ムジカノーヴァ 2016年8月号
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ムジカノーヴァ 2016年8月号

導入からきちんと楽しく!ペダル指導 はじめの一歩

今月の1曲:サティ アーモンド・チョコレートのワルツ

在庫
【定価】¥905 (税込)
【判型】A4変
【発行】2016年7月
【商品コード】938608
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特集

 

導入からきちんと楽しく!
ペダル指導 はじめの一歩

ピアノを習う生徒なら誰でも憧れるペダル。導入期や初めての発表会でも使えるように、基本となる知識をしっかり押さえておきましょう。ペダル・テクニックの講座を各地で展開されている堀江真理子先生による誌上レクチャーや導入期の心得、発表会での注意点、ペダルの仕組みのおさらいや生徒が喜ぶ曲紹介など、ペダル指導に自信が持てるようになる、総力特集です。

ペダル指導 はじめの一歩

写真:武藤 章

◆ピアノの中をのぞけば ペダルのしくみがわかる(堀江真理子)

ペダルのしくみを知るには、ピアノの中をのぞくのが一番です。美しい写真とともに、グランドピアノのペダルの機能をご紹介!

◆ペダルのしくみをおさらいしよう(三浦 徹)

グランドピアノとアップライトピアノのペダルの仕組みを今一度、確認しておきましょう。

◆誌上レクチャー 基礎をしっかり押さえれば ペダル指導に自信がもてる!(堀江真理子)

導入から初歩の子どもにペダルを指導するとき、きちんと押さえておくべきこととは? ペダリングの基礎、4期のスタイルに応じた奏法、そして小さい頃からペダルを使うことの大切さ。ペダリングに関する著書でおなじみの堀江真理子先生に、ブルクミュラーやソナチネアルバムの親しみやすい曲を例として、ペダル指導の基本をレクチャーしていただきました。

◆ペダリング 導入期からの心得(赤松 林太郎)

ブルクミュラーの曲を例に、美しい響きを獲得するための、ペダルの効果的な踏み方を教えていただきます。ペダルを踏むフォームについても、「目から鱗」のお話が……!

◆初めての発表会からペダルを使おう(松下恵子)

導入期からペダルを踏む経験をさせ、入会して約半年で迎える初めての発表会でもペダル使用の曲を与えているという著者。具体的な指導法や生徒が喜ぶおすすめ曲、補助ペダルの使い方、発表会での注意点などを教えていただきました。

 

今月の1曲

 

サティ アーモンド・チョコレートのワルツ(2016年7月号〜10月号選曲者:佐野真澄)

 

今月の1曲 連動企画

 

◆音楽ミュージアム 異端児・サティ〜人と違っていたからこそ〜(湯浅玲子)

 「今月の1曲」に関連する絵や写真を掲載し、作曲家の生涯や作品の時代背景など、幅広い知識を提供する「ふりがな」付き「読み物教材」。今月号は、パリのモンマルトルのアパートの片隅に座っているサティの絵を掲載しています。サティは生涯、アパートに一人で住んでいました。

◆誌上講座 .▲淵蝓璽
●たった10個の音からなるシュールな「子どもの音楽」
(佐野隆哉)

 《アーモンド・チョコレートのワルツ》は、左手が下からファ・ソ・ラ・シ・ド、その上のレ・ミ・ファ・ソ・ラを右手で、とたった10個の音しか使いません。実はこの限られた音域こそが、この作品最大のミソと言えるのです。

◆誌上講座◆ ̄藾奸指導法
●音符の少ないサティの曲を素敵に演奏する秘訣
〜サティが楽譜に記した言葉の謎を解くと…〜
(柴野さつき)

 「舌の上で」「食べ過ぎないで」「喉の奥で」「歯が痛い夜鳴きうぐいすみたいに」等々、サティの作品には不思議な書き込みが多く見られます。今回は、それらの言葉に隠された作曲家の意図を読み取りながら、サティ作品の演奏法を考察していきます。

◆練習課題.愁襯侫А璽献(伊東光介)

 「今月の1曲」の演奏をより豊かなものにするためのソルフェージュ。今回は、たった10音の白鍵の音だけで書かれているこの曲の、縦と横のそれぞれの音程に注目し、さらに音のまとまりを感じて歌う課題を掲載しました。

