ムジカノーヴァ 2015年1月号
今月号

ムジカノーヴァ 2015年1月号

考えよう! ピアノ教育活性化

在庫
【定価】¥905 (税込)
【判型】A4変
【発行】2014年12月
【商品コード】938501
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特集

 

考えよう! ピアノ教育界活性化

◆対談 福田成康×杉山由美子 ピアノ教育界の未来は明るい!

 アメリカで開発された心理療法による施術を行い、成果を上げているセラピストが、“あがり”の対策に特化して、手軽にできるセルフケアの方法を伝授します。

◆異分野とのさらなるコラボレーションを!(村上 隆)

 演奏活動と並んで長年にわたり後進の指導にあたる筆者。自身が常務理事を務める日本ピアノ教育連盟の取り組みに触れながら、ピアノ教育界で実現したい異分野とのコラボレーションについて綴ります。

◆Interview マイケル・スペンサー 音楽は、すばらしい“学び”のツール

 元英国ロイヤル・オペラ・ハウス教育部長で、世界各地でクラシック音楽教育のさまざまなプログラムを実施するマイケル・スペンサー氏が、音楽で子どもたちに何を教えるか、彼らを取り巻く環境の変化も見据えながら語ります。

◆ICTを活用し生活の中での自主的な学びを促進(深見友紀子)

 筆者は京都女子大学教授で、ピアノ教室も主宰。音楽学習の方法や音楽教育へのICT(情報通信技術)の活用という日頃の研究テーマを踏まえ、これからのピアノ教室のありかたについて提案します。

 

今月の1曲

 

ギロック 手品師

 

今月の1曲 連動企画

 

◆音楽ミュージアム 第4回
 ジャズの街、ニューオリンズ〜ピアノ教師・ギロックが過ごした街〜
(湯浅玲子)

 「今月の1曲」に関連する絵や写真を掲載し、作曲家の生涯や作品の時代背景など、幅広い知識を提供する「ふりがな」付き「読み物教材」。今月号では、ギロックがニューオリンズに住んでいた時期にオープンした有名なジャズホールの写真を掲載しています。

◆音楽の始まり(西岡信雄)

 新しい年の始まり。ところで音楽は、いつ? どんなふうに始まったのでしょう? 浜松市楽器博物館名誉館長で、音楽人類学者である筆者による、ピアノ教室の生徒さんに向けた誌上講座です。

◆誌上講座 .▲淵蝓璽
 違いを楽しめる人になろう
(西尾 洋)

 作曲家で、著書『応用楽典 楽譜の向こう側』でお馴染みの筆者が、今回は和音記号を使わずに楽譜を読む方法を紹介! ギロックの《手品師》を使って、楽譜の中の同じものと違うものを整理しながら、それらを演奏へとつなげていきます。

◆誌上講座◆〇愼核
 ストーリーやキャラクターのイメージをはっきり持とう
(小原 孝)

 ギロック作品のレコーディングも多い人気ピアニストの筆者が、「今月の1曲」を録音したときの自身の演奏アイディアを披露。その他、楽譜の改訂によって変更や訂正が生じた楽曲も紹介します。

◆今月の1曲 練習課題.愁襯侫А璽献(高橋千佳子)

 「今月の1曲」の演奏をより豊かなものにするために、「手品師の不思議さ」を表す要素に注目したソルフェージュ課題です。

◆今月の1曲 練習課題▲┘船紂璽(永瀬まゆみ)

 「今月の1曲」を演奏する際に必要となるテクニックを身につけるためのエチュード集。今月号では、テクニックで問題となりやすい箇所の練習とともに、楽曲の内容理解へと繋がる練習課題も紹介しています。

◆今月の楽譜 .戰垢離團▲諒語 2ndシーズン(スーパーキッズ)

 「ベスのピアノ物語」が、2ndシーズン【オカピさんの魔法の五線紙】となってスタート。誰もが知っている童謡が、素敵なピアノ曲として大変身します。今月の曲は、《七つの子のためのパヴァーヌ》。

◆今月の楽譜◆]弾 メヌエット ト長調 BWV Anh.114(野平多美)

 プリモパートを原曲そのままで弾くことのできる連弾楽譜。2人で弾けば、和声の豊かさを感じながら演奏することができます。また、ソプラノリコーダーのパートもついているので、小編成アンサンブル用楽譜としてもご活用いただけます。

 

特別付録

 

◆作曲家カード-5

 ポストカードとしても使える作曲家カードシリーズ△梁茖飢鵑蓮◆屮魯ぅ疋鵝廚函屮丱ぅ┘襦廖

 

付録

 

トピックス

 

◆小山実稚恵×工藤公康 対談―脱力の極み(船越理恵)

 音楽の友ホールにて開催された、ピアニスト・小山実稚恵氏と福岡ソフトバンク新監督・工藤公康氏による夢の対談をレポートします。

◆樹原涼子『耳を開く 聴きとり術 コード編』セミナー(工藤啓子)

