MUSIDOKU
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MUSIDOKU(ムジドク)

アントニー・カーンズ 作

数独、もしくはナンバー・プレイスの名称で親しまれているパズルの音符ヴァージョンである。9×9のマス目を簡単なルールに沿って1~9までの数字で埋めていく「ナンバー・プレイス」は、いわゆるリトゥン・パズルWritten Puzzleのひとつとして世界中にファンを獲得している。


 
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MUSIDOKU(ムジドク)Opus2

アントニー・カーンズ 作

数独、もしくはナンバー・プレイスの名称で親しまれているパズルの音符ヴァージョン、第2弾である。今回は、登場する記号が14種に増え、それぞれのパズルによって、使う9個の記号の組合せが違う設定になっている。前作同様、難易度に応じて、「Tuning up」「Moderato」「Rigoroso」「Virtuoso」「Maestro」の5段階、計44題のパズルが収載されている。

ルール

1.A列に注目
同じ列に同じ記号は重複しないので、A5とA7に入るのは、[8分音符]か[16分音符]のどちらかです。でも縦の第7行を見てみると、D7に[16分音符]がすでに入っていますから、A7には[8分音符]しか入れることができないとわかります。するとA5は残った[16分音符]ということになります。

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2.縦第7行に注目
同様にB7とF7に入るのは[2分音符]か[ヘ音記号]のどちらかです。でもF6にはすでに[ヘ音記号]が入っていますから、F7には[2分音符]しか入りません。するとB7が[ヘ音記号]ということになります。

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3.F列に注目
同様にF5とF9に入るのは[8分音符]か[フェルマータ]のどちらかです。3×3のブロックにも記号は重複しないルールなのですが、中央のブロックでは、D4にすでに[フェルマータ]がありますから、F5には[フェルマータ]を入れることができません。すると必然的にF5が[8分音符]、F9が[フェルマータ]になることがわかります。

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4.右中ブロック(D7~F9)に注目
E8、E9を含むこのブロックを見てみると、空いている2つのマスE8、E9には[4分音符]か[8分音符]のどちらかしか入らないことが分かります。しかし、I8にすでに[8分音符]がありますので、E8には[4分音符]しか入れることができません。すると、E9は必然的に[8分音符]です。

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5.
以後、同じ要領で、C列のC1とC6、G列のG4とG9、I列のI3とI5、縦第8行のB8とH8、縦第9行のB9とG9、左上ブロックのB2とC1、右上ブロックのB8とB9、右下ブロックのG9とH8を埋めていくことができます。

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6.
だんだん埋まってきました。同じ要領で縦第1行のE1とH1、縦第3行のD3とH3、縦第4行のE4とH4、縦第6行のB6とE6を埋めていきましょう。

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7.
あとは簡単。E列に注目すれば、E2に残されているのは[ヘ音記号]だけです。最後のB5、D2、D5、H2、H5という5つのマスは、B列・D列・H列・縦第2行・縦第5行で考えても良いのですが、それぞれのブロックごとに一つずつ空いているわけですから、3×3のブロックごとに見ていけば、あっという間に解けました!

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