• ムジカノーヴァ 2016年3月号

雑誌 ムジカノーヴァ

ピアノを教える人、学ぶ人の雑誌

ムジカノーヴァ 2016年3月号

  • すごい街の先生2016 生徒が伸びる!実話をもとにした物語
  • 今月の1曲:チャイコフスキー ひばりの歌 0p.39-22 ~子供のアルバム
定価
922円 (本体838円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2016年2月
JANコード
4910085190366
商品コード
181603

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内容紹介

[特集]
すごい街の先生2016 生徒が伸びる!実話をもとにした物語

◆実話をもとにした物語
 やってみなきゃ、始まらない!
 ピアノ指導者 由美子の挑戦(山本美芽)
 “すごい街の先生”3人から“生徒が伸びた”指導事例等をうかがい、それらをもとにピアノ教室を舞台にした架空の師弟物語に仕上げました。
◆すごい街の先生方
 事例をご提供いただいた3人の先生方からのメッセージ。
・自分に足りない点は何か、考え続ける(石井なをみ)
・幼児期からステージ経験を積める環境づくりを(石黒加須美)
・選ばれる教室になるには、努力が必要(西松亜紀子)

[今月の1曲]
チャイコフスキー ひばりの歌 Op.39-22 ~子供のアルバム

[今月の1曲 連動企画]
◆音楽ミュージアム 春を告げる鳥、ひばり(湯浅玲子)
 「今月の1曲」に関連する絵や写真を掲載し、作曲家の生涯や作品の時代背景など、幅広い知識を提供する「ふりがな」付き「読み物教材」。今月号では、ひばりの写真と春のロシアの風景を描いた絵画を掲載しました。
◆鳥の声は、作曲家のあこがれ(轟 千尋)
 ヴィヴァルディ、チャイコフスキー、ハイドンなど、多くの作曲家が鳥の声を音楽にしています。譜例を見ながら、それぞれの作曲家がどんなふうにその声を表現しているかを観察する“ふりがな付き”「読み物教材」。
◆誌上講座① アナリーゼ
 音楽からひばりの鳴き声や動きをイメージしてみよう(秋末直志)
 音楽の骨格だけを取り出した譜例を掲載して、軸となる音とその流れを意識することで、楽譜を知的に読んでいくプロセスを学びます。
◆誌上講座② 演奏・指導法
 チャイコフスキーの全世界がミニチュア化された《子供のアルバム》(水田 香)
 昨年、北欧2ヵ国とドイツのピアノ教育を視察した折に、音楽を総合的に捉える力の育成が今後の日本のピアノ教育に必要だと感じた筆者。《子供のアルバム》が作曲された背景を分析し、さらに曲ごとに指導のポイントを解説していきます。
◆練習課題① ソルフェージュ(荒尾岳児)
 「今月の1曲」の演奏をより豊かなものにするためのソルフェージュ。今回は、「感じにくい拍子」「加線の多い音型」「連続して動く和音」に注目した課題を掲載しています。
◆練習課題② エチュード(奥村 真)
 「今月の1曲」を演奏する際に必要となるテクニックを身につけるためのエチュード集。技術的難所等を弾きこなすためのミニエチュードを各種掲載しています。
◆ペーパークラフト チャイコフスキー
 色を塗って切り抜き、1ヵ所のり付けするだけで完成する簡単なペーパーラフトの第4弾です。

[巻末とじ込み]
◆今月の楽譜②-1、②-2 かっこう連弾メドレー(轟 千尋)
 かっこうの鳴き声が入っている作品を集めたメドレー連弾楽譜。曲の変わり目で奏者を交代すれば、リレー連弾として楽しむこともできます。カラーページ「鳥の声は、作曲家のあこがれ」と併せてご活用ください。

