• ムジカノーヴァ 2014年4月号

雑誌 ムジカノーヴァ

ピアノを教える人、学ぶ人の雑誌

ムジカノーヴァ 2014年4月号

  • 転校・進学etc. 生徒を送り出すとき、迎えるとき
定価
922円 (本体838円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2014年3月
商品コード
181404

完売のため、お取り扱いできません。
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内容紹介

[特集]
転校・進学etc. 生徒を送り出すとき、迎えるとき

・途中入会の理由から見えてくること~上手な受け入れ方~(藤 拓弘)
 他の教室から移ってくる「理由」の把握方法や、注意すべき「理由」とその対応法について、教室経営コンサルタントとして多くの支持を集める著者が解説します。
・途中入会の生徒を迎えるとき、心がけること(石嶺尚江)
 いろいろな問題を抱えやって来る途中入会者。テキストのレベルを下げたいときは? ・心に傷を負っている生徒には?
 700人以上を指導してきた筆者が途中入会に関わるさまざまな悩みに答えます。
・最後のレッスン日に贈る言葉(小平美弥子)
 今日でお別れ。最後のレッスン日に生徒さんに伝えたいことは? 指導歴30年の筆者に思いを綴っていただきました。
・「残念なお別れ」を「前向きな卒業」にするために(大場ゆかり)
 突然「今日でやめます」と言われたり、退会した生徒さんが近くの別の教室に移っていたり・・。スポーツ選手や音楽家等を対象にした心理的スキルトレーニングを実践する筆者が、残念なお別れを経験した先生方に「心の卒業式」を提案します。
・新しい先生探しについて生徒から相談を受けたら?~フェイスブックで先生を紹介~(緒方ヤヨイ)
 生徒の引っ越し先エリアに心当たりの先生がいないときは、インターネットの交流サイト「フェイスブック」を活用。その手順と注意点を、実際にあったケースをもとに説明します。
・度々の引っ越し それでもピアノ教師を続けることができました(奥村知子)
 ご主人の転勤等で一ヵ所にじっくり腰を据えて仕事ができない先生方に、4回の引っ越しを経験した筆者が当時を振り返りつつエールを送ります。

[とじ込み付録]
◆解答&解説
 教材コーナーの解答と解説。切り離して使えるミシン目入りです。
◆楽典カード②-2
 ポストカードとしても使える楽典カード。シリーズ②の第2回は、「♯(シャープ)」と「♭(フラット)」。

[トピックス]
◆生徒募集に成功したチラシ 10のツボ(保科陽子)
 新規入会につながるチラシには、どんなポイントがあるのでしょうか。生徒募集に関するコーチングセッションをよく行っている著者が、実例に沿って解説します。
◆ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2014 10回記念 祝祭の日(飯田有抄)
 ゴールデンウィークの風物詩『熱狂の日』音楽祭。ムジカノーヴァ読者にお勧めの公演を、音楽祭公式レポーターが紹介します。
◆武本京子 セミナー誌上再現レポート(荒木淑子)
 「自分のイメージどおりに演奏したいけれど、その表現方法が分からない…」。著者がこのような生徒を指導してきた経験から「イメージ奏法」について紹介したセミナーを、誌上にて再現します。
◆第6回 Miyoshi Net ピアノコンクール入賞者記念演奏会(当摩泰久)
 昨年逝去した作曲家、三善晃氏による「Miyoshiピアノ・メソード」を課題曲の中心に据えたコンクール。その入賞者記念演奏会の模様を、演奏会前に行われた三善氏の追悼講演と併せてレポートします。

