• 音楽の友 2020年10月号

雑誌 音楽の友

音楽の友 2020年10月号

  • J.S.バッハ「三大宗教曲」の魅力を知る ―《マタイ受難曲》《ヨハネ受難曲》《ミサ曲ロ短調》
定価
1,016円 (本体924円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2020年9月
JANコード
4910021291003
商品コード
032010

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内容紹介

【特集】
●J.S.バッハ「三大宗教曲」の魅力を知る ―《マタイ受難曲》《ヨハネ受難曲》《ミサ曲ロ短調》
(山田治生/加藤一二三/小室敬幸/那須田務/樋口隆一/西原稔/山崎浩太郎/喜多尾道冬/鈴木雅明/加藤拓未/寺西肇/シギスヴァルト・クイケン/柴田俊幸)
コロナ禍の影響により多くの公演が延期、中止を余儀なくされている。そんななか行われたのが8月のバッハ・コレギウム・ジャパンの《マタイ受難曲》公演。本特集ではそのレポートをはじめ、改めてJ.S.バッハ「三大宗教曲」の味わい深い世界を紹介していく。

【カラー】
●[Interview]ラン・ラン(p)×J.S.バッハ《ゴルトベルク変奏曲》への挑戦(高坂はる香)
●[Interview]堀米ゆず子(vn)楽壇生活40周年を振り返って(山崎浩太郎)
●[Report]フェスタサマーミューザKAWASAKI 2020 ~コロナ禍でいちはやく大規模音楽祭を開催(道下京子)
●[Report]オペラ公演復活のためアイディアを結集藤原歌劇団《カルメン》(萩谷由喜子)
●[新連載]東音西奏 ! ―QBT冒険記(1)(クァルテットベルリン-トウキョウ)
●[連載]マリアージュなこの1本・番外編名曲レシピはお好き?(5)―グリーグ「ヴァイオリン・ソナタ第3番」(伊熊よし子)
●[連載]林家三平の古典音楽(クラシック) でど~も・すいません!(13)林家三平)
●[連載]リレー連載・舞台カメラマンの回想 ―私が出会ったアーティストたち(5)―宮本益光(ヒダキトモコ)
●[連載]コバケンのタクト(7)(千葉 望)
●[連載]ベートーヴェン的な、余りにベートーヴェン的な(13)~〈ゲスト〉和波孝禧(vn)(越懸澤麻衣)
●[連載]IL DEVUの重量級・歌道(15)(河野典子)
●[連載]大谷康子音楽交差点(46)〈お客様〉堀正文(vn)(大谷康子)
●[連載]誌上名曲喫茶「まろ亭」―亭主のメモ帳から(22)~NHK交響楽団第1コンサートマスター篠崎史紀の偏愛案内 モーツァルト「交響曲第40番」(篠崎史紀)
●[連載]和音の本音―ショパンとともに(2)(清水和音/青澤隆明)

【特別記事】
●祝100周年!ザルツブルク音楽祭(中村伸子/三光 洋/中 東生/中田千穂子)
●インスブルック古楽音楽祭~メラーニ《罰された不信心者》(三光 洋)
●ウェブ配信で開催の「ショパンと彼のヨーロッパ」国際音楽祭(戸部 亮)
●[Interview]大島早紀子(演出、振付) 神奈川県民ホール・オペラ・シリーズ2020 プッチーニ《トゥーランドット》(新田孝行)
●[Interview]横浜みなとみらいホールのホールオルガニスト・三浦はつみ~23年の感謝を込めたフェアウェルコンサートを開催(山田治生)
●[Report]日本音楽芸術マネジメント学会「第12回夏の研究会」がオンライン開催(渡辺 和)
●追悼 レオン・フライシャー(濱田滋郎/石井克典)
●[Report]第18回東京音楽コンクール2020
ピアノ部門(上田弘子)/弦楽部門(山田治生)/金管部門(高山直也)
●クラシック音楽の演奏や鑑賞にともなう「飛沫感染リスク検証実験」の報告書が公開

【連載】
●[隔月連載]耳鼻科医から見たアーティストと演奏(5) ゲスト:藤井洋子(cl)(竹田数章/道下京子)
●池辺晋一郎エッセイ先人の影を踏みなおす(7)渡邉曉雄さん(池辺晋一郎)
●平野 昭・対談シリーズ樂興のすゝめ from research to practice, from practice to research 第2章:ドイツ弦楽四重奏曲の系譜/ゲスト:原田幸一郎 第1回/ハイドン、モーツァルト(平野昭/長井進之介/原田幸一郎)
●読むオペラ ―聴く前に、聴いた後で ~チャイコフスキー《イオランタ》(堀内 修)
●現代作曲家・望月京の「現場からお伝えします」(5)(望月 京)
●巨匠たちの「技」と「心」 ―神は細部に宿る(33)~ヤッシャ・ハイフェッツ/ゲスト:清水髙師さん(vn)(征矢健之介)
●ハイクポホヤの光りと風(38)(舘野泉)
●現地で観た、聴いた ショパン国際ピアノ・コンクール(9)(萩谷由喜子)
●デジタル・クラシックへの誘い(34)「AIと音楽」「AI、歌の実力」「芸術の本質とAI」(山田真一)
●音楽から元気をもらおう! Stay with Music(5) フランス田舎めぐり(相場ひろ)
●オペラで知るヨーロッパ史(5)~ワーグナー《タンホイザー》(加藤浩子)

