• ムジカノーヴァ 2012年11月号

雑誌 ムジカノーヴァ

ピアノを教える人、学ぶ人の雑誌

ムジカノーヴァ 2012年11月号

  • 「ちゃんと聴く」を実現! 最強の耳トレ
  • とじ込み付録:楽典カード
定価
922円 (本体838円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2012年10月
商品コード
181211

完売のため、お取り扱いできません。
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内容紹介

[特集]
「ちゃんと聴く」を実現!最強の耳トレ

◆“よく聴く”の本当の意味を生徒に伝えるには?(ウララ・ササキ)
 ふだん音を聞いている、いつもの聞き方と何が違うのか。それを生徒に理解してもらうための方法と、音楽的に優れた耳を手にするために筆者が実践している指導メニューを公開。
◆「違いを聴き分ける耳」を育てるには「レッスン室の音響」は重要なテーマ(芹澤一美)
 “音を聴く”トレーニングは、レッスン室の音響にも大きく左右されます。そこで、現役ピアノ指導者が日東紡音響エンジニアリングの研究所を訪ね、異なる条件下での音の聴こえ方を体感しました。
◆耳のエクササイズで音楽の世界を広げよう!(黒田亜樹)
 イタリア在住の筆者が、大きな効果を上げているというミラノ市立音楽院で実践中のイヤートレーニングから、小・中学生にも使えるウォーミングアップ課題を紹介しています。

[とじ込み付録]
◆楽典カード
 とじ込み付録の新シリーズが登場! ポストカードとしても使えます。

[カラー]
◆音楽のチカラ 音楽のココロ(尾崎美穂)
 音楽が持っているさまざまな力をイラストレーターの尾崎美穂さんの美しい絵でお届けする連載。絵を見ながら生徒さんと音楽について語り合う機会をぜひ設けてください。
◆想像しよう!考えよう! 音楽図鑑(佐野真澄)
 イラストや写真を見て、質問に答え、想像を膨らませる。そして、思い描いたイメージを音楽で表現してみる。そんなレッスンを提案する教材です。今月のテーマは、特集に合わせて「ベートーヴェンの補聴器」。
◆作曲家クイズ(湯浅玲子)
 作曲家に関する三択クイズが全部で6問。案内役は、表情豊かな作曲家人形たち。レッスンの待ち時間などにご活用ください。

[トピックス]
◆ 「ヤマハグランドピアノCFX」音楽の友ホールに設置
 音楽の友ホールにヤマハのフルコンサートグランドピアノCFXを設置。より音の響きが豊かに感じられるようになりました。ぜひご利用ください。
◆ピアノ奏法のための正しい体の動き(イザベル・カンピオン)
 フランスの理学療法士で、パリの音楽家専門外来に所属する筆者による誌上講座。
◆2013年春はヨーロッパでレッスンを!(宗像啓子)
 春や夏に海外で開催される講習会。失敗しない選び方は? 個人的に海外の先生にレッスンを受けるには? ドイツ在住12年の筆者が、親切丁寧にアドバイスします。
◆なぜペダルを踏むのは これほど難しいのか?(鷲野彰子)
 ハイドンらの時代より、はるかにペダルの扱いが難しくなったと語る筆者。ふだん意外と見落とされがちな“大切なこと”に気付かされる内容です。
◆インタビュー 牛(ニュウ)牛(ニュウ)(渡辺謙太郎)
 15歳の天才ピアニスト牛牛の特別インタビュー。新譜「ラ・カンパネラ/リスト:トランスクリプションズ」の聴きどころや、ボストンでの留学生活の話をうかがいました。