[連載]
◆コンクールetc. 課題曲レクチャー(池川礼子)
 各種コンクールの課題曲から毎号1曲を取り上げ、深く掘り下げて学ぶシリーズ。カラーで見やすい楽曲分析ページが自慢です! 今回は、「第38回 ピティナ・ピアノコンペティション B級 ロマンスタイル課題曲より、ブルクミュラー作曲《せきれい》。
◆ピアニスト探訪 久元祐子(堀江昭朗)
 モダンピアノと歴史的ピアノを弾き分け、レクチャーや著作でも知られるピアニスト。歴史的ピアノの体験がどのようにモダンピアノの演奏に活かされるかについてもうかがいました。
◆Dr. DとR助手のピアノクリニック(パスカル・ドゥヴァイヨン)
 ベルリン芸術大学教授の筆者が、学生のレッスン中に触れた問題点とその解決策を、独特のユーモアを交えて語ります。
◆作曲家の音楽スタイルと言語を探る旅(イヴ・アンリ)
 パリ国立高等音楽院教授で、作曲家としても活躍するピアニストが、ムジカノーヴァのために特別に書きおろした曲を用いて、過去の作曲家たちの音楽スタイルをわかりやすく伝授。効率的な練習メソッドも紹介しています。
◆バッハへの道(北村智恵)
「バッハは苦手」「生徒に教える自信がない」という方々を、「本当は楽しいインヴェンション」に通ずる道へとお連れします。
◆レッスン密着レポ 根津栄子(飯田有抄)
 話題・注目の指導者によるレッスンの模様を誌上で再現する隔月連載。レッスン全体の流れ、指導ポイント、効果的な練習法、先生へのインタビュー等、盛りだくさんの中身です。
◆簡易アナリーゼの勧め(浦壁信二)
 初見演奏や譜読みにも役立つ“マクロの視点で曲を捉える”簡易アナリーゼの方法を、モーツァルトの小品やクーラウのソナチネを例に解説します。
◆「先生力」スキルアップ講座(大場ゆかり)
 「演奏技術」のほかにも、「見通す力」「促す力」等、指導者にはさまざまな「先生力」が求められます。この「先生力」を高めるために有効な行動科学や心理学の分野で用いられる考え方、心理的スキルトレーニングの技法を、具体的に紹介していきます。
◆指導者のためのライティングセミナー(山本美芽)
 発表会のプログラムに掲載するあいさつ文、保護者への連絡メッセージだけでなく、インターネット時代の今、文章力は、ピアノの先生方にとって大きな武器にもなり得ます。そこで、この文章力を磨く方法を、音楽ライターの筆者が伝授します。
◆簡単! 便利! デジタルなレッスン(山脇一宏)
 レッスンでも有効に活用したい動画。膨大な動画の中から厳選された優良なもののみを検索できるサイトを紹介します。
◆ピアノの先生 コミュニティ訪問(樹原涼子)
 ピアノの先生たちの活動内容やメンバーの素顔を紹介。コミュニティから寄せられた記事のリクエストにもお応えします。今回は「ピアノランド勉強会くまもと」。リクエストは、樹原涼子氏の執筆による「ピアノ曲のレッスンにおける巻末教材『耳を開く聴きとり術講座』の活用法」について。
◆生徒と見たい聴きたいCD&DVD(百瀬 喬)
 最近リリースされた音楽ソフトからピアノ教室におススメの1枚を紹介。
◆楽譜調査室(西村有香子)
 「調査1」は「発表会の曲」。プログラムの中から、「轟千尋の世界」「先生との連弾」「親子・きょうだいの連弾」コーナーで取り上げた曲を紹介していただきました。「調査2」の「オントモ楽譜情報」では、町田育弥氏の『みみをすます』を取り上げています。
◆今月のプレトーク 飯田有抄&前島美保(堀江昭朗)
 今、もっとも注目したいアーティスト、教育者などにインタビューします。
◆ムジカ ザ スポットライト(後藤ミカ、下野竜也)
 いま話題のあの方から、「ムジカノーヴァ」読者へ向けたメッセージをお届けします。
◆演奏会批評(雨宮さくら・石川哲郎・柴田龍一・時 幹雄・早川立大・原 明美・道下京子・山田啓明・横原千史)
◆続 時間がくれたもの(江口文子)
 多くのピアニストを育てた江口文子先生。2008年に本誌で連載し、好評だったエッセイの続編です。
◆あんな話・こんな話(秋末直志)
 短いコラムの中に、レッスンのヒントがぎっしり。先生の説明力アップをお手伝いします。
◆ムジカ情報館
 「セミナー」(3/25~4/30)と「コンクール&オーディションetc.」(予選・第1次選考・音源審査etc.:7/1~7/31)

