• ムジカノーヴァ 2010年11月号

雑誌 ムジカノーヴァ

ピアノを教える人、学ぶ人の雑誌

ムジカノーヴァ 2010年11月号

  • 「ピュイグ=ロジェ ピアノ教本」「メトードローズ」etc.
    ピアノ教本に見る フランス式指導
定価
922円 (本体838円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2010年10月
商品コード
181011

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内容紹介

[特集]
「ピュイグ=ロジェ ピアノ教本」「メトードローズ」etc.
ピアノ教本に見る フランス式指導

◆幼い子ども、あるいはピアノ初心者へのさまざまなアプローチ(野平多美)
 「ピュイグ=ロジェピアノ教本」を中心に、フランスのピアノ教本の特長を紹介。

◆生誕100年マダム・ピュイグ=ロジェ先生 本物の音楽を自覚させてくれた折々の言葉(高橋千佳子)
 ピュイグ=ロジェ女史の教えを間近で受けた筆者が、音楽に関わる恩師の言葉を振り返る。

[とじ込み付録]
◆4期学習カード ④(遠山菜穂美)
 表面には、バロックから近現代までの代表的な絵画、彫刻、建築などの写真を、裏面には同時代の音楽との深いつながりを記した解説を掲載。毎号2枚ずつ、1年で計24枚のカードが揃います。今月は近現代。


[カラー]
◆ブルクミュラー 鳥ノオト ⑦《舟歌》:ユリカモメ (音の台所)
 毎号違う鳥が登場して、絵と詩でブルクミュラーの世界を案内します。

◆音楽ビジュアル館 ⑧ゴリウォーグのケークウォーク(佐野真澄)
 ゴリウォグ人形が登場する絵本「二つのオランダ人形の冒険」の挿絵を掲載。

◆ショパンの国の代表的な家庭料理 ビゴス(スプリスガルト友美)
 ポーランドの“おふくろの味”の作り方を紹介。食材は日本で手に入るものばかりです。

◆ムジカノーヴァ子ども音楽塾 ソナチネについて知っておきたいこと 前編(浦壁信二)
 生徒さんが一人でも読める“ふりがな付き”記事。形式をカラーで図解しています。


[トピックス]
◆脳科学者が断言「習い事はピアノだけでいい」
 フジテレビ系列にて放送中の『ホンマでっか!?TV』で話題となった脳科学者・澤口俊之氏の発言―「習い事はピアノだけでいい」―の根拠を、ご本人に詳しく解説いただきました。


◆ムジカノーヴァ子ども音楽塾 ドレミの起源(金澤正剛)
 「ドレミファソラシド」という音名は、いつ、どのようにして生まれたのでしょうか。10世紀も昔に起きていた音楽の史実を、子どもにもわかりやすく解説します。

◆第3回 国際ジュニア音楽コンクール(百瀬 喬)

◆音大入試の楽典 3ヵ月前のファイナルチェック(平田節子)
 楽典の筆記試験に備えて、この時期に見直しておきたいポイントや、ひっかかりやすい問題例とその対策法も紹介しています。受験生の指導をされている先生方も、ぜひお読みください。

◆音楽大学のソルフェージュ教育をめぐるシンポジウム(伊藤康英)
 視唱の目的や問題点をめぐるパネル・ディスカッションなどのレポート。

◆追悼 永冨和子さんとの想い出(壱岐邦雄)

[連載]
◆ピアノの先生の課外授業(飯田有抄)
 毎号ピアノの先生をさまざまな場所にお連れし、出会いと気付きの機会を提供しています。今回はピアニストの山本貴志さんのマネージャーに、その仕事の中身等を教えていただきました。


◆楽譜調査室 クラシック班&ポピュラー班
 調査員(丸子あかね、川﨑みゆき、さどはら知子)とサポート調査員が、レッスンや発表会などにオススメの楽譜を紹介します。
 ◇クラシック班→今月のテーマ「ぜひ読んでほしい、シューマンの言葉」/フランス近現代のピアノ曲 ゲスト:木村佐織
 ◇ポピュラー班→今月のテーマ「大人のための☆やさしく、弾き映えする曲集」 ゲスト:丹内真弓
◆レッスンしましょ! Part2 今月の曲:湯山 昭 作曲《いいことがありそう!》 指導:堀江真理子
 演奏や指導のポイント、具体的な練習法などを、譜例をふんだんに使って解説していきます。
◆ピアニスト探訪 ゲスト:加古 隆(伊熊よし子)
 国内外で活躍中のピアニストにインタビュー。演奏活動のほか、自身が受けてきた音楽教育や現在の指導活動について語ります。


