内容紹介
1965年の『交響曲第1番』、1969年の『管弦楽のための前奏曲』(ともに音楽之友社刊)に続く、1969年作曲の大阪万博松下館委嘱作品。15分におよぶ豊かな音の大伽藍が、40代を迎えた一人の作曲家の創作的充実を告げる。
若杉弘指揮、読売交響楽団、東京混声合唱団による演奏がその他の代表作と併せて2枚組CD『松村禎三の世界』(タワーレコード/ビクター・ヘリテージ・コレクション、NCS589-590)として2007年に発売された。
それまでの作品で切り拓かれた独自の書法が敷衍・拡張され、独自の世界へと昇華された本作は、作品の被献呈者である長広敏雄氏の喜寿記念論文集「アプサラス」(1985、音楽之友社刊)にも自筆譜が掲載・出版されたことがあるが、浄書譜での出版は今回が初となる。作曲から半世紀近くを経ての、待望の新刊。
若杉弘指揮、読売交響楽団、東京混声合唱団による演奏がその他の代表作と併せて2枚組CD『松村禎三の世界』(タワーレコード/ビクター・ヘリテージ・コレクション、NCS589-590)として2007年に発売された。
それまでの作品で切り拓かれた独自の書法が敷衍・拡張され、独自の世界へと昇華された本作は、作品の被献呈者である長広敏雄氏の喜寿記念論文集「アプサラス」(1985、音楽之友社刊)にも自筆譜が掲載・出版されたことがあるが、浄書譜での出版は今回が初となる。作曲から半世紀近くを経ての、待望の新刊。
曲目
- 1 飛天(アプサラス) 【スコア(弦楽オケ+女声合唱+チェンバロ+ピアノ+ハープ2台+チェレスタ+打楽器)】 作曲:松村禎三