【People】
●コロンえりか(堀江昭朗)
●小林武史(堀江昭朗)
●小山京子(道下京子)/三宅麻美(堀江昭朗)

【Reviews & Reports】
●Concert Reviews 演奏会批評
●〈海外レポート特別編〉イギリス(秋島百合子)/フランス(三光洋)/イタリア(野田和哉)/オーストリア(中村伸子)/ ドイツ①(中村真人)/ドイツ②(来住千保美)/スイス(中東生)/ロシア(浅松啓介)/アメリカ(有賀太一)
●〈イヴェント・レポート〉ヤマハライジングピアニストコンサート(上田弘子)

【Rondo】
●被爆75周年に祈りをささげる、広島交響楽団「平和の夕べ」コンサート(山田治生)/澤和樹とさだまさしがコラボ! 和樹の部屋/「“ONE KANSAI”で関西フィルを支援」プロジェクト(小味渕彦之)

【News & Information】
●フレッシュ・アーティスト・ファイル Vol.16小井土文哉(p)
●スクランブル・ショット
●音楽の友ホールだより
●ディスク・スペース(諸石幸生/真嶋雄大)
●アート・スペース(映画:河原晶子/舞台:横溝幸子/展覧会:花田志織/書籍:小沼純一、萩谷由喜子)
●クラシック音楽番組表
●読者のページ
●編集部だより(次号予告/編集後記/広告案内)


【表紙の人】
●ラン・ラン(ピアニスト) (c)Olaf Heine
Lang Lang / Pianist
1982年、中国・瀋陽生まれ。ノーベル賞コンサート(2007年)、オバマ大統領ノーベル平和賞受賞コンサート(2009年)、北京五輪開会式(2008年)などで演奏。2010年には上海万博公式国際親善大使を務め、同年世界経済フォーラムから“若手グローバルリーダー250人”に選出される。2007年グラミー最優秀クラシック器楽部門賞に中国人初ノミネート、全米レコード芸術科学アカデミー会長功労賞も受賞。2008年グラミーとUNICEFの援助の下、ニューヨークにラン・ラン国際音楽財団を設立。また、ベルリン・フィルのレジデント・ピアニストに最年少で選ばれた。

【別冊付録】
●コンサート・ガイド&チケット・インフォメーション
観どころ聴きどころ(戸部 亮&室田尚子)


【お詫びと訂正】
●9月号p.39「来日演奏家カレンダー」の4月に「シャルル・リシャール=アムラン」とありますが、来日は6月です。また、招聘元は「ヒラサ・オフィス」ではなく「日本アーティスト」です。同p.44の2段目に「ネルソン・フレイエ」とありますが、正しくは「ネルソン・フレイレ」です。また、2022年に来日予定の演奏家として紹介しておりますが、来日時期は未定です。同頁「招聘元の問合せ先一覧」に記載漏れがありました。日本音楽財団の問合せ先は03-6229-5566です。同p.48「2021年来日情報を先取り~指揮者」の見出しに「ウィーン出身リオ・クオクマン」とありますが、正しくは「マカオ出身」です。同頁4段目に「レナード・スラットキンとN響との共演歴も長い」とありますが、21年4月は、N響ではなく他のオーケストラと共演予定です(詳細は後日発表予定)。

●9月号p.110「Concert Reviews」の「大阪交響楽団」で、記載内容に誤りがありました。本文では、モーツァルト「交響曲第35番《ハフナー》」を楽団のみで演奏と書かれていますが、実際には1曲目のシベリウス「アンダンテ・フェスディーヴォ」を楽団のみで演奏し、次のモーツァルト《ハフナー》以降では指揮者が登場しておりました。

●9月号「Scramble Shot」巻末p.40「ピティナ『音大生のためのキャリアセミナー』がオンラインで開催」の記事内16~17行目で、大内孝夫氏の肩書きを「名古屋芸術大学特別客員教授」と記載しておりますが、正しくは「名古屋芸術大学教授」です。
以上、関係各位、読者の皆様にお詫びし、訂正いたします。