• 音楽の友 2007年2月号

雑誌 音楽の友

音楽の友 2007年2月号

定価
1,016円 (本体924円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2007年1月
商品コード
030702

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内容紹介

【内容】

●特集

コンサート・ベストテン2006

毎年恒例となっている、音楽評論家・記者による「コンサート・ベストテン」。モーツァルトをはじめとし、さまざまな作曲家のメモリアル・イヤーでもあった2006年の音楽界を、音楽評論家・記者へのアンケート、コンサート・ガイドに寄せられたデータ、座談会などとともに回顧していきます。

2006ベスト・コンサート22/34人の音楽評論家・音楽記者が選んだ2006コンサート・マイ・ベストテン/〈各地の音楽状況〉北海道・東北・名古屋・関西・広島・九州の2006年/データで読むニッポン音楽事情2006/音楽ニュースで振り返る2006年/〈座談会〉2006年の音楽界を振り返る

青澤隆明/石川 浩/池田卓夫/梅津時比古/岡部真一郎/岡本 稔/奥田佳道/小畑恒夫/片桐卓也/金子建志/上坂樹/國土潤一/小山 晃/佐々木喜久/柴田龍一/白石美雪/高橋 昭/寺西基之/東条碩夫/那須田 務/野平多美/野中圀亨/濱田滋郎/原 明美/響 敏也/日比野章彦/藤田由之/堀内修/本堂知彦/真嶋雄大/三品 信/宮下 博/三善清達/百瀬 喬/諸石幸生/谷戸基岩/山田治生/山野雄大/結城 亨/渡辺和彦/渡辺 康

●表紙の人 ズービン・メータ(指揮)

●カラー 〈本誌独占インタヴュー(連載「今月のアーノンクール」最終回)〉ニコラウス・アーノンクール(高野昭夫)/〈特別対談〉ニコラウス・アーノンクール vs. 鈴木雅明/〈海外取材〉モーツァルト・イヤー最終レポート in ウィーン(山崎 睦)/〈海外取材〉ゲルギエフの指揮で“こけら落とし”をしたマリインスキー・コンサートホール(秋島百合子)/〈海外取材〉ドレスデンでチョン・ミョンフンと共演した樫本大進/準・メルクル再登場&小澤征爾復活/水戸室内管弦楽団定期演奏会(東条碩夫)/トークセッション“My Favorite Player Ver.2”:オペラ歌手が語るオペラ歌手論26【特別篇】ジュリエッタ・シミオナート(ゲスト=ダニエラ・バルチェッローナ、きき手=黒田恭一&浅里公三)

●カラー連載 対談「江川紹子の部屋」40~小山由美/木之下 晃:音楽の殿堂175~ナッシュヴィル・ライマン公会堂

●特別記事 「“のだめ”狂奏曲」考(東条碩夫/片桐卓也/真嶋雄大/山野雄大/渡辺謙太郎)

●CATCH UP いま、関西フィルがおもろいで!(山野雄大)/常任指揮者コバケンが率いて来日する「オランダ・アーネム・フィル」(伊熊よし子)

●連載 私が音楽する理由~Why Music?:ファジル・サイ/真嶋雄大:ピアニストの系譜~その血脈を追う⑪/池辺晋一郎:ベートーヴェンの音符たち⑪(運命の弟という運命〔さだめ〕――交響曲第6番《田園》)/カミーロ・エールベルガー&野村三郎:とっておきの話~ウィーン・フィルの名物プレイヤーたち38/畑中良輔:繰り返せない旅だから86――「オペラ歌手誕生物語」その30/渡辺 護:休止符のほほえみ178「歌わせてよ、ステージで!」

●People 大植英次/寺神戸 亮/樫本大進/サカリ・オラモ/東京クヮルテット/萩 京子/岡崎他加子

●UNA VOCE 増山美知子/濱 倫子/アリーナ・ポゴストキーナ/yumi/ルドヴィート・カンタ/外山啓介

●Review & Preview 2006年11月~12月の演奏会評/海外レポート〔イギリス/フランス/イタリア/オーストリア/ドイツ/アメリカ/ロシア〕/〈海外プレ情報〉海外6か国の演奏会・観どころ聴きどころ――充実のレヴューと先取り情報

●Event Reports 第1回「東京佼成ウインドオーケストラ作曲コンクール」本選会(高山直也)/第16回朝日現代音楽賞・第7回現代音楽演奏コンクール“競楽7”本選(小鍛冶邦隆)

●その他のコンサート&イヴェント 「仙台国際音楽コンクール」仙台オーディション/NEC古楽レクチャーコンサート――古楽と民族音楽/第1回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール in 八王子/チェンバロ+パーカッション3(ローラン・テシュネ+藤本隆文)/高 丈二先生を囲んで/ナンシー歌劇場の《フィガロの結婚》で大村博美が大活躍

●RONDO ドミンゴ、METでは初のワールド・プルミエ/指揮者クルト・マズアに立教大学から名誉博士号授与/毛利衛と宇宙を聴く/横浜みなとみらいホール「ピアノの歴史」/“のだめオーケストラ”コンサート/スピリチュアルな音楽の世界へ――江原啓之/“啓蒙”管弦楽団のリラックス・コンサート/齋藤秀雄メモリアル基金賞、大植英次が受賞/「ミュージック・イン・スタイル」30回記念公演/MET、《ファースト・エンペラー》記者会見/第1回ボン国際ベートーヴェン・コンクール入賞記念ガラ/NECコミュニティコンサート/世界最小!? 本格グランドピアノ