[付録]
◆PIANOポストカード
 この号と先月号の表紙がポストカードに! 隔月で付録に登場します。

[トピックス]
◆ファツィオリ
 創始者がいまも技術革新を続ける
 イタリアのピアノ・メーカー(荒木淑子)
 メソッド「ピアノランド」の発刊25周年を前にスタートした樹原涼子先生による新しい公演シリーズ。今回は、その第4回で取り上げる名器「ファツィオリ」の歴史とその魅力を探訪します。
◆小倉貴久子インタビュー(中嶋恵美子)
 2014年6、7月号に掲載した、フォルテピアノ奏者の小倉貴久子さんのインタビュー。4時間におよんだ取材のうち、収録できなかった話をお届けします。
◆第17回 ショパン国際ピアノコンクール in ASIA
 1月に行われた同コンクールのプロフェッショナル部門 アジア大会の模様をレポートしています。
◆豊かな表現を可能にする技術 後編(関野直樹)
 「ムジカノーヴァ ピアノの先生応援セミナー(On-Demand)」連動企画の後編。技術的な課題に悩み、リスト音楽院で基礎から学び直したピアニストが、ピアノ演奏時の身体の使い方の基本を、多数の写真を使ってわかりやすく解説します。

[連載]
◆コレに注目!
 グッズ、グルメ、楽器等々、注目のアイテムを紹介していきます。今回はドイツの幸運のお守り「ラッキーコイン」。
◆プロフェッサー探訪 ローラン・カバッソ(堀江昭朗)
 国内外の大学で教鞭をとる教育者へのインタビューシリーズ。第18回は、ストラスブール地方音楽院教授のローラン・カバッソ氏。昨年のショパン国際ピアノ・コンクールで優勝したチョ・ソンジンの師の一人でもある氏に、自身のピアノ歴を振り返りながら、指導において心がけていること等を語っていただきました。
◆ムジカばーばの それ、気になるわ。(吉田しんこ)
 ピアノの先生応援キャラクター「ムジカばーば」が、気になる人や場所、イベント等を訪ね歩く隔月連載。イラスト中心のレポートには、「ばーば」の鋭い観察力が存分に発揮されています。今回はオーダーメイドドレスのショップを訪ねました。
◆プリャシュケーヴィチ先生のウローク(池田 滋)
 ロシアに短期留学を果たした筆者が現地で聴講したレッスンを誌上で再現する隔月連載。今回はレッスンではなく、グネーシン音楽学校の創設者、エレーナ・グレーシナの生き方、考え方を紹介します。
◆あんな話・こんな話(秋末直志)
 短いコラムの中に、レッスンのヒントがぎっしり。先生の説明力アップをお手伝いします。
◆ムジカをめぐる旅(江口文子)
 門下から国際的に活躍する数多くのピアニストを輩出している筆者による、新感覚の“読んで旅する”西洋音楽の歴史。読み手の想像力を刺激する語り口です。
◆対談 御木本澄子×酒井直隆
 ピアノ奏法とピアニストの手(酒井直隆)
 フィンガー・トレーニング研究者と音楽家専門外来医による対談。ピアノを「演奏する手」のあり方を、科学的な観点も交えながら考えていきます。
◆楽譜調査室(福田りえ/伊藤康英)
 「調査1」は「発表会の曲」。障がいの有無に関わらず、明るく、楽しくレッスンできることを心がけている福田りえ先生に、発表会の選曲方法についてうかがいました。
 「調査2」の「オントモ楽譜情報」では、伊藤康英氏の『ぐるぐるピアノ トラベルブック』をご紹介。「ぐるぐるピアノ」の演奏法を改めて解説いただき、さらに今回の楽譜の特徴や、おすすめ曲等をご紹介いただきました。
◆ピアノの先生コミュニティ訪問
 ピティナ大阪城ステーション(中田元子)
 ピアノの先生たちの活動内容やメンバーの素顔を紹介。今回ご登場いただいたのは「ピティナ大阪城ステーション」の先生方。「ココが知りたい!」では、代表の中田元子先生に、音楽で地域を盛り上げる活動をスタートさせた経緯等を教えていただきました。
◆今月のプレトーク 古畑由美子(堀江昭朗)
 今、もっとも注目したいアーティスト、教育者などにインタビューします。
◆ムジカ ザ スポットライト(イリヤ・イーティン/スギテツ)
 今話題のあの方から、「ムジカノーヴァ」読者へ向けたメッセージをお届けします。
◆生徒と見たい聴きたいCD&DVD(百瀬 喬)
 最近リリースされた音楽ソフトからピアノ教室におススメの1枚をご紹介します。
◆ムジカ図書館(山本美芽)
 ピアノ教本研究家が、指導者・学習者双方に役立つ本をご紹介します。
◆簡単! 便利! デジタルなレッスン
 レッスン中に出合う様々な言語で書かれた音楽用語。その意味を簡単に調べられる「6か国語音楽用語辞典」のアプリ版を紹介します。
◆演奏会批評
 2015/11/15~12/21の演奏会より(雨宮さくら、大久保 賢、小倉多美子、白石知雄、原 明美、伴 玲児、道下京子、横原千史)
◆ムジカばーばの 突撃!となりのレッスン室(岩嶺尚江、吉田しんこ)
 ピアノ指導において大切なことを、ムジカばーば(ピアノの先生応援キャラクター)が日本中を旅しながら全国各地の先生方へ伝えていきます。
◆ムジカ情報館
 「セミナー」(2/25~3/31)と「コンクール&オーディションetc.」(予選・第1次選考・音源審査etc.:6/1~6/30)

