• 音楽の友 2007年7月号

雑誌 音楽の友

音楽の友 2007年7月号

特別定価
1,153円 (本体1,048円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2007年6月
商品コード
030707

完売のため、お取り扱いできません。
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内容紹介

●特集Ⅰ

栄光のベルリン・フィル、125年の軌跡

ベルリン・フィルが今年創立125年を迎えた。ビューロー、ニキシュ、フルトヴェングラー、カラヤン、アバド、そしてラトルと、それぞれの時代をリードしてきた指揮者がシェフを務め、つねに世界最高峰のオーケストラとして君臨してきた同フィルの歴史を振り返りながら、ラトル時代もクローズ・アップ! 最新情報満載の総力特集です。

中村真人/諸石幸生/岡部真一郎/岡本 稔/藤田由之/堀内 修/浅里公三/歌崎和彦/近藤滋郎/城所孝吉/真嶋雄大/山田真一/ヘルゲ・グリューネヴァルト

[内容]サイモン・ラトルとの対話(S.メーシュ&A.ティーマン/岡本 稔)/ベルリン・フィル「2007/2008シーズン」記者会見から+2007/2008シーズン・プログラム(中村真人)/名門ベルリン・フィル、125年の歩み(諸石幸生)/初来日から50年! 日本におけるベルリン・フィルの足跡(藤田由之)/ベルリン・フィル略年表(堀内 修)/データと写真で綴る「ベルリン・フィルが日本に残していったもの」(真嶋雄大)/ラトル時代のベルリン・フィル(岡部真一郎)/首席トロンボーン奏者ゲスリングの語る「ベルリン・フィルの首席指揮者像」(城所孝吉)/ベルリン・フィルとザルツブルク・イースター音楽祭(岡本 稔)/日本人音楽家とベルリン・フィル(近藤滋郎)/ベルリン・フィル歴代の名プレイヤーたち(歌崎和彦)/進取の気性に富んだベルリン・フィルのディスク厳選20枚!(浅里公三)/次回日本公演、大胆予測!(山田真一)

●特集Ⅱ

全国夏の音楽祭ガイド2007

今年も全国各地で開かれる、夏の風物詩。詳細データとともに、注目の企画、聴きどころを紹介します。

山田治生

[内容]全国夏の音楽祭、今年の聴きどころ(山田治生)/全国夏の音楽祭情報

●表紙の人 ファビオ・ルイージ(指揮)

●カラー 5月のウィーン、カリスマたちが“大集結”/第9回マンチェスター・チェロ・フェスティヴァル/佐渡裕、師・小澤征爾とベルリンのフィルハーモニーで再会/第12回宮崎国際音楽祭/第9回別府アルゲリッチ音楽祭/藤原歌劇団《リゴレット》

●カラー連載 対談「江川紹子の部屋」45林 光/音楽の遺蹤~音楽を感じる旅④~ヴィンチェンツォ・ベッリーニ邸(木之下 晃)

●特別記事 没後3年、永遠の伝説、カルロス・クライバー

カルロス・クライバーが亡くなってこの7月でまる3年になる。クライバーと懇意にしていたバイエンルン州立歌劇場の美術スタッフが明かすエピソード、同歌劇場の「年鑑」にある、彼に関する考察、そして日本公演の秘蔵ショットを見ながら、この大マエストロの思い出に浸りたい。

[内容]指揮者カルロス・クライバーへの追憶(クリスティーネ・レムケ=マトウェイ/岡本稔)/マルタ・シエラー氏が語る「マエストロ・クライバーの素顔」(三浦真澄)

●特別記事 巨匠ロストロポーヴィチ逝く

ムスティスラフ・ロストロポーヴィチが4月27日、多くの人々に惜しまれながら世を去った。昨年末に愛する日本で最後の演奏を聴かせてくれた、わが国とも特別に関係の深いマエストロ。行動する音楽家として、作曲家の語り部として、厳しくも温かい教師として……。海外からのレポートとゆかりの人々の証言を中心に、20世紀が生んだ巨匠の姿をたどる。

