ムジカノーヴァ 2014年11月号
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ムジカノーヴァ 2014年11月号

生徒の心が見えてくる!気になる子の指導事例集

在庫
【定価】¥905 (税込)
【判型】A4変
【発行】2014年10月
【商品コード】938411
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特集

 

生徒の心が見えてくる!気になる子の指導事例集

◆指導事例集1 興味を持って取り組んでもらう工夫(大崎妙子)

 乳幼児から大人まで、長年にわたって幅広い年齢層の生徒を指導し続ける筆者。今回は「楽譜を読みたがらない子」「すぐに癇癪を起こして泣きわめく子」のレッスンにおける工夫を教えていただきました。

◆指導事例集2 気づきを大切にして生徒と共に解決(馬場一峰)

 筆者は、メンタルケア関連の免許・資格を多数保有し、そのノウハウも活かしたピアノ指導を展開中。今回は「笑顔がなくなり表情がこわばる子」「お手本を弾こうとすると手をはねのける子」のレッスン法を紹介していただきました。

◆Interview 生徒さんに必要のないガマンを強いていませんか?(臨床心理士 植松紀子)

 武蔵野赤十字病院こどもの相談室、「こどもの城」小児保健部等で、40年以上にわたり多くの親子の悩みと向き合ってきた臨床心理士・植松紀子先生に、心理の専門家としての立場から“気になる子の事例”をもとにアドバイスをいただきました。

 

今月の1曲

 

クレメンティ ソナチネ Op.36-4 第1楽章

 

今月の1曲 連動企画

 

◆音楽ミュージアム 第2回 クレメンティ vs モーツァルト(湯浅玲子)

 「今月の1曲」に関連する絵や写真を掲載し、作曲家の生涯や作品の時代背景など、幅広い知識を提供する「ふりがな」付き「読み物教材」。今月号ではクレメンティとモーツァルトによる「ピアノ競技会」の話を取り上げ、その舞台となったホーフブルク王宮の絵を掲載しました。

◆『ソナチネ アルバム』の作曲家(武石みどり)

 『ソナチネ アルバム』収載曲を書いた作曲家たち――ハイドン、クレメンティ、モーツァルト、ドゥシーク、ベートーヴェン、ディアベリ、クーラウ――を紹介した「ふりがな」付き「読み物教材」。彼らが交流したり刺激し合ったりしたことがよくわかります。

◆誌上講座 .▲淵蝓璽(平井千絵)

 目指すは、自分も聴いている人も“楽しい!”演奏
 ソナチネという旅の道のりをなぞる作業からスタートし、曲の構造や特徴へと目を向けながら「今月の1曲」の演奏を“本気で楽しむ”ヒントを提案しています。

◆誌上講座◆〇愼核
 古典派のソナタへの入り口に詰まっている豊富なヒントや課題
(久元祐子)

 ソナチネに入る前に身につけておくべきことや、ソナチネを演奏する際に押さえておくべきことを、項目だてて解説します。

◆今月の1曲 練習課題.愁襯侫А璽献紂Τ敕(今村央子)

 楽しく学びながら、「今月の1曲」の演奏アイディアを膨らませるための、視唱、初見視奏、リズム、アンサンブル、創作、楽典の課題です。

◆今月の1曲 練習課題▲┘船紂璽(奥村 真)

 「今月の1曲」を演奏する際に必要となるテクニックを身につけるためのエチュード集。今月号では、3度の上の音が出ない、スケールの親指くぐりがスムーズにいかない、等の課題を克服するためのエチュードを掲載しています。

◆今月の楽譜  攷系∈棔曠戰垢離團▲諒語 2ndシーズン(スーパーキッズ)

 「ベスのピアノ物語」が、2ndシーズン【オカピさんの魔法の五線紙】となって新しくスタート。誰もが知っている童謡が、素敵なピアノ曲として大変身します。今月の曲は、《森のくまさん、ショパンに出会った。 奸F戸悄埒垢里まさん》が、数々のショパンの名曲に出会います。