◆練習課題▲┘船紂璽(奥村 真)

 「今月の1曲」を演奏する際に必要となるテクニックを身につけるためのエチュード集。今回は、弱音をコントロールする練習と、伴奏に回ることで弱体化してしまった左手の実力を改善していくための練習です。

◆楽譜 今月の1曲 アーモンド・チョコレートのワルツ

◆ペーパークラフト サティ

 色を塗って切り抜き、1ヵ所のり付けするだけで完成する簡単なペーパークラフトの第9弾です。

付録

 

トピックス

 

◆Report小川典子「第14回 ジェイミーのコンサート」〜尊い個性に向き合うピアノ指導者の役割とは(船越理恵)

◆自閉症等発達障害のある人への理解と支援を願って(明石洋子)

 ピアニストの小川典子が続けている「ジェイミーのコンサート」は、自閉症児や障がい児のご両親などを対象にしたコンサートです。ミューザ川崎シンフォニーホールで開かれた第14回の模様をお届けするとともに、コンサート冒頭で講演をされた川崎市自閉症協会会長明石洋子氏に、ピアノ指導者へのメッセージもいただきました。

◆発表会の記念品〜グッズ編〜(佐野由美子)

 ピアノの先生が頭を悩ませる発表会の記念品。指導経験が豊富で、記念品探しも得意な佐野由美子先生に、おすすめのプレゼントやラッピングの工夫を教えていただきました。

 

連載

 

◆プロフェッサー探訪 江口文子(堀江昭朗)

国内外の大学で教鞭をとる教育者へのインタビューシリーズ。第23回は、本誌でもおなじみの昭和音楽大学教授の江口文子さん。世界で活躍するピアニストを多く輩出されています。今回は、子どもに向き合う上で大切にされていることもお話しいただきました。

江口文子

写真:満田 聡

◆パリ レッスン promenade(船越清佳)

パリ在住の筆者が、フランスで定評のある指導者のレッスンの中から即実践できるアイディアを紹介していく隔月連載。今回は、4歳の子どもから、チャイコフスキー・コンクール第4位のルカ・ドゥバルグなど国際コンクール受賞者に至るまで、幅広い生徒に慕われるレナ・シェレシェフスカヤ先生による、スクリャービン「前奏曲第1番&第2番」のレッスンをお届けします。

◆「グランフィール」連載第3回
Interview 野原みどり
(堀江昭朗)

アップライトピアノに搭載することでグランドピアノのタッチと響きが実現する「グランフィール」。連載第3回は、開発者の藤井氏と10年以上の付き合いのあるピアニスト・野原みどりさんへインタビュー。グランフィール市場の拡大によって期待できること等をお話しいただきました。

◆レッスン密着レポ 益子祥子(飯田有抄)

話題・注目の演奏家や指導者によるレッスンの模様を誌上で再現する隔月連載。レッスン全体の流れ、指導ポイント、効果的な練習法、先生へのインタビュー等、盛りだくさんの内容です。今回の講師は、「音楽が大好きでニコニコした子どもたち」を地域に育てようと「ますこぴあの教室」を運営されている、益子祥子先生です。

益子祥子

写真:岡本 央

◆対談 御木本澄子×酒井直隆
ピアノ奏法とピアニストの手
(酒井直隆)

フィンガー・トレーニング研究者と音楽家専門外来医による対談。ピアノを「演奏する手」のあり方を、科学的な観点も交えながら考えていきます。

◆[短期連載]バッハが面白くなるヒミツを解明! イリヤ・イーティンからみたバッハ(イリヤ・イーティン)

バッハを弾くことが面白くなった、バッハを教える上で大きな手がかりとなった、と出席者の間で評判となった公開講座の内容を、より詳しく掘り下げる形で読者の皆様にお届けしていきます。知れば知るほど面白くなる、バッハの秘密の世界へようこそ!

