• 音と響きの基礎知識

書籍 理論・専門書

音と響きの基礎知識

音楽にたずさわるすべての人々へ

岩崎真岩下哲也田原靖彦中村俊一

定価
1,870円 (本体1,700円+税)
判型・頁数
A5・112頁
発行年月
2011年12月
ISBNコード
9784276123304
商品コード
123300

全国の書店、もしくはネットショップよりご購入いただけます。オンラインで購入される場合は、上記リンクから各ショップの購入ページにお進みください。

  • 音楽之友社 出版部 書籍課 Twitter
  • 音楽之友社 出版部 書籍課 Facebook
  • 音楽之友社 出版部 LINE

内容紹介

2007~08年の『バンド・ジャーナル』誌連載の単行本化。著者4名は、音楽大学あるいは音楽関連の専門学校で音響学を講じ、日頃から“音楽”と“音響”の双方にまたがる活動を行っている。演奏会場の音響的性質や演奏者および聴取者の位置関係などによって演奏の効果は少なからず影響を受けるものであるが、この本は、「音響学」の観点から演奏・練習の現場を支援することを第一の目的に、実際の演奏活動を踏まえた一連の流れに沿って、練習場・ホールでのリハーサルや公演・それらの録音および公演後に行う試聴など、さまざまな局面において役立つと思われる提言を行うものである。また“もっぱら聴くばかり”という音楽愛好家にとっても、これら音楽演奏にまつわる音響的諸事情を知ることにより、音楽を聴く楽しみはいちだんと深まると考える。

目次

はしがき

自宅での個人練習から全体リハーサルまで
 1 練習施設を選ぶ要件と課題
 2 音の出しやすさと部屋の響き
 3 室内に侵入する騒音の防止
 4 外部への騒音伝搬対策
 5 マンションのピアノ練習室
 6 防音扉
 7 室空間の大小と音響
 8 狭い空間の響き
 9 狭い空間の音響対策
 10 練習場の広さを選ぶ
 11 練習場に望まれる高い天井
 12 平凡な室形の反射マジック
 13 響きを活かす練習場の設営
 14 ハンディレコーダ
 15 ピアノ練習室での録音
 16 学校内での様々な録音
 17 プレイバック時の着目点
〈コラム〉近隣騒音としての音楽の音

会場の選定から公演まで
 18 ホール音響の基礎
 19 ホールの形態と音響的特徴
 20 残響時間の測定
 21 ホールの空間規模に見合った演奏
 22 舞台反射板の効果と問題点
 23 室内境界面の形状と音響効果
 24 残響可変
 25 可変ホールの運用例~東京藝術大学奏楽堂~
 26 舞台の外にある音源の音響問題
 27 ホールの音響設備
 28 演奏を支える耳と目のはたらき
 29 音量の距離減衰と逆二乗則
 30 舞台で聴くホールの響き
 31 独唱者の好む跳ね返り音の条件
 32 ホールの座席による音の違い
 33 会場練習中の舞台上音響チェック
 34 会場練習中の客席内音響チェック
 35 音量と聞こえの効果
 36 PAで何ができるか
 37 PA接続の基本
 38 PAの際の注意
 39 PAにおける先行音効果の応用例
 40 PAを専門家に依頼する場合
 41 ハウリングとその発生
 42 音場補正によるハウリング対策
 43 写真、ビデオとの関連
〈コラム〉生きている尺貫法
〈コラム〉エコーとリバーブ

公演を終えて
 44 音の編集
 45 メディア
 46 オーディオルームの種類と特徴
 47 オーディオルームのスピーカ配置と聴取ポイント
 48 ヘッドフォン受聴~そのメカニズムと問題点~
〈コラム〉使い方から見た電池

用語解説
索引