◆今月の楽譜◆.リスマス メドレー連弾(ピアニスターHIROSHI)

 クリスマスの定番ソングがメドレーとなった連弾楽譜。気負わず楽しく演奏できるよう、生徒さんのパート(プリモ)は片手用の譜面になっています。12月のクリスマス会等でお役立てください。

 

とじ込み付録

 

◆楽典カード-5

ポストカードとしても使える楽典カードシリーズ△梁茖飢鵑蓮◆屮▲セント」と「テヌート」。

 

付録

 

トピックス

 

◆発表会でおすすめの子どもドレス(オンピーノピアノ教室)

 発表会のドレス選び。お気に入りが見つかれば、生徒さんの練習に対する意欲が増すかもしれません。でも、どんなに素敵なドレスでも、腕が動かしづらいなど、生徒さんの晴れ舞台を邪魔するデザインや素材は避けたいところ。そこで、オンピーノピアノ教室ではどんなアドバイスをされているのか、うかがいました。

◆第38回 ピティナ・ピアノコンペティション(二宮裕子、関本昌平、松下恵子)

 今年の特級グランプリを受賞した山亮汰さんは、東京の二宮裕子先生と地元・福島の山本真希先生に師事。このお二方の連携などについて、二宮先生にお話しいただきました。また、今年初めて「ピティナ指導者賞」を受賞した関本昌平先生と松下恵子先生に、指導者としての研鑽の積み方を教えていただきました。

◆Interview 有田秀穂 脳からみた ストレスを与えるレッスン 幸せを運ぶレッスン

 呼吸の脳生理学研究の過程で、脳の興奮を適度に抑え、かつクリアな状態にする効果を持つセロトニン神経の働きに着目したという有田秀穂氏に、脳科学の視点から理想的なレッスンについて語っていただきました。

◆声楽作品から学ぶ器楽演奏解釈の方法(三ッ石潤司)

 演奏解釈とは、どういうことなのか。なぜ、器楽演奏において声楽作品を学ぶことが重要なのか。ヨーロッパ各地の劇場や音楽祭でコレペティートル、伴奏者として活躍する筆者が解説します。(「ムジカノーヴァ ピアノの先生応援セミナー」テキスト)

◆日本ピアノ教育連盟 亀田真弓グループレッスン講座(船越理恵)

 ジュネーヴ高等音楽院のピアノ指導法クラスで行われている授業内容を日本で体験できる人気講座。その模様をレポートします。

◆日本ソルフェージュ研究協議会 ワークショップ(荒木淑子)

 日本ソルフェージュ研究協議会の初企画として行われたワークショップ。同研究協議会理事で弊誌の執筆者でもある、今村央子氏の「聴音」と高橋千佳子氏の「視唱」の模擬授業をレポートします。

 

連載

 

◆コレに注目!

グッズ、グルメ、楽器等々、注目のアイテムを毎号1つずつ紹介していきます。今回は焼き菓子の詰め合わせ「ピアノソナタギフト」。

◆プロフェッサー探訪 久保春代(堀江昭朗)

国内外の大学で教鞭をとる教育者へのインタビューシリーズ。第2回は、上野学園大学の久保春代教授です。フィンランドのメソッド『スオミ・ピアノ・スクール』の翻訳者としても知られています。

写真:満田 聡

久保春代

◆ムジカばーばのハローワーク(吉田しんこ)

ピアノの先生応援キャラクター「ムジカばーば」が、鋭い観察力と旺盛な好奇心を生かし、音楽のお仕事現場に潜入。今回は、楽器店販売員。

◆あんな話・こんな話(秋末直志)

短いコラムの中に、レッスンのヒントがぎっしり。先生の説明力アップをお手伝いします。

【新連載】グネーシン音楽学校 プリャシュケーヴィチ先生のウローク(池田 慈)