●NEWS & INFORMATION SCRAMBLE SHOT(シネマ/シアター/ダンス/ほか)/BS & CS衛星放送番組表/Disc Selection/海外6か国の演奏会・観どころ聴きどころ/BOOKS/読者のコーナー/音楽の友ホールだより/知っておきたいマル得情報/Astrology〔星占い〕/次号予告/編集部だより/編集後記/広告案内

●別冊付録

コンサート・ガイド――日本一豊富な情報量でとても便利〔〈国内の演奏会〉2月~3月の観どころ聴きどころ/2月のコンサート・ガイド/これからの演奏会チケット情報〕



【2月号「特集」――おわびと訂正】

本誌2月号特集「コンサート・ベストテン2006」の記事中、62~63ページの表「2006ベスト・コンサート22」から、東京二期会公演《皇帝ティトの慈悲》が脱落していました。同公演は、得点10で第5位となり、表の第5位以下はひとつずつ順位が繰り下がります。

得点の内訳は、白石美雪、山田治生の両氏が第1位にノミネートされましたので各2点、金子建志、
上坂樹、寺西基之、三品信、宮下博、渡辺和彦の各氏が1点ずつとなります。

主催者の財団法人東京二期会、演出家のペーター・コンヴィチュニー、指揮者のユベール・スダーン両氏をはじめとする多くの出演者・関係者の皆さま、ノミネートされた評論家・記者のかたがたに、多大なご迷惑をおかけいたしました。心
からお詫びを申しあげます。

なお、表のタイトルも「2006ベスト・コンサート23」と、あわせて訂正させていただきます。訂正
後の表を、あらためて3月号に掲載いたします。(編集部)


【2月号「江川紹子の部屋」――おわびと訂正】

本誌2月号の「江川紹子の部屋」の中で、事実とは異なる記述あるいは誤解をまねく表現があり、編集部の不手際から、ゲストの小山由美さん、対談者の江川紹子さん、ならびに関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけいたしました。深くお詫びするとともに、以下の通り訂正させていただきます(編集部)

▽p29/2段目/16行目~

[誤]《クリスマス・オラトリオ》をいろんな教会で年に6、7回は歌って、その合間に…… →[正]《クリスマス・オラトリオ》をいろんな教会で、クリスマスの時期だけでも6、7回は歌って、その合間に……

▽p29/3段目/21行目~

[誤]どうしてもロシアものが歌いたかったので、たまたまレニングラードでやっていた講習会を見つけて受けにいったんです。…… →[正]レニングラードでのリサイタルのために、どうしてもロシアものを勉強したくて、たまたまドイツでヴィシネフスカヤの講習会を見つけて受けに行きました。……

▽p29/3段目/後ろから5行目~

[誤]それから、内に秘めた情熱のようなものも、バッハでは出すことはできないけれど、オペラをやってみたら、…… →[正]オペラでは、役によっては、バッハを歌う時にまったく出てこなかった高音や低音が要求される。だから、……

▽p29/4段目/18行目

[誤]その延長に声や演技があるのだと思います。 →[正]自分の感性の上に声や演技があるのだと思います。

▽p29/4段目/後ろから8行目

[誤]共感といえばシュトゥットガルトで《マタイ受難曲》を…… →[正]共感といえばヴァイマールで《マタイ受難曲》を……

▽p30/1段目/後ろから10行目~

[誤]指揮をするようになりました。チャイコフスキーの第5番も振ったんですよ。大学に入ってからも、大野(和士)君とか指揮科の人に混じって指揮をやったりして…… →[正]指揮をするようになりました。グノーのバレエ組曲やウェーバーのクラリネット協奏曲も振ったんですよ。大学では、副科で指揮を勉強しました。

▽p30/3段目/本文6行目~

[誤]その後、新国立劇場のこけら落としでやった《ローエングリン》。その時、何千人という歌手を見てらっしゃるワーグナーさんが…… →[正]その後、新国立劇場のこけら落としでやった若杉弘さん指揮の《ローエングリン》。その時、何千人という歌手を見てらっしゃるワーグナー夫人が……

▽p30/3段目/後ろから6行目

[誤]3年前に《パルジファル》でクンドリを歌ったんですけど、 →[正]2年前に飯守泰次郎さんの指揮で《パルジファル》のクンドリを歌ったんですけど、

▽p30/4段目/本文4行目

[誤]1幕、2幕、3幕、全然違うタイプの音楽性を要求されますし……。 →[正]1幕、2幕、3幕、全然違うタイプの表現を要求されますし……。

▽p31/1段目/本文2行目~

[誤]10日の間に日本で《ワルキューレ》を歌って、リオデジャネイロに行って、その後メキシコで歌って、っていう生活…… →[正]10日の間にバイロイトで《ワルキューレ》を歌って、中南米の2つの劇場とヨーロッパを往復して、っていう生活……

▽p31/3段目/後ろから9行目

[誤]……を押さえましょうか(笑)。同級生ですよね。 →[正]……を押さえましょうか(笑)。同窓生ですよね。


▼本誌1月号119ページ“People”「吉井健太郎さん」の記事中、演奏会の問い合わせ先電話番号に誤りがありました。正しくは03-5754-3102です。

▼また“Concert Review”169ページ「NHK東京児童合唱団定期演奏会」中、指揮者のお名前に誤りがありました。[誤]加藤洋明→[正]加藤洋朗、[誤]エドガルス・カッタイ→[正]アイラ・ビルジーニヤです。同じく171ページ「北海道二期会/ドニゼッティ《愛の妙薬》」のタイトルは、「札幌オペラスタジオ/ドニゼッティ《愛の妙薬》」の誤りでした。それぞれ出演者・関係者の皆さまに、たいへんご迷惑をおかけいたしました。以上お詫びして訂正いたします。