[教材]
◆想像しよう!考えよう! 音楽図鑑(佐野真澄)
 イラストや写真を見て、質問に答え、想像を膨らませる。そして、思い描いたイメージを音楽表現に生かす。そんなレッスンを提案する教材です。今月はヘンデルの「調子のよい鍛冶屋」。
◆ムジカノーヴァ 子ども音楽塾(湯浅玲子)
 生徒さんの「なぜ」「どうして」に答える不定期連載。今回は「チェルニーの練習曲は、指示されたテンポで弾かなければいけないの?」。
◆ムジカばーばの 突撃!となりのレッスン室(石嶺尚江、吉田しんこ)
 ピアノ指導において大切なことを、ムジカばーば(ピアノの先生応援キャラクター)が日本中を旅しながら全国各地の先生方へ伝えていきます。
◆トレーニング タイム
・譜読み編(松下恵子)
 習い始めの“超初心者”にオススメの譜読みトレーニングです。
・リズム編(松下恵子)
 音やメロディーを思い浮かべながら取り組めるリズム課題です。
・初見編(高橋千佳子)
 楽譜の「予見」をするためのヒントが満載の内容です。
◆講座
・音を感じる新曲視唱(高橋千佳子)
 長年ソルフェージュ教育に携わる筆者による、音の機能を感じるための新曲視唱課題。レッスン曲の演奏でも活かされる歌心を育てます。
・耳を開く聴きとり術講座 コード編(樹原涼子)
 正確に聴きとるだけでなく、音楽が心に働きかける元に興味を持ってもらうための聴音。今月号からは、「曲の中のドミナントモーション」を聴きとります。
・うどんの鍵盤にさわらない わくわく譜読み大作戦!(佐久間あすか)
 音楽が大好きなイヌの「うどん」とネコの「フヨ美先生」。彼らと一緒に譜読みの方法を楽しく身につけます。
・三要素の城2(伊東光介)
 さまざまなジャンルの実作品を使って音楽の基礎を学ぶ、ストーリー仕立ての楽しい教材です。
・楽譜に隠されたヒントを探せ!(轟 千尋)
 どんなふうに弾いたらいいかのヒントを与えてくれる“大切な音や和音”等を、「ひんとくん」と「おんぷちゃん」と一緒に発見していきます。
◆楽譜
・道化師の夜の歌(吉松 隆)
 吉松隆ピアノ作品集よりピックアップしてお届けする短期新連載。心にしみる吉松サウンドを、生徒さんとともにお楽しみください。
・ぴっぽん おはよう!(春畑セロリ)
 主人公が「わっぽん」の弟「ぴっぽん」に変わり、内容もぐっと易しくなりました。ユーモアあふれる絵と春畑セロリ先生のオリジナル曲で、想像力をめいっぱい働かせながら、ピアノを弾くために必要なことを学んでいきます。
・音の宝石箱(安倍美穂)
 子どもたちが大好きなポピュラー作品を、彼らのやる気を引き出す工夫満載のアレンジでお届けします。今月は、《今、咲き誇る花たちよ》(NHKソチ放送テーマソング)。
・コンサートサロン(後藤ミカ)
 名曲連弾シリーズ。今月の曲は《エーデルワイス》。
・ベスのピアノ物語(スーパーキッズ)
 『音楽の絵本』コンサートで人気の弦楽四重奏「弦うさぎ」の三女ベスが、ピアノを通して成長していく物語と、そのお話の心情や情景に合わせたピアノ曲がセットになった教材です。