この夏、ロシアに短期留学を果たした筆者が現地で聴講したレッスンを、誌上で再現する隔月連載。まるでその場にいるかのように、レッスンでのやり取りの様子が伝わってきます。

◆ぱすかリズム(パスカル・ドゥヴァイヨン)

著者はベルリン芸術大学教授。「音楽」「ピアノ」「指導」をキーワードにして、独特のユーモアを織り交ぜながらエッセイを綴ります。

◆音の歳時記(江口文子)

門下から国際的に活躍する数多くのピアニストを輩出している筆者による日本人特有の、そして音楽家ならではの感性が光るエッセイです。

◆バッハへの道(北村智恵)

「バッハは苦手」「生徒に教える自信がない」という方々を、「本当は楽しいインヴェンション」に通ずる道へとお連れします。

◆「先生力」スキルアップ講座(大場ゆかり)

「演奏技術」のほかにも、「見通す力」「促す力」等、指導者にはさまざまな「先生力」が求められます。この「先生力」を高めるために有効な行動科学や心理学の分野で用いられる考え方、心理的スキルトレーニングの技法を、具体的に紹介していきます。

◆知っておきたい!幼児の特性(中嶋恵美子)

ピアノを習い始めて1年未満の生徒によく見られる“気になる”言動の数々。それらにどう対応したらいいのか、幼児の特性を踏まえた適切な指導法を考えていきます。

◆楽譜調査室(佐藤卓史×飯田有抄、パップ晶子)

「調査1」は「まるごと1冊調査」。『ブルクミュラー 12の練習曲』を取り上げ、学習ポイントやその効果、『25の練習曲』『18の練習曲』との関連などについて、これらの曲集のCDを発売したピアニスト、佐藤卓史さんにお話しいただきました。
 「調査2」の「オントモ楽譜情報」では、来年で没後70周年を迎えるバルトークの作品の中で「初級段階で弾いておきたい曲」を、バルトーク研究家・ピアニストのパップ晶子先生にご紹介いただきました。

◆ピアノの先生コミュニティ訪問(折田信枝)

ピアノの先生たちの活動内容やメンバーの素顔を紹介。コミュニティから寄せられた記事のリクエストにもお応えします。今回は「日本ギロック協会」。リクエストは、折田信枝氏による「子どもにわかりやすいコードネームの導入法」。

◆簡単! 便利! デジタルなレッスン(佐久間留美)

筆者は、電子ピアノやキーボードもレッスンに活用するピアノ指導者。電子ピアノで自宅練習する生徒が増えている現状を踏まえ、この楽器の特性を活かした宿題の出し方を紹介していただきました。

◆生徒と見たい聴きたいCD&DVD(百瀬 喬)

最近リリースされた音楽ソフトからピアノ教室におススメの1枚をご紹介します。

◆ムジカ図書館(山本美芽)

ピアノ教本研究家が、指導者・学習者双方に役立つ本をご紹介します。

◆今月のプレトーク 樹原涼子(堀江昭朗)

今、もっとも注目したいアーティスト、教育者などにインタビューします。

◆ムジカ ザ スポットライト(清水若菜&ヴィレム・ブロンズ、松田華音)

いま話題のあの方から、「ムジカノーヴァ」読者へ向けたメッセージをお届けします。

◆演奏会批評

7/23〜8/24の演奏会より(壱岐邦雄、伴 玲児、道下京子)

◆あんな話・こんな話(秋末直志)

短いコラムの中に、レッスンのヒントがぎっしり。先生の説明力アップをお手伝いします。

◆ムジカ情報館

「セミナー」(10/25〜11/30)と「コンクール&オーディションetc.」(予選・第1次選考・音源審査etc.:2015/2/1〜2/28)

 

教材

 

◆ドリル

・ふよみ かけっこ

 今回は、生徒さんになるべく多くの音を読んでもらえるよう、ページを横向きにして掲載しました。譜読みのスピードアップの実現を目指し、時間を計って記入する欄も設けました。

