• 音楽の友 2010年11月号

雑誌 音楽の友

音楽の友 2010年11月号

  • ヴァレリー・ゲルギエフの世界
  • 素顔のベルリン・フィル
定価
1,016円 (本体924円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2010年10月
商品コード
031011

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内容紹介

▼特集Ⅰ
ヴァレリー・ゲルギエフの世界
12月にみずから首席指揮者を務めるロンドン交響楽団とともに来日、来年1月には長きにわたって芸術監督を務めるマリインスキー劇場を率いて来日する指揮者ヴァレリー・ゲルギエフ。相も変わらず世界中のオーケストラ、歌劇場からラヴ・コールの絶えないマエストロ、そのパワーと勢いはとどまるところを知らない。本特集では、マエストロの肉声とともに、カリスマ性の秘密とその芸術に迫ります。
(矢部達哉/岡部真一郎/ギャレス・デイヴィス/後藤菜穂子/東条碩夫/山野雄大/吉村溪)

▼特集Ⅱ
素顔のベルリン・フィル
樫本大進が第1コンマスに内定し、佐渡裕が来年5月に客演するベルリン・フィルは、現在、どんなオーケストラになっているのか。ラトルをシェフに迎えてすでに8年が経過、その間の変化と、世界のオーケストラのトップランナーとして走り続ける現在の姿、そして彼らが見据える未来まで、さまざまな角度から迫っていきます。
(岡本稔/城所孝吉/山田真一/山田治生)

▼カラー
[Interview]全国ツアーを控えた樫本大進に直撃インタヴュー(岡本稔)
小澤征爾、術後初指揮! サイトウ・キネン・フェスティバル松本続報(青澤隆明/池田卓夫)
英国ロイヤル・オペラ《マノン》《椿姫》来日公演(三善清達/河野典子)
[海外取材]クロアチア、ドゥブロヴニクで開催された「第10回ジュリアン・ラクリン&フレンズ」
[Interview]あいちトリエンナーレ2010の《ホフマン物語》(河野典子)
[連載]ウィーンの街に楽師を訪ねて⑪(山田亜希子)
[連載]音楽の遺蹤(45)ヴェーゼンドンク邸跡(木之下晃)


▼特別記事
[不定期連載]アンダンテ⑩(岩下眞好)
舘野泉、デビュー50周年特別企画③学生時代以降、型破りな軌跡を振り返る(舘野 泉)
[対談]ヘルムート・ヴィンシャーマン×寺神戸亮「バッハをめぐって」(片桐卓也)
エヴァ・クライニッツ「ヨーロッパの歌劇場で歌うためには」(河野典子)

▼シリーズ
オントモ評議会⑩
「指定管理者制度導入で日本のホールはどうなった?」(伊藤せい子/栗原一浩/美山良夫/山田真一)

▼連載
池辺晋一郎の「ドヴォルザークの音符たち」⑧
オーケストラのある風景⑤(山野雄大)~群馬交響楽団
このレッスンが受けたい! 全国音楽大学探訪記~第5回 桐朋音楽大学(横堀朱美)
ヴァイオリニストの系譜~そのDNAをたずねて⑪(真嶋雄大)
ブル先生の日々是好日~荻窪ラプソディー⑲(畑中良輔)
サイトウ・キネン・フェスティバル松本20年の軌跡③(片桐卓也)
作曲家からみたピアノ進化論⑪(野平一郎)
名演奏家の名舞台(23)~ヴァレリー・ゲルギエフ(東条碩夫)
白金日記(35)(岡部真一郎)
ショパンをもっと知りたい(21)(平野啓一郎)
ウィーン国立歌劇場すみからすみまで⑨(野村三郎)

▼People&UNA VOCE
岸本力(片桐卓也)
小曽根真
アルベルト・ガザーレ(河野典子)
三浦文彰
和波たかよし(山田治生)/アブデル・ラーマン・エル=バシャ(伊熊よし子)
唐津健(真嶋雄大)/宮本益光(岸純信)
シン・ヒョンス(片桐卓也)/中井恒仁&武田美和子(山口眞子)

▼Rondo
アルカスSASEBO開館10周年記念「ミュージックフェスティバル」/宇野功芳指揮、おとぎ歌劇《ドンブラコ》/弘前バッハアンサンブル創立25周年記念演奏会/追跡! 小山実稚恵/日墺文化協会ガラコンサート、ほか

▼Reviews
〈Concert Reviews〉8~9月の演奏会批評

▼Reports
〈海外レポート〉秋島百合子/吉田真澄+前田炎/野田和哉/山崎睦/城所孝吉+来住千保美/針ヶ谷郁
〈イヴェント・レポ-ト〉アーノンクール&ランランinルツェルン・フェスティヴァル(松本學)
〈イヴェント・レポ-ト〉上海万博 ケルン歌劇場《ニーベルングの指環》(渡辺和)

▼News&Information
スクランブル・ショット…………………………巻末2
   今月のシネマ(河原晶子)
   今月シアター(横溝幸子)
   今月のダンス(高橋彩子)ほか
[連載]音友クラシック検定……………………巻末15
音楽の友ホールだより/
知っておきたい(得)情報………………巻末17
ディスク・セレクション…………………………巻末18
Books…………………………………………………巻末26
TV BS&CS放送番組表……………………………巻末28
読者のページ…………………………………… …巻末30
次号予告・編集部だより・編集後記・広告案内・巻末32

[別冊付録]
コンサート・ガイド&チケット・インフォメーション
Concert Guide & Ticket Information

****音友ピックアップ情報****
ベルリン・フィルでの仕事の傍ら、今年2月、バッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ」全曲を見事に弾きこなし、会場を大いに沸かせた樫本大進。12月からはコンスタンチン・リフシッツとの全国公演がいよいよ始まる。ソロだけではなく、室内楽にも熱心に取り組む樫本に話をきくことができた。(『音楽の友』11月号カラーP8-9)