ムジカノーヴァ 2016年2月号
今月号

ムジカノーヴァ 2016年2月号

テンポの問題 みるみる解決!

今月の1曲::ドゥシーク(デュセック) ソナチネ Op.20-1 第1楽章

在庫
【定価】¥905 (税込)
【判型】A4変
【発行】2016年1月
【商品コード】938602
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特集

 

テンポの問題 みるみる解決!

◆Interview 曽我大介

 テンポが走ると なぜ、いけないのか 生徒さんに注意をするときには、なぜいけないのか、その理由と改善方法も明らかにする必要があります。では、テンポの問題ではどんなふうに説明したらいいのか。指揮者の曽我大介氏にお話をうかがいました。

◆効果があります! ミュージックデータ
 テンポが安定しない症状に効く処方箋
(樹原涼子)

 iPhoneやiPadでダウンロードできるようになった、教本「ピアノランド」の “ミュージックデータ”。安定したテンポ感を手に入れることもできるという、このデータの使用例を、教本の著者、樹原涼子先生に教えていただきます。

◆効果があります! リトミック
 音符の長さを身体で感じましょう
(石黒加須美)

 主宰するピアノスクールで満1歳からリトミックを導入している筆者に、真の音楽的なリズムとテンポ感が身につくリトミックの実践例をご紹介いただきます。

◆テンポの問題ならソルフェージュにお任せください!(高橋千佳子)

 日本ソルフェージュ研究協議会理事でもある筆者が、ピアノのレッスンに取り入れたいテンポの問題を解決するためのソルフェージュ指導のポイントを、具体的な曲を例にあげながら解説します。

 

今月の1曲

 

ドゥシーク(デュセック) ソナチネ Op.20-1 第1楽章

 

今月の1曲 連動企画

 

◆音楽ミュージアム ピアノの鍵盤が増えていった時代(湯浅玲子)

 「今月の1曲」に関連する絵や写真を掲載し、作曲家の生涯や作品の時代背景など、幅広い知識を提供する「ふりがな」付き「読み物教材」。今月号では、ブロードウッド社製のピアノ(6オクターブ)の写真を掲載しました。

◆ミニミニ伝記 ドゥシーク(河合珠江)

 「今月の1曲」の作曲家、ドゥシークの生涯を5ページにまとめました。ピアノ教室の生徒さん向け“ふりがな付き”「読み物教材」。

◆誌上講座 .▲淵蝓璽
 ピアノ譜を合奏譜として眺めると・・・
(町田育弥)

 ピアノとソルフェージュの本「みみをすます」シリーズでお馴染みの筆者が、「今月の1曲」全体を合奏のイメージで読み解きつつ“息”をキーワードに和声やリズムについて考えていきます。

◆誌上講座◆ ̄藾奸指導法
 古典派らしい、様式感のある“心からの”演奏を目指しましょう
 〜「古典派音楽の歌い方がわからない」とお悩みの方へ
(平井千絵)

 フォルテピアノ奏者で、演奏活動とともに教育活動にも力を入れている筆者が、古典派の特徴を解説しながら、サブタイトルにあるお悩みを解決していきます。「今月の1曲」を活き活きと演奏するための具体的な指導アイディアも必見!

◆今月の1曲 練習課題.愁襯侫А璽献(佐怒賀悦子)

 「今月の1曲」の演奏をより豊かなものにするためのソルフェージュ。今回は、「完全4度の音程」や「左手の刻みと、右手のシンコペーショ&付点のリズム」などに注目した課題を掲載しています。

◆今月の1曲 練習課題▲┘船紂璽(根津栄子)

 「今月の1曲」を演奏する際に必要となるテクニックを身につけるためのエチュード集。技術的難所等を弾きこなすためのミニエチュードを各種掲載しています。

 

付録

 

◆ピアノを弾く過程の分解図 〜ピアノを弾くって、どうこうこと?〜(樹原涼子)

 「プレ・ピアノランド」に掲載されている「ピアノを弾く過程の分解図」が教材ポスターに! 生徒さんはもちろん、親御さんに指導内容の説明をする際にも役立ちます。

 

付録

 

トピックス

 

◆国際コンクールにおける韓国大躍進の秘密
 後編 韓国芸術綜合学校
(堀江昭朗)

 近年の国際コンクールで上位入賞者に名を連ねる韓国人ピアニスト。なぜ、国際的な舞台で頭角を現すようになったのか、その秘密に迫るシリーズ・後編では、韓国芸術綜合学校副学部長とピアノ科教授にお話をうかがいました。

