レコード・アカデミー賞　受賞ディスク一覧　2021年度

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2021年度第59回レコード・アカデミー賞決定

【大賞】
ブラームス：ピアノ協奏曲第1番、同第2番
アンドラーシュ・シフ(p、指揮)エイジ・オヴ・インラトゥンメント管［ECM］
【大賞銀賞】
J.S.バッハ：ヨハネ受難曲
鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパン、ほか［BIS］
【大賞銅賞】
ブラームス：ヴィオラ・ソナタ第1番、同第2番、ほか
アントワン・タメスティ(va)セドリック・ティベルギアン(p)ほか［ハルモニア・ムンディ］

　2021年度第59回レコード・アカデミー賞（選定委員長：金子建志／全16部門）が10月24日と11月21日の2回にわたる選定委員会を経て、決定いたしました。

　大賞にはアンドラーシュ・シフ（ピアノ、指揮）、エイジ・オヴ・インライトゥンメント管弦楽団によるブラームスのピアノ協奏曲第1番、同第2番［ECM］、大賞銀賞には鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパンによるJ.S.バッハの《ヨハネ受難曲》［BIS］、大賞銅賞にはアントワン・タメスティ（ヴィオラ）、セドリック・ティベルギアン（ピアノ）ほかによるブラームスのヴィオラ・ソナタ第1番、同第2番ほか［ハルモニア・ムンディ］が、それぞれ選出されました。
　選出経過などの詳細は、『レコード芸術』2022年1月号（12月20日発売）をご覧ください。

　レコード・アカデミー賞は、わが国の音楽文化の向上に資する目的を持って、音楽之友社が1963年（昭和38年）に創設したもので、１年間に国内のレコード会社から発売されたクラシック・レコードのうち、弊社『レコード芸術』誌「新譜月評」（2021年度は2021年１月号～12月号）で高い評価を得たものの中から、部門ごとに演奏や録音などの最も優れたディスクを選定し、発売レコード会社を表彰するものです。回を重ねるごとに多大の成果をあげ、海外を含め各方面からご注目いただいております。

　2021年度の選定は、以下の27名の選定委員により行なわれました。

◎選定委員長＝金子建志
●交響曲部門＝金子建志／諸石幸生／満津岡信育
●管弦楽曲部門＝藤田由之／増田良介／浅里公三
●協奏曲部門＝岡部真一郎／相場ひろ／大木正純
●室内楽曲部門＝大木正純／中村孝義／那須田務
●器楽曲部門＝那須田務／草野次郎／岡部真一郎
●オペラ部門＝國土潤一／小畑恒夫／堀内　修
●声楽曲部門＝堀内　修／城所孝吉／國土潤一
●音楽史部門＝美山良夫／矢澤孝樹／那須田務
●現代曲部門＝長木誠司／白石美雪／石田一志
●[特別部門]吹奏楽／管・打楽器＝後藤　洋／西村　祐
●[特別部門]ビデオ・ディスク「コンサート＆ドキュメンタリー」＝小宮正安／山崎浩太郎
●[特別部門]ビデオ・ディスク「舞台＆劇作品」＝小畑恒夫／小宮正安
●[特別部門]録音＝石田善之／山之内正
●[特別部門]企画・制作＝浅里公三／満津岡信育／中村孝義
●[特別部門]特別賞＝浅里公三／満津岡信育／中村孝義
●[特別部門]歴史的録音＝浅里公三／満津岡信育／中村孝義

2021年度第59回「レコード・アカデミー賞」受賞ディスク一覧
　※丸数字は本誌月評掲載月号。

大賞　協奏曲部門

ブラームス：ピアノ協奏曲第１番，同第２番