• ムジカノーヴァ 2012年1月号

雑誌 ムジカノーヴァ

ピアノを教える人、学ぶ人の雑誌

ムジカノーヴァ 2012年1月号

  • 通るか否かは紙一重! コンクール 予選通過の決め手
定価
922円 (本体838円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2011年12月
商品コード
181201

完売のため、お取り扱いできません。
ご了承ください。

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内容紹介

[特集]
通るか否かは紙一重!
コンクール予選通過の決め手

◆予選通過のカギは、基礎・基本の徹底(関 孝弘)
  集団の中で審査員の印象に残る一人になるには、どんな演奏をすればいいのか。よく見られる好ましくない例を挙げつつ、その答えを探っていきます。
◆ピティナ・ピアノコンペティション2011 全参加者予選突破
 ごく普通の教室がなぜ、驚異的な通過率を達成できるのか?(永瀬まゆみ)
  出場した生徒のほとんどを予選通過させてしまう教室では、日々、どんなレッスンが行われているのか。その秘密に迫ります。
◆好感度120%UP!
 コンクール審査員が教えるステージマナー(渡部由記子)
   入退場、お辞儀、椅子の座り方、補助ペダルの取り付け、椅子の高さの調整など、細かな部分まで丁寧に解説しています。

[とじ込み付録]
◆作曲家ポストカードカレンダー
 先月号の付録に登場した14人の作曲家が、再登場。今回は、カレンダー(1、2月)+ポストカード+確認カードと、3通りの使い方ができる、さらにお得な付録です。

[カラー]
◆ブルクミュラー 鳥ノオト《お別れ》(音の台所)
 毎号違う鳥が登場して、絵と詩でブルクミュラーの世界を案内します。
◆想像しよう!考えよう! 音楽図鑑(佐野真澄)
 イラストや写真を見て、質問に答え、想像を膨らませる。そして、思い描いたイメージを音楽で表現してみる。そんなレッスンを提案する教材です。今月のテーマは「ラデッキー・マーチ」。
◆アンケートに答えて応募しよう!『ムジカノーヴァ』読者モニター&プレゼント
 とじ込みのハガキに記入してご応募いただくと、抽選で電子ピアノなどの豪華商品が当たります。
◆心に残る恩師の言葉(伊藤康英、岩瀬洋子、江崎光世、北村智恵、樹原涼子、田村智子、藤 拓弘、轟 千尋、パップ晶子、春畑セロリ)
 大切な言葉とともに、皆さんが生徒や学生だったころの写真、2012年の抱負も掲載しました。

[トピックス]
◆ムジカノーヴァ ピアノの先生応援セミナー 中野振一郎「チェンバロ入門講座」(高瀬研二)
 国際的チェンバロ奏者の中野振一郎氏を講師に迎えて行われたセミナーのレポート。ピアノ指導者や学習者の関心が特に高い事項を中心に解説・実演がなされました。使用楽器はローランドの電子チェンバロC-30です。
◆ライナー・キュッヒル&野村三郎「ウィーン・トーク&ライヴ」(荒木淑子)
 ウィーン・フィル第1コンサートマスターのライナー・キュッヒル氏と、ウィーン在住の音楽評論家、野村三郎氏によるステージの模様をレポートします。
◆芸術の都ミュンヘンで心に残っている公演(モナ=飛鳥・オット)
 ドイツのミュンヘンで、子どものころからよくコンサートやオペラに連れていってもらったというモナさんが、心に残っている公演を教えてくれました。
◆ミニ伝記 ムツィオ・クレメンティ 第2回(藤江効子)
 ソナチネの作曲家としてお馴染みのクレメンティの生涯を、美しい絵とわかりやすい文章でお届けします(ふりがな付き)。
◆セミナーレポート 石嶺尚江/西原 稔(荒木淑子)
 本誌「教材コーナー」執筆者が講師を務めたセミナーのレポートです。
◆連続講座「ヨーロッパ音楽の源流をたずねて」(荒木淑子)
 『キリスト教と音楽~ヨーロッパ音楽の源流をたずねて』(音楽之友社)の著者、金澤正剛がホストを務める連続講座のレポートです。
◆ベルリン・フィル「公開リハーサル」(渡辺謙太郎)
 東京・サントリーホールでのベルリン・フィル来日公演(指揮:サイモン・ラトル)に先立って行われた「公開リハーサル」の模様をお届けします。