◆Interview 世界を驚かせた指導者 レナ・シェレシェフスカヤ 後編(船越清佳)

 11歳からピアノを始め、一時ピアノから完全に離れたものの、20歳でピアニストになることを決意したルカ・ドゥバルグを、2015年のチャイコフスキー国際コンクール第4位入賞に導いたプロフェッサー、レナ・シェレシェフスカヤへのインタビュー・後編。

◆Interview 宮谷理香
 オントモ・ヴィレッジ オンライン講座「ショパン・スーパーレッスン」
(荒木淑子)

 インターネットでいつでもどこでも、60日間“試聴し放題”の「オントモ・ヴィレッジ」オンライン講座「e-playing」。その一つ「ショパン・スーパーレッスン《英雄ポロネーズ》」で講師を務めるピアニストの宮谷理香さんに、その見どころなどをうかがいました。

◆豊かな表現を可能にする技術 前編(関野直樹)

 「ムジカノーヴァ ピアノの先生応援セミナー(On-Demand)」連動企画。技術的な課題に悩み、リスト音楽院で基礎から学び直したピアニストが、ピアノ演奏時の身体の使い方の基本を、多数の写真を使ってわかりやすく解説します。

 

連載

 

◆コレに注目!

グッズ、グルメ、楽器等々、注目のアイテムをご紹介。今回は、小林杏莉沙先生考案の音楽学習ポスター「おんがくのひょう」と、リニューアルされたCOOPEの人気商品「楽譜カバー(クリア)」の2点。

◆プロフェッサー探訪 村井靖児(堀江昭朗)

国内外の大学で教鞭をとる教育者へのインタビューシリーズ。第17回は、聖徳大学音楽総合学科音楽療法コース教授の村井靖児氏。長く医療の現場で音楽療法を実践してきた氏に、音楽が人の心や身体にもたらす力等についてお話しいただきました。

写真:満田 聡

村井靖児

◆レッスン密着レポ 多喜靖美(飯田有抄)

話題・注目の演奏家や指導者によるレッスンの模様を誌上で再現する隔月連載。レッスン全体の流れ、指導ポイント、効果的な練習法、先生へのインタビュー等、盛りだくさんの中身です。

写真:岡本 央

多喜靖美

◆あんな話・こんな話(秋末直志)

短いコラムの中に、レッスンのヒントがぎっしり。先生の説明力アップをお手伝いします。

◆パリ レッスン promenade(船越清佳)

パリ在住の筆者が、フランスで定評のある指導者のレッスンの中から即実践できるアイディアを紹介していく隔月連載。パリ発の最新情報をお届けします。

◆ムジカをめぐる旅(江口文子)

門下から国際的に活躍する数多くのピアニストを輩出している筆者による、新感覚の“読んで旅する”西洋音楽の歴史。読み手の想像力を刺激する語り口です。

◆対談 御木本澄子×酒井直隆
 ピアノ奏法とピアニストの手
(酒井直隆)

フィンガー・トレーニング研究者と音楽家専門外来医による対談。ピアノを「演奏する手」のあり方を、科学的な観点も交えながら考えていきます。

◆簡単! 便利! デジタルなレッスン(上園温子)

ピアノ教室を一時休業していた筆者が、教室を再開した際に実践した生徒募集法をご紹介。今月は、ホームページ作成から公開までの過程を振り返ります。

◆楽譜調査室(後藤ミカ/佐々木邦雄)

 「調査1」では、連載「コンサートサロン」(2012年4月号〜2015年9月号)を1冊にまとめた楽譜『簡単!豪華!ミラクル連弾曲集』が登場。曲集の人気作品を、編曲者の後藤ミカ先生に紹介・解説いただきました。
 「調査2」の「オントモ楽譜情報」では、『原曲がそのままひける ふたりの チェルニー30番 連弾伴奏集』で伴奏を作曲した佐々木邦雄先生に、この楽譜の活用アイディアや期待できる指導効果等をうかがいました。

◆ピアノの先生コミュニティ訪問 ピアノランド勉強会 札幌クラス/聴きとり術勉強会 札幌クラス(林百合枝)

