内容紹介
校歌や合唱曲、童謡などの作詞を多数手がけた宮澤章二が若者へ向けて書いた詩に、山下祐加が鮮やかな音色で付曲した混声合唱組曲。2024年3月3日(オーバード・ホール(富山市芸術文化ホール)中ホール)合唱団「樂音樹」 第11回演奏会(指揮:森井淳/ピアノ:竹内佳代)にて委嘱初演された。「メッセージ性を持った詩」を委嘱のテーマに掲げ、東日本大震災の際にCMに使われた言葉が話題となった宮澤章二の3篇の詩が選ばれた。いずれも多感な思春期を過ごす中学生のために書かれた詩であるが、困難な今の時代にこそ、全世代に歌ってほしい内容である。「はるかな祖先から流れ続けてきた」「人間のいのちの根源」である“勇気”を歌い、大きな希望を与えてくれる作品。3曲から成る組曲に加え、同時期に作曲された〈いつでも そこに〉も収録。それぞれの居場所の大事さを語るア・カペラの優しい小品で、身近なステージで愛唱歌として歌ってほしい。
[難易度]初級~中級 [対象]中学生・高校生・大学生・一般合唱団
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[難易度]初級~中級 [対象]中学生・高校生・大学生・一般合唱団
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曲目
- 1 勇気の系譜(ca.4'00") 【混声4部合唱/伴奏:ピアノ】 作詞:宮澤章二 / 作曲:山下祐加
- 2 青春前期(ca.3'20") 【混声4部合唱/伴奏:ピアノ】 作詞:宮澤章二 / 作曲:山下祐加
- 3 さようならをいうまえに(ca.4'00") 【混声4部合唱/伴奏:ピアノ】 作詞:宮澤章二 / 作曲:山下祐加
- 4 いつでも そこに(ca.2'00") 【混声4部合唱/伴奏:無伴奏】 作詞:宮澤章二 / 作曲:山下祐加