『教育音楽・小学版』で好評連載された「コミュニケーションを育てる音遊び」を加筆・再構成。著者による実践例として、“音遊び”授業の「出前体験記」も併載。自分の声や身体、石や木、紙など身近な素材を使って、手順を問わない自由な遊びを楽しむ。

プロローグ

Ｐａｒｔ１　音遊びの出前授業
　Part１のねらい
　子どもが先生になる時
　考えることがいちばん！
　先生と生徒が宝物を共有する島
　まとめ―校内出前授業の勧め

Ｐａｒｔ２　コミュニケーションを育む音遊び
　Part２のねらい
　ウォーミングアップから始めよう―ストップ＆ゴー
　ウォーミングアップ―気配でゴー
　息遊びをしてみよう―息を届ける
　息遊び―息をコントロールする
　声遊びをしよう―視覚を利用する
　風船声遊び―自分の声に目覚める
　ボディパーカッションで自分の体の音に出会おう
　どこでも誰とでもできるアンサンブル―ボディパーカッション
　まとめ―コミュニケーションツール！

Ｐａｒｔ３　素材から音楽へ
　Part３のねらい
　石で遊ぼう
　石のアンサンブル―ストーン・ミュージシャンになろう
　缶遊びから缶笛へ
　缶で遊ぶ―スチールドラム隊になろう
　水の音で遊ぼう
　水の音を演奏しよう
　木で遊ぼう―クラベスを作る
　木で遊ぶ―シロフォンでアンサンブル
　紙で遊ぼう―紙の楽器を作る
　新聞紙で遊ぼう
　紙テープで遊ぼう
　まとめ―素材はどこにでもある！

Ｐａｒｔ４　知覚的素材から音楽へ
　Part４のねらい
　形で遊ぼう―形探し
　図形楽譜で遊ぼう
　色で遊ぼう
　吹き絵で遊ぼう
　数字で遊ぼう
　サイコロでメロディーをつくろう
　文字で遊ぼう
　言葉で遊ぼう
　言葉アンサンブルで遊ぼう
　まとめ―他教科と結びつける！

エピローグ