• 音楽の友 2008年5月号

雑誌 音楽の友

音楽の友 2008年5月号

定価
1,016円 (本体924円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2008年4月
商品コード
030805

完売のため、お取り扱いできません。
ご了承ください。

上記リンクの他、書店、楽器店、他ネットショップにてご購入いただけます。

  • 音楽の友 編集部 Facebook
  • 音楽の友 編集部 Instagram
  • 音楽の友 編集部 X
  • 「音楽の友」編集長 X

内容紹介

●別冊付録

コンサート・ガイド――日本一豊富な情報量でとても便利&充実の先取り情報満載〔〈国内の演奏会〉5月~6月の観どころ聴きどころ/5月のコンサート・ガイド/これからの演奏会チケット情報/〈海外プレ情報〉海外6か国の演奏会・観どころ聴きどころ〕

●特集Ⅰ

鍵盤道を極める匠(ピアニスト)たち

「いま、世界で一番うまいピアニストは誰?」。卓越したテクニック、音色の美しさ、叙情性、パフォーマーとしての面白さ……、ピアニストをはかる尺度はいくつもありますから、100人に同じ質問をしたら100通りの答えが返ってくるのかもしれません。しかしながら、音楽ファンの耳目を釘づけにするピアニストは、つねにその腕に磨きをかけ、鋭い感覚をさらに研ぎ澄ませているのです。本特集では、国内外の“ピアノの匠”たちの声、最新情報なども織り交ぜながら、ピアノ界の現在を見ていきます。

[記事の詳細]〈Interview〉クリスティアン・ツィメルマン(岡部真一郎)/〈Interview〉アンドラーシュ・シフ(片桐卓也)/王道を行く名ピアニストたち(諸石幸生)/再検証! コンクールが生んだピアニストたちの道程(真嶋雄大)/“個性”“芸風”の競演!(伊熊よし子)/同時代音楽のスペシャリストたち(岡部真一郎)/ピアニスト「最新CDベスト20選」(伊熊よし子)/最新ピアニスト・ニュース(真嶋雄大)/〈Interview〉ラファウ・ブレハッチ、ショパンを語る(影山美恵子)/〈Interview〉小山実稚恵、ラフマニノフを語る(真嶋雄大)/〈Interview〉梯 剛之、ベートーヴェンを語る(山田治生)/〈Interview〉上原彩子、プロコフィエフを語る

●特集Ⅱ

変貌するアメリカのオーケストラ

最近では来日回数が減っていた感のあるアメリカのオーケストラが、今年から来年にかけて続いて来日します。“アメ・オケ”はいまどのような状況なのか? 来日公演の聴きどころなどとともに、その姿を検証します。

[記事の詳細]〈緊急特別レポート〉マゼール&ニューヨーク・フィルハーモニック、衝撃のピョンヤン公演(東 壮一)/アメリカ・オーケストラの現状(小林伸太郎)/アメリカ、プロ・オーケストラ界の構造(山田真一)/広上淳一とコロンバス交響楽団(山田真一)/アメリカの名門オーケストラを牽引するマエストロたち:〈Interview〉ベルナルド・ハイティンク(岩下眞好);〈Interview〉マリス・ヤンソンス(岩下眞好);〈Report〉グスターボ・ドゥダメル(吉村 溪)/〈Interview〉フィラデルフィア管コンサートマスター、デイヴィッド・キム(山田真一)/アメリカのオーケストラ20、指揮者&コンサートマスター一覧表(山田真一)/アメリカのオーケストラをCDで聴く(山野雄大)/今年~来年にかけて来日するアメリカのオーケストラ、聴きどころ(山田治生)/映画『オーケストラの向こう側』、フィラデルフィア管弦楽団の秘密(山田真一)

●特別記事

クヮルテット界、一時代の終焉と新時代の始まり

[記事の詳細]〈Interview〉アルバン・ベルク四重奏団第1ヴァイオリン奏者、ギュンター・ピヒラー(山田亜希子)/世代交代の時期を迎えたクヮルテット界の現状(渡辺 和)/〈Interview〉東京クヮルテット(真嶋雄大)/ベートーヴェン、作品135のスコアをめぐって(渡辺 和)/若手クヮルテットの注目株(渡辺和彦)/これから聴ける弦楽四重奏のコンサート(山野雄大)

●表紙の人 諏訪内晶子〔ヴァイオリン〕(山田治生)

