP

ONTOMO

WebマガジンONTOMO記事

ヨーロッパ音楽に正面から挑み続けた矢代秋雄――沼野雄司