 本誌連載をまとめた書籍の刊行を記念して開かれたセミナー。コード「C」を聴きとるレッスンの流れを、注意点を交えながら紹介します。

◆鈴木弘尚 公開レッスンと講座 前編(佐野真澄)

 2014年10月に行われた日本ピアノ教育連盟主催「第31 回 ピアノオーディション 予選課題曲による公開レッスンと講座」から鈴木弘尚氏による講座と公開レッスンの模様を、一部抜粋・再構成して掲載。前編ではペッツォルトとバッハの作品を取り上げます。

◆小物楽器を使ったアンサンブルでレッスン効果を高める(今野万実)

 ギロック作品の指導法や演奏法を研究している日本ギロック協会。その堺支部に所属する筆者が、小物楽器とのアンサンブルを取り入れた効果的な指導法について、「今月の1曲」の《手品師》を例に解説します。

 

連載

 

◆コレに注目!

グッズ、グルメ、楽器等々、注目のアイテムを毎号1つずつ紹介していきます。今回は「超撥水風呂敷 ながれ『楽器』」。

◆プロフェッサー探訪 ヴィレム・ブロンズ(堀江昭朗)

国内外の大学で教鞭をとる教育者へのインタビューシリーズ。第4回は、オランダ・アムステルダム音楽院のヴィレム・ブロンズ教授です。日本でも演奏会のほか、公開レッスンやマスタークラスをたびたび行っています。

写真:満田 聡

ヴィレム・ブロンズ

◆ムジカばーばのハローワーク(吉田しんこ)

ピアノの先生応援キャラクター「ムジカばーば」が、鋭い観察力と旺盛な好奇心を生かし、音楽のお仕事現場に潜入。今回は、歌って遊ぶスーパーデュオ「ケロポンズ」。

◆あんな話・こんな話(秋末直志)

短いコラムの中に、レッスンのヒントがぎっしり。先生の説明力アップをお手伝いします。

◆グネーシン音楽学校 プリャシュケーヴィチ先生のウローク(池田 慈)

この夏、ロシアに短期留学を果たした筆者が現地で聴講したレッスンを、誌上で再現する隔月連載。まるでその場にいるかのように、レッスンでのやり取りの様子が伝わってきます。

◆ぱすかリズム(パスカル・ドゥヴァイヨン)

著者はベルリン芸術大学教授。「音楽」「ピアノ」「指導」をキーワードにして、独特のユーモアを織り交ぜながらエッセイを綴ります。

◆音の歳時記(江口文子)

門下から国際的に活躍する数多くのピアニストを輩出している筆者による日本人特有の、そして音楽家ならではの感性が光るエッセイです。

◆バッハへの道(北村智恵)

「バッハは苦手」「生徒に教える自信がない」という方々を、「本当は楽しいインヴェンション」に通ずる道へとお連れします。

◆知っておきたい!幼児の特性(中嶋恵美子)

ピアノを習い始めて1年未満の生徒によく見られる“気になる”言動の数々。それらにどう対応したらいいのか、幼児の特性を踏まえた適切な指導法を考えていきます。

◆楽譜調査室(盒鏡吃廖ν泉久美子・石井なをみ・渡部一恵(伊藤ひさえ)/高橋千佳子)

 「調査1」は「まるごと1冊調査」。導入期のピアノ教本『みんなのオルガン・ピアノの本』の「新版」を取り上げ、その特色や指導ポイントについて、著者の盒鏡吃彑萓犬函∪作協力のお三方にお話しいただきました。
 「調査2」の「オントモ楽譜情報」では、呉暁氏による『4才のリズムとソルフェージュ』『5才のリズムとソルフェージュ』を用いて各地で講座を開かれている高橋千佳子先生に、教本の特色と活用法を教えていただきました。

◆ピアノの先生コミュニティ訪問(江口文子)

ピアノの先生たちの活動内容やメンバーの素顔を紹介。コミュニティから寄せられた記事のリクエストにもお応えします。今回は「ピティナ千葉美浜マリンステーション」。リクエストは、江口文子氏による「小学校低学年から高学年の子どもの指導で重視すること」。

◆簡単! 便利! デジタルなレッスン(船越清佳)

パリ在住のピアニストで、本誌の隔月連載『パリ レッスン promenade』を展開中の筆者が、フランスの音楽教育で電子ピアノがどのように活用されているかをレポートします。

◆生徒と見たい聴きたいCD&DVD(百瀬 喬)

最近リリースされた音楽ソフトからピアノ教室におススメの1枚をご紹介します。

◆ムジカ図書館(山本美芽)

ピアノ教本研究家が、指導者・学習者双方に役立つ本をご紹介します。

◆今月のプレトーク 上原彩子(堀江昭朗)

今、もっとも注目したいアーティスト、教育者などにインタビューします。

◆ムジカ ザ スポットライト(ミュージッククリアファイル/テーマモール ウォーミングアップ・ジェル)