●カラー 〈Interview〉諏訪内晶子~心が響き合う名手たちと音楽を奏でる喜び(青澤隆明)/〈海外Interview & Report〉佐渡 裕(中村真人)/9年ぶりの日本公演で聴衆を魅了したアンドラーシュ・シフ(真嶋雄大)/ザルツブルク復活祭音楽祭2008:ラトルの《ワルキューレ》&小澤+ムター「カラヤン記念コンサート」(山崎 睦)/ルツェルン復活祭音楽祭2008(岩下眞好)/新国立劇場《黒船―夜明け》(関根礼子)+開場10周年記念の《アイーダ》(河野典子)/藤原歌劇団《どろぼうかささぎ》新制作(高崎保男)/サントリーホール ホール・オペラ《フィガロの結婚》(小畑恒夫)/〈Report & Interview〉ミラノでラファウ・ブレハッチに会う(影山美恵子)/《ヨハネ受難曲》《マタイ受難曲》――バッハの2大受難曲の競演

●カラー連載 ユンディの「我的鋼琴日記」-⑨/今月の庄司紗矢香-⑧:堂々の英国進出、テミルカーノフのもとロンドン響定期デビュー(秋島百合子)/親子の情景~親を語る、子を語る-⑤:渡邉康雄&渡邉信一郎/音楽の遺蹤~音楽を感じる旅-⑭:〔オーストリア〕ブルックナーの生家(木之下 晃)

●特別記事 成城合唱団、“若い仲間”小澤征爾とともに《ファウストの劫罰》を歌う!(山の雄大)/〈追悼〉ジュゼッペ・ディ・ステファノ(高崎保男/アルベルト・ゼッダ/アントニーノ・シラグーザ)/〈トークバトル〉諸井 誠 vs. 野平一郎「私のベートーヴェン」-⑤/祝! 開館10周年・15周年・45周年/マチネの楽しみ方

●People シルヴァン・カンブルラン/ナイユアン・フー/板倉康明/大谷康子/ユリア・チャプリーナ/ヘルガ・ラーブル=シュタットラー/ジュゼッペ・ジャコミーニ/岸本 力/田崎悦子/津田裕也

●UNA VOCE デットロフ・シュヴェートフェガー/荒川以津美/豊田弓乃/田島茂代/幸松 肇/松波恵子/近藤嘉宏

●連載 白金日記――世界の音楽シーンの潮流を読む-⑤(岡部真一郎)/生誕100年記念リレー連載~「カラヤンの世紀」-②(諸石幸生)/キュッヒルの音楽手帳~ウィーン・フィル・コンサートマスターが語る音楽論-②(野村三郎)/ピアニストの系譜~その血脈を追う-26(真嶋雄大)/畑中良輔:繰り返せない旅だから-101――「オペラ歌手奮闘物語」その9/池辺晋一郎の「シューマンの音符たち」-②(てふてふが一匹生まれて飛んでいった――パピヨン)

●Review & Preview 2008年2月~3月の演奏会評/海外レポート〔イギリス/フランス/イタリア/オーストリア/ドイツ/ロシア/アメリカ〕

●イヴェント・レポート 第6回NECアート・フォーラム「今、オーケストラが熱い!大阪編」(山野雄大)/第3回東京藝大奏楽堂学内公募最優秀企画《国撃タレテ響キ在リ》/「ミュージック・フロム・ジャパン」第33回音楽祭(福中琴子)/メロディのからくり~シューベルトの音符たち(真嶋雄大)/第7回藤沢オペラコンクール(小山 晃)

●その他のコンサート&イヴェント ザ・ハーモニーホールの「合唱フェスティバル」/二期会ゴールデンコンサート IN 津田ホール/おやこで楽しむ音楽と朗読/第4回名古屋国際音楽コンクール/嶺貞子の受章記念「イタリア、歌の国恋の国」/ハンブルク州立歌劇場《ラインの黄金》/新国立劇場《軍人たち》日本初演に向けて/チューリヒ歌劇場《インテルメッツォ》/A.ゼッダが語るロッシーニ・オペラの現在

●RONDO ホテルオークラにギターとヴァイオリンが響いた日/《牧神の午後》から新たな宇宙へ/ウィーン・フィルの“ハープの貴公子”、CDメジャー・デビュー!/21世紀のテクノロジーから生まれたローランド電子チェンバロ/第9回ホテルオークラ音楽賞授賞式・受賞記念演奏会/高嶋ちさ子&加羽沢美濃「ハートフルクラシックス2008」/DANCE! DANCE! DANCE!/チャーミングな韓国のポップ・オペラ・グループ、イルミナ来日/サントリーホールの春、「オープンハウス」開催/ピティナ・ピアノコンペティション入賞者コンサート/「ヤマハ音楽支援制度」授与式/本物の舞台芸術体験をプレゼント/第2回伊福部昭音楽祭、成功裡に終了/学園創立70周年を記念して《フィガロの結婚》

●NEWS & INFORMATION SCRAMBLE SHOT(シネマ/シアター/ダンス/ほか)/BS & CS衛星放送番組表/Disc Selection/BOOKS/読者のコーナー/音楽の友ホールだより/知っておきたいマル得情報/Astrology〔星占い〕/次号予告/編集部だより/編集後記/広告案内