[特集]
演奏者と聴衆がつくる「幸せ」なステージ
　コンサートやコンクールは、舞台上の演奏者だけがつくるものではありません。聴衆も大事なつくり手であり、両者がともにつくるのです。第一線で活躍する一流アーティストやコンサートホールで仕事をするレセプショニストなど、ステージに関わる方々に話をうかがい、どうしたら演奏者と聴衆が「幸せ」なコンサートをつくり、互いに音楽を楽しむことができるのか。マナーの話なども交えつつ、紹介します。

[表紙＆SPOTLIGHT]
ブラック・ダイク・バンド
　昨年秋に26年ぶりに来日したブラック・ダイク・バンド。英国式ブラスバンドの王者に君臨するそのサウンドは、映像や録音では絶対に分からない、美しく華やかなものでした。今年の来日公演もすでに決定したブラック・ダイク熱狂の東京公演を、ビジュアルに紹介します。お楽しみに！

[巻頭特集]
第44回マーチングバンド全国大会
　2016年12月17日（土）・18日（日）にさいたまスーパーアリーナで開催されたマーチングバンド全国大会には、支部予選を勝ち抜いた小学生・中学生・高等学校・一般の計103団体が登場、華麗な演奏演技で会場に詰めかけた聴衆を魅了しました。この模様を大会講評とともにビジュアルに紹介します。

[練習中オジャマします]
北海道釧路北陽高等学校
　今回は“北の大地”の道東にある、釧路北陽高校を取材しました。毎年夏、札幌コンサートホールKitaraで行なわれる北海道大会に出場している同校ですが、オーソドックスな音楽づくりが魅力のバンドです。2016年度のコンクールでは、全員の思いが一丸となった熱演を聴かせてくれ、見事金賞を受賞しました。この３月で定年退職される顧問の中野国韻(くにあき)先生と、意識の高い部員たちの活動の様子をご紹介します。

[別冊付録楽譜]
サマータイム（ガーシュウィン／和田直也編）
　今年、没後80年を迎えるガーシュウィンの名曲《サマータイム》を、ソロ＋フレキシブル編成にアレンジしていただきます。ジャズのスタンダード・ナンバーとして知られていますが、もとはオペラ《ポーギーとベス》の第１幕冒頭に歌われるブルース調の子守歌です。物語や作品の背景を調べてみるもの面白いと思いますよ！

[好評連載]
まゆみ先生のバンドの「表現力」＆「活力」ＵＰ講座
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３分で分かる!?　吹奏楽で人気の作曲家＆作品辞典（柴田克彦）
Tak(タク)の“Play by Ear”～カナダからのメッセージ（前田卓哉）
キーワードと誌面から振り返る「日本の吹奏楽」70年史（秋山紀夫）