2018.05.09
第9回音楽之友社・音楽療法セミナーへのお誘い
※本セミナーは台風のため中止とさせていただきます。
第9回音楽之友社・音楽療法セミナーへのお誘い
保育・療育・小学校教育・特別支援教育に関わる方々のために
音楽「を」から 、音楽「で」学ぶへ、より深い音楽教育への試み
~新学習指導要領をふまえ「音楽」の創造的活動を目ざして~
2012年から毎年8月に開催し、たくさんの皆さまに好評を博している、仙台在住の音楽療法士・髙山仁先生による音楽療法セミナーが、夏の弊社音楽指導セミナー(8/7~8)に連動する日程で今年も開催されます!
今回のテーマは、「保育・療育・小学校教育・特別支援教育に関わる方々のために 音楽「を」から 、音楽「で」学ぶへ、より深い音楽教育への試み ~新学習指導要領をふまえ「音楽」の創造的活動を目ざして~」。
高山先生からは以下のようなお言葉を頂戴しています。
『主体的・対話的で深い学び』この文言は、新学習指導要領の改訂のポイントであり、奇しくも「人間と音楽」との関わりに酷似しています。今回、第9回目の音楽療法セミナーを開催するにあたり「テーマはこれだ!」と即決定しました。
「音楽」は、人類が言葉を獲得してからも言葉とは違う機能をもつ「表現メディア」として発展してきました。そこに「音楽」の本質的意味があり、「表現」の本質である「自己」を表現するという大きな意味があるものと思われます。『音楽「で」学ぶ』とは、そういった意味が込められています。教育としての「音楽」とは、まさに新指導要領が目ざす『「心技体」にわたる「生きる力」を子ども達に育むため』と述べ、1知識及び技能、2思考力、判断力、表現力等、3学びに向かう力、人間性等の三つの柱で再整理している実現しようとしている教育としての「音楽」の目標と思われます。音楽は単なる思考の道具でなく「知・情・意」の統合的表現メディアとして、「生きる力」に貢献できるでしょう。
具体的に注目すべき点は、小学校の教科書に「沖縄や日本音階など」を使用しての創造的活動が導入されたことです。この活動は子どもの音楽療法においては定番の活動であり、子ども達は安定的なドローンやオスティナートなどの伴奏の上で「自分なりのリズムやメロディ」を創作し表現します。そこに、自己を表現するという「生きる力」の源となる自己実現の「体験」が設定されているのです。この意味ある音楽教育のスタイルを是非、先生方にも体験していただきたいと思います。ご参加を心からお待ちします。
■第9回音楽之友社・音楽療法セミナー 保育・療育・小学校教育・特別支援教育に関わる方々のために 音楽「を」から 、音楽「で」学ぶへ、より深い音楽教育への試み ~新学習指導要領をふまえ「音楽」の創造的活動を目ざして~ | |
日 時: | 2018年8月9日(木)10:00~15:30(9:30受付開始) |
会 場: | 文京シビックホール 地下多目的室(後楽園駅・春日駅直結) |
講 師: | 髙山仁(日本音楽療法学会理事 認定音楽療法士) 17歳より音楽の道に入る。1975年国立音楽大学声楽学科を卒業、同年(株)河合楽器製作所に入社。同社音楽教育事業部仙台支部にて、専門講師を経て指導主事となる。1997年に退社し、たかやま音楽療法研究所を設立。その後、2002年に宮城教育大学大学院教育研究科障害児教育専攻を修了し、現在は、たかやま音楽療法研究所を主宰、主に発達障害児の音楽療法を実践。また、宮城教育大学非常勤講師、宮城県立支援学校外部専門講師を務め、後進の指導にあたる一方、講演活動も精力的に行っている。日本音楽療法学会 研修・講習委員会 委員長 著作:「生きる力」をはぐくむ音楽活動『みんなで音楽』音楽之友社 他 |
参加費: | 3500円(+テキスト代別途) |
テキスト: | 〔『the ミュージックセラピー』実践ハンドブック〕 『特別支援教育・保育・音楽療法のために みんなで音楽 「生きる力」をはぐくむ音楽活動』 髙山仁 作編曲・著(事前にお求めいただきますようお願い申し上げます)) |
定 員: | 60名 |
申込み: | メールにて |
宛先: | ontomo_mt@ongakunotomo.co.jp |
件名: | 「音楽之友社 第9回音楽療法セミナー 申込み」 ①お名前(ふりがな) ②お電話番号(日中連絡可能なもの) ③ご住所 ④メールアドレス ⑤ご職業 を明記のこと |
問合せ: | 音楽之友社出版部「ミュージックセラピー」係 |
TEL: | 03-3235-2631 |
●皆さまの参加を心よりお待ちしております