いま話題のあの方から、「ムジカノーヴァ」読者へ向けたメッセージをお届けします。

◆演奏会批評

10/1〜11/3の演奏会より(雨宮さくら、壱岐邦雄、石川哲郎、大久保 賢、河原亨、柴田龍一、白石知雄、時 幹雄、野平多美、原 明美、伴 玲児、道下京子、吉田裕子)

◆ムジカ情報館

「セミナー」(12/25〜1/30)と「コンクール&オーディションetc.」(予選・第1次選考・音源審査etc.:2015/4/1〜4/30)

 

教材

 

◆ドリル

・30人作曲家 クロスワードパズル

 タテのカギとヨコのカギを手がかりに解いていくクロスワードパズル。早くから作曲家の存在を知り、その作曲家の曲を聴いたり、弾いたりするきっかけ作りに、ぜひお役立てください。

◆楽譜

・ぴっぽん おはよう!(春畑セロリ)

主人公が「わっぽん」の弟「ぴっぽん」に変わり、内容もぐっと易しくなりました。ユーモアあふれる絵と春畑セロリ先生のオリジナル曲で、想像力をめいっぱい働かせながら、ピアノを弾くために必要なことを学んでいきます。

・音の宝石箱(安倍美穂)

子どもたちが大好きなポピュラー作品を、彼らのやる気を引き出す工夫満載のアレンジでお届けします。今月の曲は、テレビ東京系アニメ「ふるさと再生 日本のむかしばなし」エンディングテーマ《ぴょんぴょんぷにょぷにょのうた》。

◆講座

・耳を開く聴きとり術講座 コード編(樹原涼子)

正確に聴きとるだけでなく、音楽が心に働きかける元に興味を持ってもらうための聴音。「曲の中のドミナントモーション」を聴きとります。

 

12月号で取り上げた曲一覧

 

※「今月の1曲」以外の作品
※括弧内は取り上げた記事のタイトル

カバレフスキー:トッカティーナ(耳を開く聴きとり術講座)
樹原涼子:なかよし(プレ・ピアノランド)(耳を開く聴きとり術講座)
ギロック:森のざわめき(誌上講座◆〇愼核 
ギロック:宮廷のコンサート(誌上講座◆〇愼核 
ギロック:ソナチネ(誌上講座◆〇愼核 
『新版 みんなのオルガン・ピアノの本』第1巻より《どのおけいこ》《そよかぜ》《おるすばん》(楽譜調査室)
『新版 みんなのオルガン・ピアノの本』第2巻より《むすんでひらいて》(楽譜調査室)
『新版 みんなのオルガン・ピアノの本』第3巻より《ゆめのくに》《木こり》(楽譜調査室)
『新版 みんなのオルガン・ピアノの本』第4巻より《めんどりのひとりごと》(楽譜調査室)
クンツ:小さなカノン Op.14-52(バッハへの道)
J.S.バッハ:『インヴェンション』第14番 変ロ長調 BWV785
プロコフィエフ:『ロミオとジュリエット』−ピアノのための10の小品 Op.75より第8曲《マーキュシオ》
ペッツォルト:メヌエット ト長調 BWV.Anh.114(鈴木弘尚 公開レッスンと講座 前編)
ペッツォルト:メヌエット ト短調 BWV.Anh.115(鈴木弘尚 公開レッスンと講座 前編)
ペッツオルト:メヌエット ト長調 BWV.Anh114(今月の楽譜◆
MEG.ME:ぴょんぴょんぷにょぷにょのうた(音の宝石箱)
本居長世:七つの子(今月の楽譜 
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ(今月の楽譜 

 通常は現場ですぐさま役立つ実用的な情報が中心となる特集ですが、今回は新年号ということで、広く長い視野でピアノ教育を見つめ直してみることにしました。ピアノ指導も世の中の変化にいち早く対応するとともに、未来を予測し、生徒さんの期待を上回るレッスンの実現を目指して早めの準備を進めておくことも必要でしょう。進む少子高齢化にグローバル化、教育現場へのICT導入・・。さまざまな変化に応じた今後のピアノ教育の在り方について、この機会にご自身の考えをまとめ、2015年の目標を立ててみてはいかがでしょう?
 「今月の1曲」は、ブルクミュラーとともにピアノ教室で絶大な人気を誇る作曲家、ギロックの作品を取り上げました。さらに、10月号で反響の大きかった“プリモは原曲そのまま”の連弾楽譜第2弾として、ペッツォルトの《メヌエット ト長調》を掲載。同作品はレポート、鈴木弘尚氏の「公開レッスンと講座 前編」でも触れられていますので、あわせてご活用ください。ちなみにこの曲は、6月号の「今月の1曲」として再登場の予定です。
 次号の「今月の1曲」はバロック、A.スカルラッティ作曲《スケルツァンド》。レッスンでお馴染みのドメニコ・スカルラッティではなく、そのお父さんの作品です。
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