ピアノの先生たちの活動内容やメンバーの素顔を紹介。今回ご協力いただいたのは「ピアノランド勉強会 札幌クラス」と「聴きとり術勉強会 札幌クラス」の先生方。
「ココが知りたい!」では、両勉強会に参加している林百合絵先生に、「“聴きとり術”を応用したピアノレッスンの実践例」をご紹介いただきました。

◆今月のプレトーク 関野直樹(堀江昭朗)

今、もっとも注目したいアーティスト、教育者などにインタビューします。

◆ムジカ ザ スポットライト(町田育弥/ピティナ・ピアノ指導者セミナー)

今話題のあの方から、「ムジカノーヴァ」読者へ向けたメッセージをお届けします。

◆生徒と見たい聴きたいCD&DVD(百瀬 喬)

最近リリースされた音楽ソフトからピアノ教室におススメの1枚をご紹介します。

◆ムジカ図書館(山本美芽)

ピアノ教本研究家が、指導者・学習者双方に役立つ本をご紹介します。

◆ムジカ情報館

「セミナー」(1/25〜/2/29)と「コンクール&オーディションetc.」(予選・第1次選考・音源審査etc.:2016/5/1〜5/3)

◆演奏会批評

2015/9/29〜11/4の演奏会より(雨宮さくら、石川哲郎、小倉多美子、河原 亨、柴田龍一、白石知雄、時 幹雄、野平多美、早川立大、原 明美、伴 玲児、三浦 洋、吉田裕子)

◆ムジカばーばの 突撃!となりのレッスン室(石嶺尚江、吉田しんこ)

ピアノ指導において大切なことを、ムジカばーば(ピアノの先生応援キャラクター)が日本中を旅しながら全国各地の先生方へ伝えていきます。

 

教材

 

◆楽譜

・音の宝石箱 for Kids(安倍美穂)

 子どもたちが大好きなポピュラー作品を、彼らのやる気を引き出す工夫満載のアレンジでお届けします。今月の曲は、《365日の紙飛行機》。

◆シート

・音符と休符のドリル

 音符と休符の名称や拍数がセットで覚えられる、導入期の生徒さんのためのドリルです。

・バレンタインチャレンジシート50

 目標を達成するたびに○を1つずつ塗りつぶしていくシート。今回は2月号ということで、バレンタインデーにちなんだイラストになっています。

 

巻末とじ込み

 

◆今月の楽譜
 ベスのピアノ物語 2ndシーズン
(スーパーキッズ)

 「ベスのピアノ物語」2ndシーズン【オカピさんの魔法の五線紙】では、誰もが知っている童謡が素敵なピアノ曲に大変身します。今月の曲は、《さくら幻想曲 奸

◆今月の楽譜

 1.オルゴール風 シューベルトの子守唄(轟 千尋)
 シューベルト作曲の子守唄を、オルゴール風にアレンジ! 音域が狭く、音使いがとてもシンプルなので、初心者の生徒さんにもお楽しみいただけます。
 2.メル・ボニス「連弾曲集」より キャラバン
 隔月連載『パリ レッスン promenade』(2015年12月号)でご紹介したメル・ボニスの連弾作品のひとつ、《キャラバン》の楽譜を掲載しました。

 

2月号で取り上げた曲一覧

 

※「今月の1曲」以外の作品(括弧内は取り上げた記事のタイトル)

