内容紹介
●2か月連続特集
真夏のバッハ-①
最新の研究成果を踏まえ、2号連続で新しいバッハ像とバッハ演奏の現在を考えていきます。第1回となる8月号では、ライプツィヒで毎年行われているバッハ・フェスティヴァルの模様をレポートしながら、改めてバッハの生涯と作品を振り返ります。
[内容]バッハフェスト・ライプツィヒ2007(岡本 稔)/完結記念式典の行われた新バッハ全集(ウーヴェ・ヴォルフ/岡本 稔)/〈Interview〉鈴木雅明(國土潤一)/J.S.バッハの生涯【前篇】(大角欣矢)/前半生のバッハの名曲20(大角欣矢)/バッハの名曲をCDで聴く(山野雄大)/これから聴きたい! バッハ作品コンサート精選(山野雄大)/教会音楽家バッハの日常の仕事(那須田 務)/バッハ一族の系譜と彼らが活躍した世界(加藤浩子)
●表紙の人 ニコラウス・アーノンクール(指揮)
●カラー 大野和士、スカラ座デビュー!/アーノンクール音楽祭「シュティリアルテ2007」/ザルツブルク聖霊降臨祭2007/サンクト・ペテルブルクで「白夜祭」開幕/中村紘子がベートーヴェンのピアノ協奏曲5曲を1日で演奏!/〈Interview〉映画《魔笛》のザラストロ役で圧倒的存在感、ルネ・パーペ/新国立劇場《ばらの騎士》新制作
●カラー連載 対談「江川紹子の部屋」46:池田直樹/音楽の遺蹤~音楽を感じる旅⑤~ジュゼッペ・ヴェルディの生家(木之下 晃)
●特別記事 没後3年、永遠の伝説、カルロス・クライバー-②
前号に引き続き、7月に没後3年を迎えたクライバーの人となり、そしてその音楽のすばらしさを改めて検証する。
[内容]自分自身に起因する理由から、逃亡の衝動に駆られ続けていたクライバー(クリスティーネ・レムケ=マトウェイ/岡本稔)/歌手、オーケストラ、裏方にいたるまで、多くの時間を共有し、心の通い合った音楽を追求したクライバー(三浦真澄)/クライバーグラム-①:クライバー自身がオーケストラ・メンバーに配って回った1枚のメモ(野村三郎)
●特別記事 没後10年、リヒテル再考
1997年8月1日、20世紀を代表するピアニストのひとりである、スヴャトスラフ・リヒテルがこの世を去った。ちょうど10年経った今、改めて彼がどのようなピアニストであったのか、人々の心を捉えて放さないその魅力について考えてみたい。
[内容]調律師からみたリヒテルとピアノ(村上輝久)/“音色の魔術師”リヒテル(渋谷和邦)/千の風のマエストロ(河島みどり)/グールドのリヒテル讃(宮澤淳一)/ロシアン・ピアニズムにおけるリヒテル(真嶋雄大)/リヒテル・ディスク・ガイド~入門篇(川田朔也)
●特別記事 メトロポリタン歌劇場GM、ピーター・ゲルブの新しい取り組み(東条碩夫)
●特別記事 ガーリャからの贈り物――ロストロポーヴィチを追悼して(萩谷由喜子)
●People ラファウ・ブレハッチ/アンナ・マリコヴァ/堀内康雄/渡辺玲子/グレゴリー・ダゴスティーノ/通崎睦美/澤 菜穂子/アリソン・バルサム/宮本笑里
●UNA VOCE 神尾真由子/ケネス・ブラナー/小澤真智子
●連載 私が音楽する理由~Why Music?:ラデク・バボラーク①(青澤隆明)/真嶋雄大:ピアニストの系譜~その血脈を追う⑰/池辺晋一郎:ベートーヴェンの音符たち⑰(草々・敬具・かしこ……挨拶をきちんと――ヴァイオリン協奏曲/カミーロ・エールベルガー&野村三郎:とっておきの話~ウィーン・フィルの名物プレイヤーたち44/畑中良輔:繰り返せない旅だから92――「オペラ歌手誕生物語」その36/トーク・セッション:演奏家が語る「音楽人生・芸術論・現代という時代」② ゲスト=工藤重典(フルート)、きき手=浅里公三/渡辺 護:休止符のほほえみ184「テノール歌手はもうカルゾー」
