
好評頂いた2015年刊行のONTOMO MOOK「ベートーヴェン 不滅の音楽をめぐる演奏家たちの挑戦」以降、ベートーヴェン研究の世界も、またとりわけ演奏分野も活況を呈し続けています。楽聖の生地ドイツ・ボンでは毎年ベートーヴェン・フェストが話題ですし、国内では小山実稚恵、仲道郁代両氏がピアノ・ソナタを中心にしたリサイタル・シリーズを準備中とのこと、また「音楽の友」誌での小山・平野昭両氏の対談も進行中です。そして3年後の2020年はいよいよ“生誕250年”の一大メモリアルイヤー。その記念年に向け、ベートーヴェンを大整理&大予習するための最新MOOKをお贈りします。ベートーヴェン・フリークも、これからベートーヴェンにハマろうという方も、必携です。

口絵 写真でたどるベートーヴェンの足跡とその生涯(山本直幸)
第1章 新しいベートーヴェン像を求めて(西原稔・倉原優・越懸澤麻衣)
第2章 名演奏家が語るベートーヴェンの世界
第3章 ベートーヴェンの生涯(平野昭)
第4章 ベートーヴェンが生きた時代と社会(西原稔)
第5章 18世紀の諸改革がベートーヴェンの作品にもたらした影響(佐伯茂樹)
第6章 名曲の森―ジャンル別・名曲解説(山田真一・真嶋雄大・岸純信)
第7章 ベートーヴェン 名盤セレクション(山崎浩太郎)