◆ショパン・エチュード入門(パスカル・ドゥヴァイヨン)
 ベルリン芸術大学教授の著者による誌上レッスン。ショパン・エチュードの具体的な練習法について。今月号は作品10-8。
◆簡単! 便利! デジタルなレッスン(深見友紀子)
 ピアノ教室で手軽に活用できるデジタル・ツールの紹介。著者は京都女子大学教授。電子鍵盤楽器関連の著書や論文も多数。
◆知って得する エディションの知識(吉成 順)
 著者は国立音楽大学准教授。学習者に馴染み深い作品の各エディションを比較検証。今月号はリスト《愛の夢 第3番》の3回目。
◆今月のプレトーク 中野振一郎/八田 惇(堀江昭朗)
◆ムジカ ザ スポットライト 田代 薫/水谷稚佳子
 今話題のあの人から「ムジカノーヴァ」読者に向けたメッセージをお届けします。
◆ムジカ図書館(山本美芽)
 米在住のピアノ教本研究家が、指導者・学習者双方に役立つ本をご紹介します。
◆生徒と見たい聴きたいCD&DVD(百瀬 喬)
 評論家で、数々のピアノコンクールで審査員も務める著者が、最近リリースされた音楽ソフトから1枚を選び、ピアノ教室での鑑賞のポイントを指南します。
◆あはは♪トホホ♪レッスン川柳(田村智子)
 読者からの投稿による川柳作品を紹介する楽しいコーナー。
◆誌上 鍵盤迷走(かじはらかおる)
 ピアノ教師のリアルな日常を綴る、ブログから飛び出したドタバタエッセー。
◆演奏会批評 今月号は7月26日~8月30日の演奏会より。


[教材]
チャレンジコーナー
◆楽譜常識力○×クイズ(山脇一宏)
 楽譜を読むときに覚えておきたい基本事項をクイズにしました。
◆クイズとドリルで 音楽大冒険
 ◇楽器の森(西岡信雄)今月号は、浜松市楽器博物館名誉館長の西岡信雄氏が、世界各地の珍しい楽器に関するクイズを出題。
 ◇音楽史の館(道下京子)今月号は、各誌で音楽評論などを執筆する道下京子氏によるシューマンに関するクイズ。
 ◇譜読みの島(池川礼子)楽譜が短時間で読める「即読譜奏」で知られる池川氏による、譜読みの力が身につく楽しいドリル。バッハへのスムーズな導入にも役立つ中身です。
 ◇アナリーゼの泉(中森智佳子)楽曲の構造や特徴を読み解くアナリーゼの方法を、毎月テーマを決めて身につけます。
◆子ども音楽辞典 (北村智恵) 子どもに理解できる言葉で音楽用語を解説していく連載。今月は「アーティキュレーション」。
◆感性を育む新曲視唱 Part2 (秋末直志)
 「作る側の視点に立つ」ために変奏を取り入れた新曲視唱。メロディに込められた意味を理解する力や「表現の意志」を育みます。
◆耳を開く聴きとり術講座 Part2 (樹原涼子)
 正確に聴きとるだけでなく、音楽が心に働きかける元に興味を持ってもらうための聴音。
◆今月の楽譜 「こんな曲 あったらいいな…」―そんなピアノの先生の夢、叶えます!
 依頼人:佐野由美子先生/夢の請負人:轟 千尋/曲名:リレー連弾バージョン《ともだちになるために》(作曲:中川ひろたか、作詞:新沢としひこ)
 レッスンや発表会で弾く曲を探している先生方は、要チェックです!
◆テレビで聴いたあの曲はなに?(松下恵子)
 レッスンでの会話ネタに使えます。


[今月号で取り上げた曲一覧]
新井千音美:〈こねこちゃん〉〈とんぼ〉(『こどものためのピアノ入門書 みんなのおけいこ2』より)(アナリーゼの泉)
カベソン:2声楽曲Ⅳ(『ピュイグ=ロジェピアノ教本1』より)(特集)
クーラウ:ソナチネop.20-2 第1楽章(ソナチネについて知っておきたいこと)
クーラウ:ソナチネop.55-6 第1楽章(ソナチネについて知っておきたいこと)
クレメンティ:ソナチネop.36-1 第1楽章(ソナチネについて知っておきたいこと)
シューマン:蝶々(音楽史の館)
ショパン:エチュードop.10-8(ショパン・エチュード入門)
ドビュッシー:《子供の領分》より〈ゴリウォーグのケークウォーク〉(音楽ビジュアル館)
中川ひろたか作曲、新沢としひこ作詞、轟千尋編曲:ともだちになるために
ピュイグ=ロジェ:《ピアノのエクササイズ(仮題)》より第1番(特集)
ピュイグ=ロジェ:《ピアノのためのアベセデール》より〈ギャロップのG〉(特集)
ブルクミュラー:《25の練習曲》より〈舟歌〉(ブルクミュラー鳥ノオト)
湯山 昭:《こどもの国》より〈いいことがありそう!〉(レッスンしましょ!)
リスト:愛の夢第3番(知って得するエディションの知識)