内容紹介
テキストは佐々木幹郎の詩文集『瓦礫の下から唄が聴こえる』(2012年、みすず書房)と詩集『明日』(2011年、思潮社)に収録の3編。東日本大震災からの復興と再生への祈りを込めた作品。2017年2月11日(紀尾井ホール)しらたま 第4回演奏会(指揮:岸信介/ピアノ:法嶋晶子)にて委嘱初演された。
〈Ⅰ. 鏡の上を走りながら〉…死者の言葉を代弁するかのようなはかなさと透明感のある詩句で、多くの死に直面した生者の心情を表現した作品。
〈Ⅱ. 明日(あした)〉…繰り返される詩句「あした」がエコーのように作曲されている。言葉のリフレインは次第に輝きを増し、新たな季節を運んでくる。声の音色を変化させる技量のある合唱団には歌う応えのある作品。
〈Ⅲ. 風のなかの挨拶〉…ひたすら躍進する音楽。哀しみの3月を超え、芽吹きの季節へ。輝かしいピアニズムと伸びやかな歌による生命へのオード。
復興祈念演奏会などの機会にはもちろんのこと、中級以上の女声合唱団の演奏会などにふさわしい深みのある作品。
[難易度]中級 [対象]一般合唱団
●全曲続けての視聴(Youtube再生リスト)はこちら
〈Ⅰ. 鏡の上を走りながら〉…死者の言葉を代弁するかのようなはかなさと透明感のある詩句で、多くの死に直面した生者の心情を表現した作品。
〈Ⅱ. 明日(あした)〉…繰り返される詩句「あした」がエコーのように作曲されている。言葉のリフレインは次第に輝きを増し、新たな季節を運んでくる。声の音色を変化させる技量のある合唱団には歌う応えのある作品。
〈Ⅲ. 風のなかの挨拶〉…ひたすら躍進する音楽。哀しみの3月を超え、芽吹きの季節へ。輝かしいピアニズムと伸びやかな歌による生命へのオード。
復興祈念演奏会などの機会にはもちろんのこと、中級以上の女声合唱団の演奏会などにふさわしい深みのある作品。
[難易度]中級 [対象]一般合唱団
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曲目
- 1 鏡の上を走りながら(ca.5'20”) 【女声3部合唱/伴奏:ピアノ】 作詞:佐々木幹郎 / 作曲:信長貴富
- 2 明日(ca.3'50”) 【女声3部合唱/伴奏:ピアノ】 作詞:佐々木幹郎 / 作曲:信長貴富
- 3 風のなかの挨拶(3'40”) 【女声3部合唱/伴奏:ピアノ】 作詞:佐々木幹郎 / 作曲:信長貴富