イリヤ・イーティン

◆簡単! 便利! デジタルなレッスン(樹原涼子)

 ダウンロード販売の開始で、再び人気上昇中の「ピアノランド」シリーズのミュージックデータ。実際にレッスンで活用しているピアノの先生方にアンケートを実施し、その効果をうかがいました。シリーズ著者の樹原涼子先生にご解説いただいています。

◆楽譜調査室(榎本香織/春畑セロリ)

 「調査1」は「発表会の曲」。ソロの発表会だけでなく、連弾の発表会も開催している榎本香織先生に、それぞれの発表会の目的や選曲方法をうかがいました。「調査2」の「オントモ楽譜情報」では、昨年11月号までの本誌で連載された春畑セロリさんの『わっぽんだいぼうけん』『ぴっぽん、おはよう!』を取り上げ、著者から作品のコンセプト、活用法等を教えていただきました。

◆今月のプレトーク 盪 仁(堀江昭朗)

今、もっとも注目したいアーティスト、教育者などにインタビューします。

◆ムジカ ザ スポットライト(田中麗子/清里フィールドバレエ)

今話題のイベント主催者から、「ムジカノーヴァ」読者へ向けたメッセージをお届けします。

◆生徒と見たい聴きたいCD&DVD(百瀬 喬)

最近リリースされた音楽ソフトからピアノ教室におススメの1枚をご紹介します。

◆ムジカ図書館(山本美芽)

ピアノ教本研究家が、指導者・学習者双方に役立つ本をご紹介します。

◆あんな話・こんな話(秋末直志)

短いコラムの中に、レッスンのヒントがぎっしり。先生の説明力アップをお手伝いします。

◆演奏会批評

2016/5/8〜5/22の演奏会より(雨宮さくら、壱岐邦雄、大久保 賢、柴田龍一、白石知雄、原 明美、伴 玲児、道下京子、横原千史、吉田裕子)

◆明日のレッスンに使える おもしろ音楽史(萩谷由喜子/吉田しんこ)

エッ?と驚く音楽史の知られざるエピソードに、楽しい4コマ漫画を添えてお届けします。レッスンの話題にぜひご活用ください。

◆ムジカ情報館

 「セミナー」(7/25〜8/31)と「コンクール&オーディションetc.」(予選・第1次選考・音源審査etc.:11/1〜11/30)

 

教材

 

◆初めての伴奏づけと即興演奏(西尾 洋)

 「楽譜がないと弾けません症候群」からの脱却を呼びかける筆者による即興メソッド。筆者曰く「できるかできないかは、やるかやらないかの違いだけ」!

◆楽譜
 音の宝石箱 〜大人のピアノ〜
(安倍美穂)

 子どもたちが大好きなポピュラー作品を、彼らのやる気を引き出す工夫満載のアレンジでお届けします。今月の曲は、《銀河鉄道999》。

◆シート
 夏のチャレンジシート30&50

 目標を達成するたびに1つずつ色を塗りつぶしていくシート。今回は、「スイカわり」と「夏祭り」の2種類をご用意しました。

 

巻末とじ込み

 

◆今月の楽譜

[サティ名曲メドレー連弾]サティの小さなお菓子(山本京子)

 《ジムノペディ第1番》や《ジュ・トゥ・ヴ》等、サティの名曲を集めてメドレーアレンジしたピアノ連弾楽譜。サティならではのユーモアたっぷりな音楽をお楽しみいただけます。発表会や講師演奏等におすすめの楽譜です。

◆特別付録

 音楽地図2 フランス(湯浅玲子)

 

8月号で取り上げた曲一覧

 