[連載]
◆レッスン密着レポ 町田育弥先生(飯田有抄)
 話題・注目の指導者の教室を訪ね、レッスンの模様を誌上で再現する隔月連載。レッスンの全体の流れ、指導ポイント、効果的な練習法、先生へのインタビュー等、盛りだくさんの中身です。今回は、「ピアノとソルフェージュの本 みみをすます」の著書自身によるレッスンをレポート。
◆楽譜調査室(川﨑みゆき、丸山京子 他)
 現役ピアノ教師10人が“本当に使える楽譜”を調査・報告します!
 ・気になる新刊
 ・まるごと一冊徹底調査
 ・テーマ別おススメ曲一覧(今月のテーマ:2011年、我が教室の発表会のレパートリーに新たに加わった曲)
 ・オントモ楽譜情報
◆雨のち晴れ(岡村真美子)
 雨がやみ、お日さまが顔を出し、全てのものが生き生きと見えてきたときのような感動や安堵感を味わった想い出を綴るリレー・エッセイ。
◆ピアニスト探訪 イヴ・アンリ(伊熊よし子)
 国内外で活躍中のピアニストにインタビュー。演奏活動のほか、自身が受けてきた音楽教育や現在の指導活動について語ります。
◆知って得する エディションの知識(吉成 順)
 国立音楽大学教授の著者が、学習者に馴染み深い作品の各エディションを比較検証。今月号はラヴェルの《夜のガスパール》。
◆ショパン・エチュード入門(パスカル・ドゥヴァイヨン)
 ベルリン芸術大学教授の著者による誌上レッスン。ショパン・エチュードの具体的な練習法について。今月号は作品25-10。
◆レッスンしましょ!Part2(ヴィレム・ブロンズ)
 演奏や指導のポイント、具体的な練習法などを、譜例をふんだんに使って解説していきます。今回はJ.S.バッハ インヴェンション 第14番 変ロ長調。
◆演奏家のための心理的トレーニング(大場ゆかり)
 本番で満足のいくパフォーマンスをしたい――演奏家ならだれもが抱くこの願い。それを実現へと導く理想的な心理状態を手にするための技術を、毎号紹介していきます。
◆今月のプレトーク 小原 孝/高橋アキ(堀江昭朗)
 今、もっとも注目したいアーティスト、教育者などにインタビューします。
◆ムジカ ザ スポットライト 大久保慶一/ジョン・リル
 今話題のあの人から「ムジカノーヴァ」読者に向けたメッセージをお届けします。
◆簡単! 便利! デジタルなレッスン(田上奈々)
 電子ピアノを購入される生徒さんに、楽器のことと併せてぜひアドバイスしてあげたい「ヘッドフォン選び」について、経験豊富なピアノ指導者が伝授します。
◆ムジカ図書館(山本美芽)
 ピアノ教本研究家が、指導者・学習者双方に役立つ本をご紹介します。
◆生徒と見たい聴きたいCD&DVD(百瀬 喬)
 最近リリースされた音楽ソフトから、レッスンで生徒と聴きたい1枚をご紹介します。
◆喜怒哀楽 レッスンのひとコマ(田村智子)
 3人のピアノ教師が日常のレッスン風景を切り取るリレー・エッセイです。
◆演奏会批評
 今月号は10月2日~10月21日の演奏会より。
 (雨宮さくら、壱岐邦雄、石川哲郎、岡田敦子、河原 亨、柴田龍一、嶋田邦雄、時 幹雄、野平多美、原 明美、伴 玲児、横原千史、吉田裕子)

