• ムジカノーヴァ 2014年3月号

雑誌 ムジカノーヴァ

ピアノを教える人、学ぶ人の雑誌

ムジカノーヴァ 2014年3月号

  • 審査員が明かす コンクール予選演奏の問題点
定価
922円 (本体838円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2014年2月
商品コード
181403

完売のため、お取り扱いできません。
ご了承ください。

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内容紹介

〔特集〕
審査員が明かす コンクール予選演奏の問題点

 子ども向けコンクールの審査経験豊富な演奏家や教育家にアンケート。寄せられた回答から主なものを紹介します。さらに、アンケートの回答の中から、いくつかの問題点を取り上げ、その解決策を詳しく考察します。

審査員たちが気になる問題点
解決策1 適切な選曲のために気をつけたいこと(岡田敦子)
解決策2 音楽的な音の切り方について(平田博通)
解決策3 親指のタッチ・指の分離・ペダリング~効果的な練習法(黒田亜樹)

[とじ込み付録]
◆解答&解説
 教材コーナーの解答と解説。切り離して使えるミシン目入りです。
◆作曲家カード②-1
 ポストカードとしても使える作曲家カード。シリーズ②の第1回は、「チェルニー」と「ドビュッシー」。

[カラー]
◆想像しよう!考えよう!音楽図鑑(佐野真澄) 
 イラストや写真を見て、質問に答え、想像を膨らませる。そして、思い描いたイメージを音楽表現に生かす。そんなレッスンを提案する教材です。今月は「シチリアのおどり」。
◆スペシャル読者プレゼント 第2弾
 読者の皆様に感謝を込めて、2号にわたって「音楽グッズ」をプレゼント!

[トピックス]
◆コンクール+コーチングで やる気と能力を引き出す(長崎正子)
 コンクールとコーチングをレッスンに導入し、成果をあげている筆者が、生徒や保護者に配布している様々なプリント類のねらいと使い方を紹介します。
◆音楽総合力UPワークショップ2013 第8回 斎藤雅広(船越理恵)
 10回の連続講座で継続的に学ぶ機会をピアノ指導者に提供する企画(全日本ピアノ指導者協会主催)。その第8回の講義内容を一部お届けします。
◆妄想オーケストレーションに挑戦!(浦壁信二)
 色彩豊かな演奏を引き出すためのイメージトレーニング「妄想オーケストレーション」。その具体的な進め方を、クーラウ「ソナチネOp.55-1 ハ長調 第2楽章」を例に挙げながら解説しています。
◆ショパン国際ピアノコンクール in ASIA レポート(道下京子)
 主催者が作曲家に委嘱したピアノ協奏曲を課題曲とした、「コンチェルトⅠ」「コンチェルトAA」「コンチェルトAB」の3部門のアジア大会をレポートします。
◆努力の跡「書き込み楽譜」
 2013年度ピティナ・ピアノコンペティションD級金賞受賞者が自主的に行った勉強法のひとつを現物写真とともに紹介します。