●Review & Preview 2007年5月~6月の演奏会評/海外レポート〔イギリス/フランス/イタリア/オーストリア/ドイツ/アメリカ/ロシア〕/〈海外プレ情報〉海外6か国の演奏会・観どころ聴きどころ――充実のレヴューと先取り情報
●Event Reports ライプツィヒ・バッハフェストとハレのヘンデル・フェスティヴァル/第3回仙台国際音楽コンクール/ベルゲン国際音楽祭/第18回奏楽堂日本歌曲コンクール
●その他のコンサート&イヴェント 吉野直子、ベルリンで奏でたハープの調べ/藤村実穂子、アムネリス役に初挑戦/アシュケナージがショスタコーヴィチを語る/東京室内歌劇場「初夏にうたう」/藤原歌劇団「名歌手たちのヴェルディ・ガラ・コンサート」/クルト・マズア「80歳記念ガラ」/夢をつむぐ喜歌劇の祭典/B=グレンダール没後100年記念コンサート
●RONDO ウィーン国立歌劇場、2010年以降の“新しい顔”/「レ・フレール」のテクを間近で堪能!/五嶋みどりヴェトナム・ツアー報告会/シュヴァルツェンベルクの「シューベルティアーデ2007」/ザ・ファイヴ・ブラウンズ来日ショウケース/工藤重典が新しいフルートの音色を披露/チベトロニカ活動報告会と懇親パーティ/アイルランド伝統音楽のハープ奏者トリーナ・マーシャル/新趣向、講談×マリンバ×テノールの《カルメン》/第15回渡邉曉雄音楽基金受賞式/トーチランコンサート in パリ/スタインウェイとベーゼンドルファーを一夜で味わう/ニールセンの伝道者「パイゾ・クァルテット」/APOCALYPTICA!!
●NEWS & INFORMATION SCRAMBLE SHOT(シネマ/シアター/ダンス/ほか)/BS & CS衛星放送番組表/Disc Selection/海外6か国の演奏会・観どころ聴きどころ/BOOKS/読者のコーナー/音楽の友ホールだより/知っておきたいマル得情報/Astrology〔星占い〕/次号予告/編集部だより/編集後記/広告案内
●別冊付録
コンサート・ガイド――日本一豊富な情報量でとても便利〔〈国内の演奏会〉8月~9月の観どころ聴きどころ/8月のコンサート・ガイド/これからの演奏会チケット情報〕
真夏のバッハ-①
最新の研究成果を踏まえ、2号連続で新しいバッハ像とバッハ演奏の現在を考えていきます。第1回となる8月号では、ライプツィヒで毎年行われているバッハ・フェスティヴァルの模様をレポートしながら、改めてバッハの生涯と作品を振り返ります。
[内容]バッハフェスト・ライプツィヒ2007(岡本 稔)/完結記念式典の行われた新バッハ全集(ウーヴェ・ヴォルフ/岡本 稔)/〈Interview〉鈴木雅明(國土潤一)/J.S.バッハの生涯【前篇】(大角欣矢)/前半生のバッハの名曲20(大角欣矢)/バッハの名曲をCDで聴く(山野雄大)/これから聴きたい! バッハ作品コンサート精選(山野雄大)/教会音楽家バッハの日常の仕事(那須田 務)/バッハ一族の系譜と彼らが活躍した世界(加藤浩子)
●表紙の人 ニコラウス・アーノンクール(指揮)
●カラー 大野和士、スカラ座デビュー!/アーノンクール音楽祭「シュティリアルテ2007」/ザルツブルク聖霊降臨祭2007/サンクト・ペテルブルクで「白夜祭」開幕/中村紘子がベートーヴェンのピアノ協奏曲5曲を1日で演奏!/〈Interview〉映画《魔笛》のザラストロ役で圧倒的存在感、ルネ・パーペ/新国立劇場《ばらの騎士》新制作
