• 音楽の友 2007年6月号

雑誌 音楽の友

音楽の友 2007年6月号

定価
1,016円 (本体924円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2007年5月
商品コード
030706

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内容紹介

●特集Ⅰ
最新・ウィーン〈音楽〉便利帳
ウィーン国立歌劇場、フォルクスオーパー、ウィーン響ほか、ウィーンの主要歌劇場、オーケストラの「2007/08シーズン・プログラム」、今夏の「ザルツブルク音楽祭2007」のプログラムを掲載。あわせて“楽都”の音楽関連スポットをデータとともに紹介します。ウィーンをより音楽的に過ごしたい人“必携”のガイドブックです。
[内容]ウィーンの「街歩き」のすすめ(野村三郎)/大作曲家の史跡めぐり(長島喜一郎)/ウィーンのオーケストラ・歌劇場・コンサートホール徹底紹介(山崎 睦、野村三郎)/ウィーンの歌劇場・オーケストラ「2007/08シーズン・プログラム」(山崎 睦、山田亜希子、音羽晶子)/ウィーンから訪ねたい音楽都市(山本直幸)

●特集Ⅱ
永遠の名歌手、マリア・カラス&マリオ・デル・モナコ
今年が没後30年にあたるマリア・カラスと、没後25年にあたるマリオ・デル・モナコ。戦後のイタリア・オペラを黄金時代へと導いた2つの巨星が遺したものを、21世紀の今、あらためて聴き返すことを提案する、「古き〈声〉を温ね新しきを知る」特集です。
[内容]カラスとデル・モナコを今あらためて聴くということ(高崎保男)/“21世紀のディーヴァ” バルバラ・フリットリが語る“20世紀のディーヴァ”マリア・カラス/〔座談会〕「音楽家」マリア・カラスと「表現者」マリオ・デル・モナコ(小畑恒夫/國土潤一/河野典子)/「マリアとマリオ」――世紀の2人の交差ポイント(岸 純信)/マリオ・デル・モナコ&マリア・カラス、対照年譜(岸 純信)

●表紙の人 エヴァ・メイ(ソプラノ)

●カラー 〈Interview & Report〉読売日響第8代常任指揮者就任! スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ/〈来日直前Interview〉サンタ・チェチーリア管を率いて来日するアントニオ・パッパーノ/ザルツブルク復活祭音楽祭+〈Interview〉ロバート・ギャンビル/〈海外取材〉ベルリン州立歌劇場フェストターゲ2007/新国立劇場《西部の娘》新制作/

●カラー連載 トークセッション“My Favorite Player Ver.2”:オペラ歌手が語るオペラ歌手論30【最終回/特別篇】マリオ・デル・モナコ(ゲスト=ジュゼッペ・ジャコミーニ/きき手=黒田恭一・浅里公三)/朝岡聡の極楽オペラ旅【最終回】:トリエステ篇/対談「江川紹子の部屋」44~ディミトラ・テオドッシュウ/音楽の遺蹤~音楽を感じる旅③~ガエターノ・ドニゼッティ邸(木之下 晃)

●特別記事
没後150年、カール・チェルニーの素顔
日本では練習曲の作曲者としてのみ有名なチェルニーですが、没後150年を迎えた今年、生地オーストリアでは新たな作曲家像が掘り起こされています。ウィーン楽友協会アルヒーフ・ディレクターのオットー・ビーバ博士による特別寄稿、楽友協会で開かれた「チェルニー展」のレポートなどを通して、作曲家チェルニーの素顔に迫ります。
[内容]〈特別寄稿〉カール・チェルニーの真実(オットー・ビーバ)/ウィーン楽友協会で開催された「チェルニー展」(野村三郎)/検証、カール・チェルニー(真嶋雄大)

●特別記事 〈追悼〉ロストロポーヴィチ逝く(藤盛一朗)/「モスクワ復活祭音楽祭」のゲルギエフ&マリインスキー劇場管弦楽団(藤盛一朗)/現代オペラの潮流を読む(岡部真一郎)

●People 中村紘子/ベン・キム/エリアフ・インバル/ピーター・フィリップス/アンゲラ・デノケ/クルト・レーデル/花井哲郎/河原泰則/菅原 淳

●UNA VOCE 河合優子/メラニー・ホリデイ/松永貴志/フィリアス弦楽四重奏団

●連載 私が音楽する理由~Why Music?:マルティン・シュタットフェルト(青澤隆明)/真嶋雄大:ピアニストの系譜~その血脈を追う⑮/池辺晋一郎:ベートーヴェンの音符たち⑮(やはりすごい曲ですよ――ピアノ協奏曲第5番《皇帝》/カミーロ・エールベルガー&野村三郎:とっておきの話~ウィーン・フィルの名物プレイヤーたち42/畑中良輔:繰り返せない旅だから90――「オペラ歌手誕生物語」その34/渡辺 護:休止符のほほえみ182「ヴィオラ奏者は地味な演奏をする」

●Review & Preview 2007年3月~4月の演奏会評/海外レポート〔イギリス/フランス/イタリア/オーストリア/ドイツ/アメリカ/ロシア〕/〈海外プレ情報〉海外6か国の演奏会・観どころ聴きどころ――充実のレヴューと先取り情報

●Event Reports 野薔薇座オペラ公演《魔笛》/第3回クールシュヴェール国際アカデミー in かさま/日本・中国・韓国3大テノール夢の競演/チューリヒ歌劇場ペレイラ総裁を迎えて/トヨタ・マスター・プレイヤーズ、ウィーン

●その他のコンサート&イヴェント イェルク・デームスの公開レッスン&シューベルティアーデ/大阪フィル文化フォーラム&ミニ・コンサート

●RONDO “オーボエ奏者”宮本文昭、ラスト・ステージ!/“天使の歌声”ウィーン少年合唱団、来日!/コンサートホールで遊ぶ、桜まつりの休日/ヘンデルの知られざるオペラ、ロンドンで276年ぶりの蘇演/ピティナ創立40周年記念「ピアノ・コンチェルトの夕べ」/スダーン、フェニーチェ劇場で大成功!/Music of Japan Today 2007/アルブレヒト、読売日響との9年にピリオド/ゴルラッチ meets ブレンデル/宮本文昭DJデビュー!/コンクールの参加切符を手に、いざモスクワの地へ/歓迎、読売日響第8代常任指揮者“ミスターS”!/「春の音」ASIAN BREEZEコンサート

●NEWS & INFORMATION SCRAMBLE SHOT(シネマ/シアター/ダンス/ほか)/BS & CS衛星放送番組表/Disc Selection/海外6か国の演奏会・観どころ聴きどころ/BOOKS/読者のコーナー/音楽の友ホールだより/知っておきたいマル得情報/Astrology〔星占い〕/次号予告/編集部だより/編集後記/広告案内

●別冊付録
コンサート・ガイド――日本一豊富な情報量でとても便利〔〈国内の演奏会〉6月~7月の観どころ聴きどころ/6月のコンサート・ガイド/これからの演奏会チケット情報〕