[連載]
◆【新連載】コンクールetc.課題曲レクチャー(秋山徹也、中田元子)
 各種コンクールの課題曲から毎号1曲を取り上げ、深く掘り下げて学ぶ新シリーズ。カラーで見やすい楽曲分析ページが自慢です!
◆レッスン密着レポ パップ晶子(飯田有抄)
 話題・注目の指導者の教室を訪ね、レッスンの模様を誌上で再現する隔月連載。レッスン全体の流れ、指導ポイント、効果的な練習法、先生へのインタビュー等、盛りだくさんの中身です。
◆楽譜調査室(ますこしょうこ 他)
 ピアノ教師たちが“本当に使える楽譜”を調査・報告します!
 ・まるごと1冊徹底調査:後藤ミカ編 ブルグミュラーでお国めぐり お話ピアノ連弾曲集 2
 ・テーマ別おススメ曲一覧:今月のテーマ→発表会―生徒の要望に応える「簡単だけれど、上手そうに聴こえる曲」
 ・オントモ楽譜情報:チェルニー リトルピアニスト
◆続 時間がくれたもの(江口文子)
 多くのピアニストを育てた江口文子先生。2008年に本誌で連載し、好評だったエッセイの続編です。
◆私のイチ押しお取り寄せ(佐土原知子)
 お馴染みの演奏家や音楽教育家がおススメするお取り寄せ品とは?
◆ピアニスト探訪 谷川賢作(堀江昭朗)
 今月号から再びピアニストの単独インタビューをお届けします。今回は、ジャンルを超えた多彩な活動を展開する谷川賢作さんの登場です。
◆【新連載】ピアノの先生 コミュニティ訪問(ピティナ一宮ステーション)
 ピアノの先生たちの活動内容やメンバーの素顔を紹介。また、コミュニティから寄せられた記事のリクエストにもお応えします。今回のリクエストは「導入期の指導で大切にしていること」。執筆者は杉浦日出夫先生です。
◆より音楽的なブルクミュラー(田中麗子)
 レッスンの定番曲である練習曲集を、より音楽的に演奏するための奏法を考察します。
◆24の前奏曲に見るドビュッシーの肖像(パスカル・ドゥヴァイヨン)
 ベルリン芸術大学教授の筆者による誌上レッスン。今年生誕150年を迎えたドビュッシーの前奏曲を取り上げ、その音色の秘密に迫ります。
◆バッハへの道(北村智恵)
 「バッハは苦手」「生徒に教える自信がない」という方々を、「本当は楽しいインヴェンション」に通ずる道へとお連れします。
◆【新連載】どうしたらいい? 発達障がい児のレッスン(中嶋恵美子)
 幼稚園や学校で、1クラスに1人はいるという発達障がい児。ピアノ教室も例外ではありません。そうした生徒さんや親御さんとどのように接したらよいか、独自の指導法を確立して評判を呼ぶ筆者からのアドバイスです。
◆レッスンしましょ!Part2(ヴィレム・ブロンズ)
 演奏や指導のポイント、具体的な練習法などを、譜例をふんだんに使って解説していきます。今回の曲は、J.S.バッハ インヴェンション 第5番 変ホ長調BWV776
◆簡単! 便利! デジタルなレッスン
 入門者向けの電子ピアノとして好評のカワイ「CNシリーズ」。今月、従来機種より表現力が格段にアップした2モデルが発売されました。その進化した点をご紹介します。
◆今月のプレトーク 秋末直志/山本貴志(堀江昭朗)
 今、もっとも注目したいアーティスト、教育者などにインタビューします。
◆ムジカ ザ スポットライト 青柳いづみこ/角 聖子
 いま話題のあの方から、「ムジカノーヴァ」読者へ向けたメッセージをお届けします。
◆生徒と見たい聴きたいCD&DVD(百瀬 喬)
 最近リリースされた音楽ソフトから:モーツァルト/ピアノ協奏曲第21番ハ長調、第20番ニ短調〔田部京子(ピアノ)、下野竜也(指揮)、紀尾井シンフォニエッタ東京〕
◆【新連載】ムジカばーばの 突撃!となりのレッスン室(石嶺尚江、吉田しんこ)
 ピアノ指導のコツが学べる一コマ漫画です。ムジカばーばが発する一言に注目!
◆すきま時間で差をつけろ(池川礼子)
 月替わりの筆者が、“すきま時間”にできるピアノ上達の秘訣を紹介します。今月は、「1分間ゲーム①」。
◆ムジカ図書館(山本美芽)
 ピアノ教本研究家が、指導者・学習者双方に役立つ本をご紹介します。
◆演奏会批評
 6/24~7/21の演奏会より(雨宮さくら、壱岐邦雄、小倉多美子、河原 亨、柴田龍一、時 幹雄、野平多美、早川立大、原 明美、伴 玲児、道下京子)
◆あんな話・こんな話(秋末直志)
 短いコラムの中に、レッスンのヒントがぎっしり。先生の説明力アップをお手伝いします。