〔4月号で取り上げた曲一覧〕※括弧内は取り上げた記事のタイトル
アメリカ民謡:赤い河の谷間(楽譜調査室)
アメリカ民謡:アメージンググレース(楽譜調査室)
アメリカ民謡:オーラ・リー(楽譜調査室)
アメリカ民謡:茶色のこびん(楽譜調査室)
アメリカ民謡:10人のインディアン(楽譜調査室)
アメリカ民謡:聖者の行進(楽譜調査室)
江口寿子:きぼりのへいたい(楽譜調査室)
ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム(楽譜調査室)
樹原涼子:王宮の音楽(耳を開く聴きとり術講座)
樹原涼子:ピアノランド マーチ(耳を開く聴きとり術講座)
キャロリン・ミラー:知りたがりの子猫ちゃん(楽譜調査室)
キャロリン・ミラー:バーンヤード・ブギ(楽譜調査室)
キャロリン・ミラー:メリーゴーランド(楽譜調査室)
クーラウ:ソナチネOp.55-2 ト長調 第1楽章(簡易アナリーゼの勧め)
呉 暁:もういいかい もういいよ(楽譜調査室)
小渕健太郎:今、咲き誇る花たちよ(音の宝石箱)
作曲者不詳:あたま・かた・ひざ・あし~マーチング・バンド風(楽譜調査室)
チェルニー:30番より第1番(ムジカノーヴァ 子ども音楽塾)
チェルニー:30番より第24番(レッスン密着レポ)
チャイコフスキー:『くるみ割り人形』より《パ・ド・ドゥ》(三要素の城2)
ドイツ民謡(轟千尋編曲):山の音楽家(楽譜調査室)
轟 千尋:いつも通る道に(組曲『小さな花』第1曲)(楽譜調査室)
轟 千尋:春のあいさつ(組曲『小さな花』第2曲)(楽譜調査室)
轟 千尋:風といっしょに(組曲『小さな花』第3曲)(楽譜調査室)
轟 千尋:キャンディーワルツ(楽譜調査室)
轟 千尋:きかんしゃシュッポッポー!(楽譜調査室)
轟 千尋:こんぺいとう(楽譜調査室)
中田喜直:大きなたいこ(楽譜調査室)
バッハ:2声のインヴェンション より 第13番 イ短調(レッスン密着レポ)
ピーター・ヤロウ&レナード・リプトン:パフ(楽譜調査室)
フランス民謡:かねが鳴る(楽譜調査室)
フランス民謡:きらきら星~ポップス風(楽譜調査室)
ブルクミュラー:『25の練習曲集』より6番《前進》(セミナー誌上再現レポート)
ブルクミュラー:『25の練習曲集』より11番《せきれい》(コンクールetc.課題曲Lecture)
ブルクミュラー:『25の練習曲』より12番《お別れ》(楽譜に隠されたヒントを探せ!)
ブルクミュラー:『25の練習曲』より13番《なぐさめ》(レッスン密着レポ)
ブルクミュラー:『25の練習曲集』より15番《バラード》(ピアノの先生コミュニティ訪問)
ブルクミュラー:『25の練習曲』より16番《ちょっぴり不満》(レッスン密着レポ)
ペッツォルト:アルマンド ト長調(バッハへの道)
ヘンデル:調子のよい鍛冶屋(想像しよう!考えよう!音楽図鑑)
ボヘミア民謡:ぶんぶんぶん(楽譜調査室)
マンシーニ:子象の行進(楽譜調査室)
モーツァルト:アレグロ 変ロ長調 KV3(簡易アナリーゼの勧め)
モーツァルト:メヌエット ヘ長調 KV2(わくわく譜読み大作戦)
リチャード・ロジャース:エーデルワイス(コンサートサロン)
リチャード・ロジャース:ドレミの歌(楽譜調査室)
吉松隆:『吉松隆 ピアノ作品集 優しき玩具(第1集)』より《道化師の夜の歌》(吉松隆ピアノ作品集)