内容紹介
「ヴァイオリン学習者が最初に取り組むエチュード」として学習者必携の王道教材であるカイザー教本が多くの要望の声を受け復刊。最大のポイントは、他では手に入らない伴奏譜(第2ヴァイオリン/ピアノ)の存在。第2ヴァイオリンで先生とデュオ、またピアノがあればピアノ伴奏でさらに充実したアンサンブルができる。退屈と思われがちなカイザーをアンサンブルすることで飽きずにレッスンでき、また「ハーモニー感の欠如」が問題となっているヴァイオリン学習者の一助となろう。第1巻は、第1ポジションの仕上げを目指すための緻密な構成がなされている。第2ヴァイオリンやピアノ・パートを見れば、カイザーの本来の意図をより深く読みとることができ、山岡氏による各練習曲に対する惜しみない研究が反映された解説も必見。他にはないカイザー解釈に触れることができる。
曲目
- 1 ヴァイオリンのための36のエチュードより Op.20(1~12番) 【ヴァイオリン二重奏/伴奏:ピアノ】 作曲:カイザー / 編曲:山岡耕筰