[教材]
◆楽譜
 音の宝石箱~大人のピアノ~(佐土原知子、戸田 愛)
 「オシャレな大人テイストアレンジ」をコンセプトとした、大人向けのポピュラーピアノ楽譜の隔月連載。今月の曲は《朧月夜》。

[巻末とじ込み]
◆今月の楽譜① 
 ベスのピアノ物語 2ndシーズン(スーパーキッズ)
 「ベスのピアノ物語」2ndシーズン【オカピさんの魔法の五線紙】では、誰もが知っている童謡が素敵なピアノ曲に大変身します。今月の曲は、《さくら幻想曲②》。

3月号で取り上げた曲一覧
※「今月の1曲」以外の作品(括弧内は取り上げた記事のタイトル)
アメリカ民謡(伊藤康英 編曲):ぐるぐるピアノ トラベルブックより《わらの中の七面鳥》1、2(楽譜調査室)
ヴィヴァルディ:協奏曲集『四季』より《春》《夏》各第1楽章(鳥の声は、作曲家のあこがれ)
岡野貞一:朧月夜(音の宝石箱)
ガーシュウィン(伊藤康英 編曲):ぐるぐるピアノ トラベルブックより《ラプソディ・イン・ブルー》(楽譜調査室)
グリンカ/バラキレフ:《ひばり》(鳥の声は、作曲家のあこがれ)
サン=サーンス:『動物の謝肉祭』より《森の奥のかっこう》(鳥の声は、作曲家のあこがれ&今月の楽譜②)
ショパン(伊藤康英 編曲):ぐるぐるピアノ トラベルブックより《別れの曲》(楽譜調査室)
ダカン:《かっこう》(今月の楽譜②)
チャイコフスキー:『子供のアルバム』より《6.病気のお人形》
日本民謡:さくら幻想曲(今月の楽譜①)
ハイドン:弦楽四重奏曲 第67番《ひばり》ニ長調 Op.64-5 第1楽章(鳥の声は、作曲家のあこがれ)
ベートーヴェン:交響曲 第6番《田園》第2楽章(鳥の声は、作曲家のあこがれ)
ボロディン(伊藤康英 編曲):ぐるぐるピアノ トラベルブックより《ダッタン人の踊り》(楽譜調査室)
ヨナーソン:かっこうワルツ(鳥の声は、作曲家のあこがれ&今月の楽譜②)
レスピーギ:組曲『鳥』より《かっこう》(鳥の声は、作曲家のあこがれ&今月の楽譜②)