[連載]
◆コンクールetc.課題曲レクチャー(鈴木奈美)
 各種コンクールの課題曲から毎号1曲を取り上げ、深く掘り下げて学ぶシリーズ。カラーで見やすい楽曲分析ページが自慢です! 今回は、「ピティナ・ピアノステップ ポピュラー課題曲 応用1より、大野雄二 作曲《やさしいピアノ・ソロ ルパン三世のテーマ》。
◆楽譜調査室(遠藤蓉子)
 「調査1」は「まるごと1冊調査」。『わたしのワークブック1』(サーベル社)の著者、遠藤蓉子先生にインタビューしました。「調査2」の「オントモ楽譜情報」では、ブラームス自らが編曲した連弾版の「交響曲第1番」をご紹介します。
◆ムジカばーばのハローワーク(吉田しんこ)
 ピアノの先生応援キャラクター「ムジカばーば」が、鋭い観察力と旺盛な好奇心を生かし、音楽のお仕事現場に潜入。今回は、CDショップの販売スタッフ。
◆続 時間がくれたもの(江口文子)
 多くのピアニストを育てた江口文子先生。2008年に本誌で連載し、好評だったエッセイの続編です。
◆ピアニスト探訪 深澤亮子(堀江昭朗)
 コンクールの審査員や後進の指導にも熱心なベテランピアニスト。「ソナチネアルバム」のCDが発売されたのを機に、学習者や指導者へのアドバイス、また自身が受けた指導や留学時代のエピソードなどをうかがいました。
◆Dr.DとR助手のピアノクリニック(パスカル・ドゥヴァイヨン)
 ベルリン芸術大学教授の筆者が、学生のレッスン中に触れた問題点とその解決策を、独特のユーモアを交えて語ります。
◆作曲家の音楽スタイルと言語を探る旅(イヴ・アンリ)
 パリ国立高等音楽院教授で、作曲家としても活躍するピアニストが、ムジカノーヴァのために特別に書きおろした曲を用いて、過去の作曲家たちの音楽スタイルをわかりやすく伝授。効率的な練習メソッドも紹介しています。
◆ピアノの先生 コミュニティ訪問(斎藤雅広)
 ピアノの先生たちの活動内容やメンバーの素顔を紹介。コミュニティから寄せられた記事のリクエストにもお応えします。今回は「ピティナ名古屋中ステーション」。リクエストは、斎藤雅広氏の執筆による「電子ピアノで自宅練習する生徒がコンクールに出場する際に注意すべき点」について。
◆バッハへの道(北村智恵)
 「バッハは苦手」「生徒に教える自信がない」という方々を、「本当は楽しいインヴェンション」に通ずる道へとお連れします。
◆簡単!便利!デジタルなレッスン
 スタイリッシュなデザインと高品位なピアノ・サウンドが人気のローランドのデジタルピアノDPシリーズ。そのデザイン性を受け継ぎ、ピアノとしての基本性能をアップしたDP90eを、大学生が試弾。その弾き心地をうかがいました。
◆「先生力」スキルアップ講座(大場ゆかり)
 「演奏技術」のほかにも、「見通す力」「促す力」等、指導者にはさまざまな「先生力」が求められます。この「先生力」を高めるために有効な行動科学や心理学の分野で用いられる考え方、心理的スキルトレーニングの技法を、具体的に紹介していきます。
◆指導者のためのライティングセミナー(山本美芽)
 発表会のプログラムに掲載するあいさつ文、保護者への連絡メッセージだけでなく、インターネット時代の今、文章力は、ピアノの先生方にとって大きな武器にもなり得ます。そこで、この文章力を磨く方法を、音楽ライターの筆者が伝授します。
◆今月のプレトーク 永瀬まゆみ(堀江昭朗)
 今、もっとも注目したいアーティスト、教育者などにインタビューします。
◆ムジカ ザ スポットライト 西原稔・小林五月/平野啓一郎
 いま話題のあの方から、「ムジカノーヴァ」読者へ向けたメッセージをお届けします。
◆生徒と見たい聴きたいCD&DVD(百瀬 喬)
 最近リリースされた音楽ソフトからピアノ教室におススメの1枚を紹介。
◆ムジカ図書館(山本美芽)
 ピアノ教本研究家が、指導者・学習者双方に役立つ本を紹介します。
◆演奏会批評2013/11/6~12/21(壱岐邦雄、大久保賢、柴田龍一、白石知雄、時 幹雄、伴 玲児、道下京子、横原千史)
◆あんな話・こんな話(秋末直志)
 短いコラムの中に、レッスンのヒントがぎっしり。先生の説明力アップをお手伝いします。
◆ムジカ情報館
 「セミナー」(3/25~4/30)と「コンクール&オーディションetc.」(予選・第1次選考・音源審査etc.:7/1~7/31)