※「今月の1曲」以外の作品(括弧内は取り上げた記事のタイトル)
《居眠りワニさん》(「バスティン先生のお気に入り 1」)
《大きな消防車》(「バスティン先生のお気に入り」)
《かぜのため息》(「ピアノランド たのしいテクニック 下」)
《鐘の音》(「トンプソン現代ピアノ教本1」)
カバレフスキー:「こどもの冒険」より《泣き虫》
クレメンティ:ソナチネ作品36-4 第2楽章
サティ:《びっくり箱》より「前奏曲」(今月の楽譜)
サティ:グノシエンヌ第1番(誌上講座演奏・指導法)
サティ:グノシエンヌ第3番(今月の楽譜)
サティ:ジムノペディ第1番(今月の楽譜)
サティ:ジュ・トゥ・ヴ(今月の楽譜)
サティ:《スポーツと気晴らし》より「タンゴ」(今月の楽譜)
サティ:《木製ふとっちょ人形のクロッキーとからかい》より「トルコ風チロリ舞曲」(今月の楽譜)
シューマン:「こどものためのアルバム」第12番《サンタクロースのおじいさん》
ショパン:24の前奏曲 Op.28-8 嬰ヘ短調
スクリャービン:前奏曲第1番
スクリャービン:前奏曲第2番
《そりですべろう》(「バスティン ベーシックス テクニック1」)
タケカワユキヒデ:銀河鉄道999(音の宝石箱)
チェルニー:「小さなピアニスト」Op.823 第1番
《道化師たち》(「はじめてのギロック」)
《塔の鐘》(「はじめてのギロック」)
ドビュッシー:「子どもの領分」第3曲《人形へのセレナーデ》
バッハ:インヴェンション 第4番
バッハ:シンフォニア 第9番 BWV795
バッハ:「平均律クラヴィーア曲集第2巻」プレリュード第20番 BWV889
バッハ:「平均律クラヴィーア曲集第2巻」プレリュード 第22番
バルトーク:「ミクロコスモス」第2巻 練習課題第13番
《ひこうき》(「ピアノランド 1」)
ブルクミュラー:「25の練習曲」第7番《澄みきった流れ》
ブルクミュラー:「25の練習曲」第8番《優雅な人》
ブルクミュラー:「25の練習曲」より第10番《やさしい花》
ブルクミュラー:「25の練習曲」より第11番《せきれい》
ブルクミュラー:「25の練習曲」より第19番《アヴェ・マリア》
《まほうのハープ》(「バスティン ピアノ パーティー B」)
《摩天楼に寄せて》(「トンプソン現代ピアノ教本1」)
《妖精のハープ》(「トンプソン現代ピアノ教本 1」)
ラフマニノフ:「ピアノ協奏曲第1番」より
《レインボーフィッシュ》(「キャサリンロリン ビーニー動物園」)
《夜汽車》(「バスティン ピアノ ソロ1」)

今月の1曲はサティ《アーモンド・チョコレートのワルツ》です。左手が下からファ・ソ・ラ・シ・ド、右手がその上のレ・ミ・ファ・ソ・ラと、たった10音しか使いません。
異端児サティの音楽のユニークな点を、サティのスペシャリストや気鋭のピアニストが、楽譜に書かれた言葉にも注目しながら解き明かしていきます。

 レポート記事では、ピアニストの小川典子が続けている自閉症児や障がい児のご両親などを対象にした「ジェイミーのコンサート」を取材しました。昨今は、自閉症の子どもたちがピアノを習うことも増え、ピアノの指導者側にも相応の力量が求められるようになってきました。そこで、コンサート冒頭で講演をされた川崎市自閉症協会会長明石洋子氏に、特別にピアノ指導者へのメッセージもお寄せいただきました。

今月のプロフェッサー探訪は、本誌の連載でもおなじみの昭和音楽大学教授・江口文子先生。上原彩子他、世界で活躍するピアニストを多く輩出されていますが、ご自身のことを話されることが非常に稀な先生、必読です。

 「パリ・レッスン」は、前回に続き、チャイコフスキー・コンクール第4位のルカ・ドゥバルグの師であるシェレシェフスカヤ先生によるスクリャービン「前奏曲第1&2番」のレッスン。「レッスン密着レポ」は、書籍等でもお馴染みの、ますこぴあの教室主宰の益子祥子先生のレッスン室におじゃましました。 

 また、今月スタートした「バッハが面白くなるヒミツを解明! イリヤ・イーティンからみたバッハ」は、世界的に活躍するピアニストであり、各種コンクール審査員、武蔵野音大客員教授も務めるイリヤ・イーティンによる話題の講座の拡充版。バッハの音楽にこんな秘密が隠れていたなんて……。生徒さんのバッハの見方が変わる、注目の短期連載です。

 楽譜は、人気の安倍美穂先生による《銀河鉄道999》と、ピアソラの編曲などでもお馴染みの山本京子さんによる、サティ名曲メドレー連弾「サティの小さなお菓子」。

 「夏のチャレンジシート30&50」は、夏休みの生徒さんのモチベーションアップに、ぜひご活用ください。
 大好評の特別付録、音楽地図の第2弾はフランス。夢に溢れたイラスト地図で、イマジネーションが広がります。

 以上、今月号も、夏休みに向けて、盛り沢山な内容でお届けいたします!
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