• ムジカノーヴァ 2010年12月号

雑誌 ムジカノーヴァ

ピアノを教える人、学ぶ人の雑誌

ムジカノーヴァ 2010年12月号

  • 保護者に説明できますか?
    正しいピアノの早期教育
定価
922円 (本体838円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2010年11月
商品コード
181012

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内容紹介

<特集>保護者に説明できますか? 正しいピアノの早期教育

◆ピアノは何歳くらいで始めるべきか──医師としての立場から(町田 宏)
 ピアノを弾くために使う筋肉とその発達について、解剖学の立場から解説します。

◆ピアノを弾く前にしてあげたいこと(北村智恵)
 「ピアノを習う」ことの意味を保護者に伝える方法を伝授します。

◆1~3歳の子どもは一粒の種のようなもの。
 可能性を信じ、レッスンに情熱を傾けてください。(遠藤蓉子)
 幼い子どものレッスンに不安を抱える指導者からの質問にお答えいただきました。

◆ピアノ演奏の入り口まで導くために、3~5歳でできること、やっておくと良いことは?(丸子あかね)
 子どもの発達段階に応じた指導を、実例を交えながら紹介します。

◆大人気メソッド『プレ・ピアノランド①②③』なら、
 3~4歳の幼児でも、はじめからきれいに弾けるって本当ですか?(樹原涼子)
 『プレ・ピアノランド』の著者が提唱する“二段階導入法”。その中身を著者自らがわかりやすく解説します。

とじ込み付録
◆4期学習カード ⑥(遠山菜穂美)
 表面には、バロックから近現代までの代表的な絵画、彫刻、建築などの写真を、裏面には同時代の音楽との深いつながりを記した解説を掲載。毎号2枚ずつ、1年で計24枚のカードが揃います。今月はバロックの第2回。


<カラー>
◆ブルクミュラー 鳥ノオト ⑧《バラード》:ミミズク (音の台所)
 毎号違う鳥が登場して、絵と詩でブルクミュラーの世界を案内します。
◆音楽ビジュアル館 ⑨メヌエット(佐野真澄)
 メヌエットを踊る貴族の絵、ヴェルサイユ宮殿庭園内での舞踏会の様子を描いた絵などを掲載しています。
◆Christmas 読者プレゼント
 CD付き絵本、音楽グッズの新製品や話題の商品等、盛りだくさん!

<トピックス>
◆中野振一郎 誌上レクチャー 第1回 音色とアーティキュレーション
 日本を代表するチェンバリストによるピアノ指導者・学習者のための「バロック音楽講座」。
◆ムジカノーヴァ子ども音楽塾(吉田 文)
 4分の4拍子を表すアルファベットのCによく似た拍子記号は、なぜ、あのような形をしているのか? その疑問に答えます。
◆ロシアン・ピアノスクールin東京2010(渡辺謙太郎)
 講師:パーヴェル・ネルセシヤン
 シューマン:飛翔/ラヴェル:《クープランの墓》よりプレリュード/ソナチネ
◆ペーター・レーゼル ベートーヴェン ピアノソナタ 公開マスタークラス(工藤啓子)
 ドイツのピアノの名匠によるマスタークラス。
 課題曲:第13番 変ホ長調 Op.27-1/第21番 ハ長調 Op.53《ワルトシュタイン》
◆第16回ショパン国際ピアノ・コンクールレポート 前編(岡田敦子)
 伝統的な審査傾向に変化が…? 1次予選からファイナルまでを概観し、決勝進出者の共通項を見出します。

<連載>
◆ピアノの先生の課外授業(飯田有抄)
 毎号ピアノの先生をさまざまな場所にお連れし、出会いと気付きの機会を提供しています。今回はピアノの先生に、横浜みなとみらいホール「こども未来ミュージック・プログラム」に参加いただきました。

◆楽譜調査室 クラシック班&ポピュラー班
 調査員(丸子あかね、川﨑みゆき、さどはら知子)とサポート調査員が、レッスンや発表会などにオススメの楽譜を紹介します。
 ◇クラシック班→今月のテーマ「今年発売された楽譜のなかから、気になる新刊、おススメ新刊」/小学生におススメの変奏曲 ゲスト:結束麻紀
 ◇ポピュラー班→今月のテーマ「楽しく演出!歌えるクリスマス曲集」 ゲスト:丹内真弓
◆レッスンしましょ! Part2 今月の曲:イングランド民謡、久保 敦編曲《グリーンスリーブス》 指導:斉藤デュオ(斉藤昭彦・美紀)
 演奏や指導のポイント、具体的な練習法などを、譜例をふんだんに使って解説していきます。
◆ピアニスト探訪 ゲスト:アンリ・バルダ(伊熊よし子)
 国内外で活躍中のピアニストにインタビュー。演奏活動のほか、自身が受けてきた音楽教育や現在の指導活動について語ります。