[教材]
◆トレーニング タイム
・譜読み編(松下恵子)
・リズム編(松下恵子)
・初見編(高橋千佳子)
 毎月それぞれのトレーニング課題集を掲載します。
◆ムジカノーヴァ王国
・三要素の城(伊東光介)
 リズム、メロディー、ハーモニーの各々と、それらの密接なつながりを、ストーリー仕立てで楽しく学びます。
・音の宝石箱(安倍美穂)
 子どもたちが大好きなポピュラー作品を、彼らのやる気を引き出す工夫満載のアレンジでお届けします。
・譜読みの島(松本あすか)
 音楽が大好きなイヌの「うどん」とネコの「フヨ美先生」。彼らと一緒に譜読みの方法を楽しく身につけます。
・コンサートサロン(後藤ミカ)
 5指ポジションで弾ける名曲連弾シリーズ。今月の曲は《月夜のおまつり》(原曲:月夜&リンゴ追分)
◆わっぽん だいぼうけん~絵で弾くテクニック~(春畑セロリ)
 ユーモアあふれる絵と春畑セロリ先生のオリジナル曲で、想像力をめいっぱい働かせながらさまざまなテクニックを学んでいきます。
◆音を感じる新曲視唱(高橋千佳子)
 長年ソルフェージュ教育に携わる筆者による、音の機能を感じるための新曲視唱課題。レッスン曲の演奏でも活かされる歌心を育てます。
◆耳を開く聴きとり術講座 コード編(樹原涼子)
 正確に聴きとるだけでなく、音楽が心に働きかける元に興味を持ってもらうための聴音。「コード編」では、和音を聴きとる耳を育てます。
◆楽譜に隠されたヒントを探せ!(轟 千尋)
 どんなふうに弾いたらいいかのヒントを与えてくれる“大切な音や和音”を、様々な実験を交えつつ、わかりやすく紹介していきます。
◆ドリル なんか へんだよ ちょっと へんかも
 間違い探しのドリルを2問。うっかり間違えて覚えてしまいがちな事項を問題に盛り込みました。
◆今月の楽譜(轟 千尋)
 今回は「とじ込み付録」新シリーズとの連動企画。楽譜に書き込んだ記号を通して、作曲家が何を伝えようとしたのか、を考えるきっかけ作りにお役立てください。


[11月号で取り上げた曲一覧]
※括弧内は取り上げた記事のタイトル
アンドレ・カプレ:小さなスラブ舞曲(楽譜調査室)
イギリス民謡:ロンドン橋(楽譜に隠されたヒントを探せ!)
伊藤康英:《こんちゅうくみきょく》より〈ヘラクレスオオカブト〉〈ヒラタクワガタ〉〈エレファンスゾウカブト〉
岩間 稔:小さなドビュッシー(楽譜調査室)
ヴィトハウアー:ガヴォット(バッハへの道)
カバレフスキー:いたずら(楽譜調査室)(楽譜調査室)
T.A.キュイ:作品20の1(コンクールetc.課題曲レクチャー)
ギロック:ウィンナーワルツ(楽譜に隠されたヒントを探せ!)
ギロック:Mirage(しんきろう)(楽譜調査室)
F.グルーバー(鈴木奈美):きよしこの夜(楽譜調査室)
三枝成影:タンゴ・レッド(楽譜調査室)
ジョン・ジョージ:大きなぶどうの木(楽譜調査室)
ジェイムズ・バスティン:闘牛士(楽譜調査室)
J.S.バッハ:インヴェンション 第5番 変ホ長調 BWV776(レッスンしましょ!Part2)
バルトーク:遊び(楽譜調査室)
バルトーク:第12番、第28番《合唱曲》、第29番《五音音階の旋律》、第33番(レッスン密着レポ)
久石譲:君をのせて~「天空の城ラピュタ」(音の宝石箱)
フックス:カノンのように(バッハへの道)
フランス民謡:きらきら星(楽譜に隠されたヒントを探せ!)
ブルクミュラー:《25の練習曲》より第12番 お別れ、第19番 アヴェ・マリア、第14番スティリエンヌ(より音楽的なブルクミュラー)
ポール・ドゥ・センヌヴィル:渚のアデリーヌ(楽譜調査室)
チャイコフスキー:交響曲 第5番(三要素の城)
ドビュッシー:前奏曲集 第1集 第5曲《アナカプリの丘》(24の前奏曲に見るドビュッシーの肖像)
マルク・ベルトミュー:気まぐれなロバ(楽譜調査室)
三枝 隆:桜色に色づいて(楽譜調査室)
三枝 隆:夕闇に溶けゆくレ(楽譜調査室)
「ラーニング トゥ プレイ ブック3」より〈ハロウィーン〉(楽譜調査室)
ロシア民謡:黒いひとみ(楽譜調査室)
キャサリン・ロリン:ふしぎなユニコーン(楽譜調査室)
キャサリン・ロリン:無声映画のラグタイム(楽譜調査室)