アンドレ・カプレ:連弾曲集より《小さな子守歌》(パリ レッスン promenade)
アンドレ・カプレ:連弾曲集より《小さなスラブ舞曲》(パリ レッスン promenade)
角野寿和・青葉紘季:365日の紙飛行機(音の宝石箱)
クレメンティ:ソナチネ ハ長調 Op.36-1 第1楽章(特集)
クレメンティ:ソナチネ ト長調 Op.36-5 第1楽章(特集)
佐々木邦雄:「ふたりのチェルニー30番」より第2番(楽譜調査室)
佐々木邦雄:「ふたりのチェルニー30番」より第22番(楽譜調査室)
佐々木邦雄:「ふたりのチェルニー30番」より第23番(楽譜調査室)
シューベルト:子守唄(今月の楽譜-1)
シューマン:『こどものためのアルバムOp.68』より《最初の悲しみ》(特集)
ショパン:エチュード イ短調 作品10-2(Interview 世界を驚かせた指導者 レナ・シェレシェフスカヤ 後編)
ショパン:ノクターン 変ロ長調 作品9-1(Interview 世界を驚かせた指導者 レナ・シェレシェフスカヤ 後編)
ショパン:ノクターン 作品9-2(楽譜調査室)
ドイツ民謡:こぎつね(楽譜調査室)
TRADITIONAL:かえるのうた(楽譜調査室)
日本民謡:さくらさくら(今月の楽譜 
バイエル:『バイエル・ピアノ教則本』より第44番(特集)
バイエル:『バイエル・ピアノ教則本』より第74番(特集)
バイエル:『バイエル・ピアノ教則本』より第99番(特集)
バイエル:『バイエル・ピアノ教則本』より第106番(特集)
ハイドン:アダージョ ホ長調 Hob.III /74(特集)
J.S.バッハ:トッカータ ホ短調 BWV914 アダージョ(Interview 世界を驚かせた指導者 レナ・シェレシェフスカヤ 後編)
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻より 第22番 変ロ短調 BWV867 プレリュード(Interview 世界を驚かせた指導者 レナ・シェレシェフスカヤ 後編)
フランス民謡:月夜(楽譜調査室)
ブルクミュラー:『ブルクミュラー 25の練習曲』より《1.素直》(特集)
ブルクミュラー:『ブルクミュラー 25の練習曲』より《2.アラベスク》(特集)
ブルクミュラー:『ブルクミュラー 25の練習曲』より《3.牧歌》(特集)
ブルクミュラー:『ブルクミュラー 25の練習曲』より《9.狩》(特集)
ブルクミュラー:『ブルクミュラー 25の練習曲』より《11.せきれい》(特集)
ブルクミュラー:『ブルクミュラー 25の練習曲』より《13.なぐさめ》(特集)
ブルクミュラー:『ブルクミュラー 25の練習曲』より《15.バラード》(特集)
ブルクミュラー:『ブルクミュラー 25の練習曲』より《21.天使たちの合唱》(レッスン密着レポ)(ピアノの先生コミュニティ訪問)
ブルクミュラー:『ブルクミュラー 25の練習曲』より《22.舟歌》(特集)
ブルクミュラー:『ブルクミュラー 25の練習曲』より《25.貴婦人の乗馬》(特集)(レッスン密着レポ)
モーツァルト:ピアノソナタ第11番 イ長調 KV331 第3楽章(特集)
モーツァルト:ピアノソナタ ハ長調 KV545 第1楽章(特集)
メル・ボニス:キャラバン(今月の楽譜-2)
R.ロジャーズ:エーデルワイス(楽譜調査室)
わらべうた:かえるがなくから(楽譜調査室)

 習い始めの子どもにいきなりピアノを弾かせるとどうなるか? 大人が弾くのと同じサイズの楽器を、ふにゃふにゃの指で弾く幼い子どもたち・・・。どんな問題が生じるかは、ご存じの通りです。そうならないように、ピアノを弾くための準備期間を設ける「二段階導入法」を提唱する樹原涼子先生が、その考えに基づいて書かれた幼児用テキスト『プレ・ピアノランド』。その楽譜内に掲載されている「ピアノを弾く過程の分解図」を、教材ポスターとして作り直したのが今月号の特別付録です。レッスン時はもちろん、早く曲を弾かせてほしいと訴える親御さんに、その前に必要な学習事項があることを理解、納得いただくための資料としてもお役立ていただけます。
 今回の特集のテーマはテンポ。同記事内のインタビューで指揮者の曽我大介氏が語られている通り、レッスンにおいては生徒さんに問題点を自覚してもらうこと、そして、それがなぜ良くないのか、その理由を明らかにすることが欠かせません。「今月の1曲」連動企画を通して読む度にも感じていただけるかと思いますが、ピアノを教えるには、なんと幅広い知識と指導技術が求められることか・・・。レナ・シェレシェフスカヤ先生のインタビュー(後編)内の言葉、「私たちは楽曲を理解するために、同時に音楽学者でもあるべきなのです」が説得力を持って心に響いてきます。
 近年教材ページにも力を入れている『ムジカノーヴァ』。ポピュラー作品のアレンジ楽譜を掲載するようになって、もう3年以上が経ちます。連載「プロフェッサー探訪」で、日本における音楽療法の第一人者、医学博士の村井靖児先生が音楽療法における選曲のコツ「同質の原理(慣れ親しんだ曲を取り込むこと等)」について触れられ、それはピアノのレッスンにも生かすことができるとおっしゃっています。ぜひ『ムジカノーヴァ』のポピュラー楽譜をレッスンでご活用ください。
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