◆ショパン・エチュード入門(パスカル・ドゥヴァイヨン)
 ベルリン芸術大学教授の著者による誌上レッスン。ショパン・エチュードの具体的な練習法について。今月号は作品10-9。
◆簡単! 便利! デジタルなレッスン(深見友紀子)
 ピアノ教室で手軽に活用できるデジタル・ツールをご紹介。著者は京都女子大学教授。電子鍵盤楽器関連の著書や論文も多数。
◆知って得する エディションの知識(吉成 順)
 国立音楽大学准教授の著者が、学習者に馴染み深い作品の各エディションを比較検証。今月号はメンデルスゾーン《無言歌集》。
◆今月のプレトーク 江崎昌子/クラリキャット&ことふえパピヨン(堀江昭朗)
◆ムジカ ザ スポットライト ソノダバンド(渡辺謙太郎)/優実 杏
 今話題のあの人から「ムジカノーヴァ」読者に向けたメッセージをお届けします。
◆ムジカ図書館(山本美芽)
 ピアノ教本研究家が、指導者・学習者双方に役立つ本をご紹介します。
◆生徒と見たい聴きたいCD&DVD(百瀬 喬)
 評論家で、数々のピアノコンクールで審査員も務める著者が、最近リリースされた音楽ソフトから1枚を選び、ご紹介します。
◆あはは♪トホホ♪レッスン川柳(田村智子)
 読者からの投稿による川柳作品を紹介する楽しいコーナー。
◆誌上 鍵盤迷走(かじはらかおる)
 ピアノ教師のリアルな日常を綴る、ブログから飛び出したドタバタエッセー。
◆演奏会批評 今月号は9月4日~9月30日の演奏会より。


<教材>
チャレンジコーナー
◆メジャー風船をつかまえよう!/マイナー風船の名前、なんだっけ?/調号リレー(近藤恵子)
 調号を正しく覚えたかどうか、楽しいドリルでチェックしましょう!
◆クイズとドリルで 音楽大冒険
 楽器の森(岳本恭治)今月号は、演奏活動のほか「ピアノ構造学・改良史・奏法史」のセミナー等で活躍する岳本恭治氏が、ピアノに関するクイズを出題。
 音楽史の館(小宮正安)今月号は、横浜国立大学准教授で、ヨーロッパ文化史研究家の小宮正安氏によるクイズ。今回は、目まぐるしい発展を遂げた19世紀のヨーロッパに関するクイズです。
 譜読みの島(池川礼子)楽譜が短時間で読める「即読譜奏」で知られる池川氏による、譜読みの力が身につく楽しいドリル。バッハへのスムーズな導入にも役立つ中身です。
 アナリーゼの泉(中森智佳子)楽曲の構造や特徴を読み解くアナリーゼの方法を、毎月テーマを決めて身につけます。
◆子ども音楽辞典 (北村智恵) 子どもに理解できる言葉で音楽用語を解説していく連載。今月は「音部記号」。
◆感性を育む新曲視唱 Part2 (秋末直志)
 「作る側の視点に立つ」ために変奏を取り入れた新曲視唱。メロディに込められた意味を理解する力や「表現の意志」を育みます。
◆耳を開く聴きとり術講座 Part2 (樹原涼子)
 正確に聴きとるだけでなく、音楽が心に働きかける元に興味を持ってもらうための聴音。
◆今月の楽譜 「こんな曲 あったらいいな…」―そんなピアノの先生の夢、叶えます!
 依頼人:小平美弥子先生/夢の請負人:轟 千尋/曲名:組曲『4つの季節のうた』より〈1.春のうた〉
 レッスンや発表会で弾く曲を探している先生方は、要チェックです!
◆テレビで聴いたあの曲はなに?(松下恵子)
 レッスンでの会話ネタに使えます。


[12月号で取り上げた曲一覧]
イングランド民謡:グリーンスリーブス(『大村典子ファミリーピアノ連弾集5うきうきステージ』より)(レッスンしましょ!)
シューマン:《幻想小曲集》op.12より〈飛翔〉(ロシアン・ピアノスクール in 東京2010)
ショパン:エチュードop.10-9(ショパン・エチュード入門)
轟千尋:組曲「4つの季節のうた」 1.春のうた(今月の楽譜)
ブルクミュラー:《25の練習曲》より〈バラード〉(ブルクミュラー鳥ノオト)
ベートーヴェン:ピアノソナタ第21番 ハ長調 op.53「ワルトシュタイン」(ペーター・レーゼル ベートーヴェン ピアノソナタ 公開マスタークラス)
ベートーヴェン:ピアノソナタ第13番 変ホ長調 op.27-1(ペーター・レーゼル ベートーヴェン ピアノソナタ 公開マスタークラス)
メンデルスゾーン:無言歌集(知って得するエディションの知識)
ラヴェル:《クープランの墓》より〈プレリュード〉(ロシアン・ピアノスクール in 東京2010)
ラヴェル:ソナチネ(ロシアン・ピアノスクール in 東京2010)