[内容]人間の本質を音楽で伝え続けた「行動する音楽家」(佐々木喜久)/ロストロポーヴィチが昨年開館したショスタコーヴィチ記念館(藤盛一朗)/マンチェスター・チェロ・フェスティヴァルで弟子たちがしを追悼(秋島百合子)/マエストロをめぐる証言集(ダーヴィド・ゲリンガス/タチアナ・ヴァシリエヴァ/崔 文洙/中藤泰雄)/葬儀の当日、小澤征爾はウィーンで(佐々木喜久)/CDで聴くロストロポーヴィチの軌跡(山田治生)/ロストロポーヴィチ年譜(山田治生)

●People ファビオ・ルイージ/ボリス・ベレゾフスキー/マチュー・デュフォー/クルト・マズア/及川浩治/門 光子/川久保賜紀

●UNA VOCE ヴォルフ・クリストフ/ニルス・ラン・ドーキー/松原勝也/ニコライ・トコレフ/許可/パミーナ・トリオ

●新連載 トーク・セッション:演奏家が語る「音楽人生・芸術論・現代という時代」① ゲスト=田部京子(ピアノ)/きき手=黒田恭一・浅里公三

●連載 私が音楽する理由~Why Music?:清水直子(青澤隆明)/真嶋雄大:ピアニストの系譜~その血脈を追う⑯/池辺晋一郎:ベートーヴェンの音符たち⑯(人生を振り返って……弦楽四重奏曲第16番/カミーロ・エールベルガー&野村三郎:とっておきの話~ウィーン・フィルの名物プレイヤーたち43/畑中良輔:繰り返せない旅だから91――「オペラ歌手誕生物語」その35/渡辺 護:休止符のほほえみ183「ヴァイオリニストは人気が高い」

●Review & Preview 2007年4月~5月の演奏会評/海外レポート〔イギリス/フランス/イタリア/オーストリア/ドイツ/アメリカ/ロシア〕/〈海外プレ情報〉海外6か国の演奏会・観どころ聴きどころ――充実のレヴューと先取り情報

●Event Reports ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2007/第1回宗次エンジェル・ヴァイオリン・コンクール/NEC古楽レクチャー《ヨハネ受難曲》/定年・ありがとうコンサート/コンポージアム2007

●その他のコンサート&イヴェント 第10回「秋吉台室内楽セミナー」/第8回「現代日本オーケストラ名曲の夕べ」/樫本大進、モスクワ音楽院でチャイコフスキーを熱演/ケント・ナガノ&沼尻竜典 in バイエルン州立歌劇場/林 康子オペラ・コンサート/水芭蕉忌コンサート/大植英次指揮大阪フィル、大阪城野外コンサート

●RONDO 音楽と東国原旋風に湧く初夏の宮崎!!/園田清秀・高弘先生メモリアル完成記念演奏会/あなたが選ぶNECガラ・コンサート/小泉前総理もひとときの“ワルツの夢”を――日本オペレッタ協会創立30周年記念パーティ/ベルリン、ベーベル広場に巨大スクリーン現る!/0歳から生のオーケストラを楽しもう!!/米国発。JFKセンター×ジャパンカルチャー/「新しい声2007」アジア予選/快調、“ゆめはっと館長”舘野泉/前田二生がウィーン楽友協会でチェルニーの記念演奏会/第12回びわ湖国際フルートコンクール/東響 vs. 読響:野球対決 in 東京ドーム/ペーター・レーゼル、30年ぶりのリサイタルに乾杯!/宮谷理香、手作りホームコンサート

●NEWS & INFORMATION SCRAMBLE SHOT(シネマ/シアター/ダンス/ほか)/BS & CS衛星放送番組表/Disc Selection/海外6か国の演奏会・観どころ聴きどころ/BOOKS/読者のコーナー/音楽の友ホールだより/知っておきたいマル得情報/Astrology〔星占い〕/次号予告/編集部だより/編集後記/広告案内

●別冊付録

コンサート・ガイド――日本一豊富な情報量でとても便利〔〈国内の演奏会〉7月~8月の観どころ聴きどころ/7月のコンサート・ガイド/これからの演奏会チケット情報〕


【訂正】本誌6月号特集Ⅰ「最新・ウィーン〈音楽〉便利帳」81ページに、つぎの誤りがありました。1段目、《ベンヴェヌート・チェッリーニ》の上演日程中、30日18時はありません。4段目「ハンプソンのリートの夕べ」の会場はMのモーツァルト・ハウスでした。以上、訂正いたします。