[教材]
◆ムジカばーばが行く(雨宮さくら、吉田しんこ)
 ロシアからやってきた、ピアノの先生応援キャラクター・ムジカばーばが、日本で旋風を巻き起こす4コマ漫画です。
◆ドリルとワークで 音楽大冒険
 ・譜読みの島(池川礼子)
  楽譜が短時間で読める「即読譜奏」で知られる池川氏による、譜読みの力が身につく楽しいドリル。バッハへのスムーズな導入にも役立つ中身です。
 ・リズムの森(石嶺尚江)
  生徒のやる気を引き出す「レッスンの裏ワザ」で知られる石嶺氏による、拍子と音価、リズムを学べる楽しいドリルです。
 ・アナリーゼの泉(中森智佳子)
  楽曲の構造や特徴を読み解くアナリーゼの方法を、毎月テーマを決めて身につけます。
 ・音楽史の館(西原 稔)
  桐朋学園大学教授の西原稔氏による中級編。シューベルトの即興曲に関する問題「その4」。
◆トレーニング タイム
 ・譜読み編(石嶺尚江)
 ・リズム編(石嶺尚江)
 ・初見編(高橋千佳子)
  毎月それぞれのトレーニング課題集を掲載します。
◆子ども音楽辞典(北村智恵)
 子どもに理解できる言葉で音楽用語を解説していく連載。今月は「ピカルディ3度」。
◆ [コラム]テレビで聴いたあの曲はなに?(松下恵子)
 テレビ番組の挿入曲や、CM曲などから、ピアノのレッスンで使える曲を選んで解説します。生徒との会話ネタに使えます。
◆感性を育む新曲視唱 Part2 (秋末直志)
 「作る側の視点に立つ」ために変奏を取り入れた新曲視唱。メロディに込められた意味を理解する力や「表現の意志」を育みます。
◆耳を開く聴きとり術講座 Part2 (樹原涼子)
 正確に聴きとるだけでなく、音楽が心に働きかける元に興味を持ってもらうための聴音。
◆楽譜に隠されたヒントを探せ!(轟 千尋)
 どんなふうに弾いたらいいかのヒントを与えてくれる“大切な音や和音”を、毎号ひとつずつ紹介していきます。
◆作曲家クロスワード(大崎妙子)
 縦横に並んだマスを埋めながら、四期を代表する作曲家の名前に親しめるパズルです。
◆今月の楽譜(轟 千尋)
 依頼人:湯浅史子 先生/夢の請負人:轟 千尋/曲名:ペダル・プレリュード No.1
 レッスンや発表会で弾く曲を探している先生方は、要チェックです!

[1月号で取り上げた曲一覧]※括弧内は取り上げた記事のタイトル
ギロック:アダージョ・エキゾチック(楽譜調査室)
ギロック:インディアンの踊り(楽譜調査室)
ギロック:ジェット・コースター(楽譜調査室)
ギロック:バロック・スタイルによる小組曲(楽譜調査室)
グリーグ:組曲《ホルベアの時代》より〈前奏曲〉(楽譜調査室)
H.V.ゲール:蝶々(楽譜調査室)
小森昭宏:火星人の好きな行進曲(楽譜調査室)
サティ(大村典子):ジュ・トゥ・ヴ(楽譜調査室)
シューベルト:楽興の時 作品94 第3曲(音楽史の館)
シューベルト:即興曲 作品142 第4曲(音楽史の館)
ショパン:エチュード 作品25-10(ショパン・エチュード入門)
セヴラック:大地の歌(楽譜調査室)
田中カレン:こどものためのピアノ曲集『地球』より〈大地〉(楽譜調査室)
谷山浩子(秋 敦子):『ゲド戦記』より〈テルーの唄〉(楽譜調査室)
轟 千尋:ペダル・プレリュードNO.1(今月の楽譜)
ドビュッシー:夢(楽譜調査室)
バッハ:インヴェンション第14番 変ロ長調BWV785(レッスンしましょ!Part2)
バッハ(春畑セロリ):主よ人の望みの喜びよ(楽譜調査室)
バッハ:シンフォニア第2番 ハ短調BWV788(子ども音楽辞典)
バッハ:シンフォニア第7番 ホ短調BWV793(子ども音楽辞典)
ハチャトゥリアン(A.コンドラティエフ):《仮面舞踏会》より〈ワルツ〉(楽譜調査室)
春畑セロリ:アンサンブル・ストーリー「どうぶつむらにあさがきた」(楽譜調査室)
久石 譲(高野宏美):『天空の城ラピュタ』より〈君をのせて〉(楽譜調査室)
ペツォルト(バッハ伝):メヌエット ト長調BWV.Anh.114(テレビで聴いたあの曲はなに?)
G.ベンダ:ソナチネ イ短調(楽譜調査室)
フィビヒ:ジョフィーン島の夕べ(楽譜調査室)
町田育弥:『ピアノのソルフェージュの本 みみをすます3』より《だいすきだよ!》《おもちつき》(レッスン密着レポ)
モーツァルト(ファジル・サイ):トルコ行進曲“ジャズ”(楽譜調査室)
ラヴェル:組曲《夜のガスパール》より第1曲〈オンディーヌ(知って得するエディションの知識)〉
キャサリン・ロリン:ふしぎなユニコーン(楽譜調査室)
ローリー:小フーガ2番 ニ短調(子ども音楽辞典)