◆楽譜

・ぴっぽん おはよう!(春畑セロリ)

主人公が「わっぽん」の弟「ぴっぽん」に変わり、内容もぐっと易しくなりました。ユーモアあふれる絵と春畑セロリ先生のオリジナル曲で、想像力をめいっぱい働かせながら、ピアノを弾くために必要なことを学んでいきます。

・音の宝石箱(安倍美穂)

子どもたちが大好きなポピュラー作品を、彼らのやる気を引き出す工夫満載のアレンジでお届けします。今月の曲は、映画「STAND BY ME ドラえもん」の主題歌《ひまわりの約束》。

◆講座

・耳を開く聴きとり術講座 コード編(樹原涼子)

正確に聴きとるだけでなく、音楽が心に働きかける元に興味を持ってもらうための聴音。「曲の中のドミナントモーション」を聴きとります。

 

11月号で取り上げた曲一覧

 

※「今月の1曲」以外の作品
※括弧内は取り上げた記事のタイトル

アメリカ民謡:森のくまさん(今月の楽譜 
樹原涼子:『プレ・ピアノランド』より《ワルツ》(耳を開く聴きとり術講座)
樹原涼子:『ピアノランド たのしいテクニック下』より《ステップアップ》(耳を開く聴きとり術講座)
小林亜星:あわてんぼうのサンタクロース(今月の楽譜◆
グルーバー:聖夜(今月の楽譜◆
クレメンティ:ソナチネ ハ長調 Op.36-3 第1楽章(グネーシン音楽学校 プリャシュケーヴィチ先生のウローク)
ショパン:エチュード op.10-3(今月の楽譜 
ショパン:幻想即興曲(今月の楽譜 
ショパン:プレリュード op.28-7(今月の楽譜 
ショパン:ポロネーズ op.40-1(今月の楽譜 
秦 基博:ひまわりの約束(音の宝石箱)
J.C.F.バッハ:アングレーズ(バッハへの道)
バルトーク:『子供のために1』より第1番《遊んでいる子供たち》(楽譜調査室)
バルトーク:『子供のために2』より第3番(楽譜調査室)
バルトーク:『ミクロコスモス1&2』より第51番《ウェーブ》(楽譜調査室)
ブルクミュラー:『12の練習曲』全曲(楽譜調査室)
ピアポント:ジングルベル(今月の楽譜◆
ヘンデル:もろびとこぞりて(今月の楽譜◆

 先月号よりスタートした「今月の1曲」。バロックに続いて、今回は古典派の作品を指導する際に必要な知識や、それらを学ぶ生徒さんに向けた教材を複数掲載しました。先生方が目指す「“音楽性”と“豊かな音楽表現を可能にするテクニック”の両者をバランス良く育むレッスン」を意識して、毎回構成を考えています。
 特集では、繊細で複雑な子どもの心が外に現れた様々な事例を取り上げ、子どもたちの気持ちを汲み取りつつ、どのように対応していけばよいかを考えてみました。
 また今月号は、ベルリン芸術大学教授によるエッセイや、ロシアのグネーシン音楽学校での子どものレッスンを紹介する新連載、ジュネーヴ高等音楽院のピアノ指導法クラスの授業を再現した講座レポートなど、日本に居ながらにして世界中のピアノ教育に触れることができる記事も充実しています。さらに、脳生理学者、臨床心理士など、音楽以外の分野のスペシャリストから、さまざまな視点での専門的アドバイスもいただきました。
 ミシン目切り離しができる「とじ込み楽譜」には、好評だった「ベスのピアノ物語」が再び登場。読者の皆様の声に応えて、クリスマス作品の楽譜は、生徒さんが余裕をもって準備できるように、これまでより1ヵ月早く掲載しました。
 次号の「今月の1曲」はロマン派、ランゲ作曲《兵隊の行進》です。
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