[教材]
◆ムジカばーばの 突撃!となりのレッスン室 (石嶺尚江、吉田しんこ)
 ピアノ指導において大切なことを、ムジカばーば(ピアノの先生応援キャラクター)が日本中を旅しながら全国各地の先生方へ伝えていきます。
◆トレーニング タイム
・譜読み編(松下恵子)
 習い始めの“超初心者”にオススメの譜読みトレーニングです。
・リズム編(松下恵子)
 音やメロディーを思い浮かべながら取り組めるリズム課題です。
・初見編(高橋千佳子)
 楽譜の「予見」をするためのヒントが満載の内容です。
◆シート
・コンクールの記録(長崎正子)
 [トピックス]「コンクール+コーチングで やる気と能力を引き出す」内で紹介されているプリントのひとつ。練習開始1ヵ月後に、コンクールの目的と個人の目標を再確認するためのシートです。
◆講座
・音を感じる新曲視唱(高橋千佳子)
 長年ソルフェージュ教育に携わる筆者による、音の機能を感じるための新曲視唱課題。レッスン曲の演奏でも活かされる歌心を育てます。
・耳を開く聴きとり術講座 コード編(樹原涼子)
 正確に聴きとるだけでなく、音楽が心に働きかける元に興味を持ってもらうための聴音。「コード編」の2年目では、「ドミナントモーション」を聴きとります。
・うどんの鍵盤にさわらない わくわく譜読み大作戦!(松本あすか)
 音楽が大好きなイヌの「うどん」とネコの「フヨ美先生」。彼らと一緒に譜読みの方法を楽しく身につけます。
・三要素の城2(伊東光介)
 リズム、メロディー、ハーモニー、それぞれの視点から、さまざまなジャンルの実作品を時代別に見ていく、ストーリー仕立ての楽しい教材です。
・楽譜に隠されたヒントを探せ!(轟 千尋)
 どんなふうに弾いたらいいかのヒントを与えてくれる“大切な音や和音”等を、「ひんとくん」と「おんぷちゃん」と一緒に発見していきます。
◆楽譜
・ぴっぽん おはよう!(春畑セロリ)
 主人公が「わっぽん」の弟「ぴっぽん」に変わり、内容もぐっと易しくなりました。ユーモアあふれる絵と春畑セロリ先生のオリジナル曲で、想像力をめいっぱい働かせながら、ピアノを弾くために必要なことを学んでいきます。
・音の宝石箱(安倍美穂)
 子どもたちが大好きなポピュラー作品を、彼らのやる気を引き出す工夫満載のアレンジでお届けします。今月は、《思い出のアルバム》。
・コンサートサロン(後藤ミカ)
 Cポジションで弾ける名曲連弾シリーズ。今月の曲は《山の作曲家》(原曲:山の音楽家+クラシックの名曲)。
・きせつのものがたり(轟 千尋)
 4月から3月まで1年間、毎月1曲ずつ、作曲家から生徒さんへ素敵な曲のプレゼント!
・ベスのピアノ物語(スーパーキッズ)
 『音楽の絵本』コンサートで人気の弦楽四重奏「弦うさぎ」の三女ベスが、ピアノを通して成長していく物語と、そのお話の心情や情景に合わせたピアノ曲がセットになった教材です。

〔3月号で取り上げた曲一覧〕※括弧内は取り上げた記事のタイトル
大野雄二(鈴木奈美編曲):ルパン三世のテーマ(コンクールetc.課題曲Lecture)
ギロック:ワルツ エチュード(特集)
クーラウ:ソナチネ 作品55-1 第2楽章(妄想オーケストレーションに挑戦!)
クレメンティ:ソナチネ 作品36-2 第1楽章(特集)
作曲者不詳:ポロネーズ(バッハへの道)
シューマン:シチリアのおどり(想像しよう!考えよう!音楽図鑑)
チェージ:ピアノ・メソード(特集)
ドイツ民謡:山の音楽家(コンサートサロン)
ドビュッシー:子供の領分 第1曲(特集)
バッハ:小プレリュード BWV999(特集)
バルトーク:『7つのスケッチ集』より《シーソー》(三要素の城2)
ブラームス:交響曲第1番〔連弾〕(楽譜調査室)
ブルクミュラー:『25の練習曲』より1番《素直》(特集)
ブルクミュラー:『25の練習曲』より2番《アラベスク》(特集)
ブルクミュラー:『25の練習曲』より4番《小さな集会》(特集)
ブルクミュラー:『25の練習曲』より5番《無邪気》(特集)
ブルクミュラー:『25の練習曲』より6番《前進》(わくわく譜読み大作戦)
ブルクミュラー:『25の練習曲』より11番《せきれい》(楽譜に隠されたヒントを探せ!)
ブルクミュラー:『25の練習曲』より13番《なぐさめ》(わくわく譜読み大作戦)
ブルクミュラー:『25の練習曲』より16番《ちょっぴり不満》(わくわく譜読み大作戦)
ポッツォーリ:ピアニストのための毎日の技術練習(特集)
本多鉄麿:思い出のアルバム(音の宝石箱)
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