●カラー連載 対談「江川紹子の部屋」46:池田直樹/音楽の遺蹤~音楽を感じる旅⑤~ジュゼッペ・ヴェルディの生家(木之下 晃)
●特別記事 没後3年、永遠の伝説、カルロス・クライバー-②
前号に引き続き、7月に没後3年を迎えたクライバーの人となり、そしてその音楽のすばらしさを改めて検証する。
[内容]自分自身に起因する理由から、逃亡の衝動に駆られ続けていたクライバー(クリスティーネ・レムケ=マトウェイ/岡本稔)/歌手、オーケストラ、裏方にいたるまで、多くの時間を共有し、心の通い合った音楽を追求したクライバー(三浦真澄)/クライバーグラム-①:クライバー自身がオーケストラ・メンバーに配って回った1枚のメモ(野村三郎)
●特別記事 没後10年、リヒテル再考
1997年8月1日、20世紀を代表するピアニストのひとりである、スヴャトスラフ・リヒテルがこの世を去った。ちょうど10年経った今、改めて彼がどのようなピアニストであったのか、人々の心を捉えて放さないその魅力について考えてみたい。
[内容]調律師からみたリヒテルとピアノ(村上輝久)/“音色の魔術師”リヒテル(渋谷和邦)/千の風のマエストロ(河島みどり)/グールドのリヒテル讃(宮澤淳一)/ロシアン・ピアニズムにおけるリヒテル(真嶋雄大)/リヒテル・ディスク・ガイド~入門篇(川田朔也)
●特別記事 メトロポリタン歌劇場GM、ピーター・ゲルブの新しい取り組み(東条碩夫)
●特別記事 ガーリャからの贈り物――ロストロポーヴィチを追悼して(萩谷由喜子)
●People ラファウ・ブレハッチ/アンナ・マリコヴァ/堀内康雄/渡辺玲子/グレゴリー・ダゴスティーノ/通崎睦美/澤 菜穂子/アリソン・バルサム/宮本笑里
●UNA VOCE 神尾真由子/ケネス・ブラナー/小澤真智子
●連載 私が音楽する理由~Why Music?:ラデク・バボラーク①(青澤隆明)/真嶋雄大:ピアニストの系譜~その血脈を追う⑰/池辺晋一郎:ベートーヴェンの音符たち⑰(草々・敬具・かしこ……挨拶をきちんと――ヴァイオリン協奏曲/カミーロ・エールベルガー&野村三郎:とっておきの話~ウィーン・フィルの名物プレイヤーたち44/畑中良輔:繰り返せない旅だから92――「オペラ歌手誕生物語」その36/トーク・セッション:演奏家が語る「音楽人生・芸術論・現代という時代」② ゲスト=工藤重典(フルート)、きき手=浅里公三/渡辺 護:休止符のほほえみ184「テノール歌手はもうカルゾー」
●Review & Preview 2007年5月~6月の演奏会評/海外レポート〔イギリス/フランス/イタリア/オーストリア/ドイツ/アメリカ/ロシア〕/〈海外プレ情報〉海外6か国の演奏会・観どころ聴きどころ――充実のレヴューと先取り情報
●Event Reports ライプツィヒ・バッハフェストとハレのヘンデル・フェスティヴァル/第3回仙台国際音楽コンクール/ベルゲン国際音楽祭/第18回奏楽堂日本歌曲コンクール
●その他のコンサート&イヴェント 吉野直子、ベルリンで奏でたハープの調べ/藤村実穂子、アムネリス役に初挑戦/アシュケナージがショスタコーヴィチを語る/東京室内歌劇場「初夏にうたう」/藤原歌劇団「名歌手たちのヴェルディ・ガラ・コンサート」/クルト・マズア「80歳記念ガラ」/夢をつむぐ喜歌劇の祭典/B=グレンダール没後100年記念コンサート
●RONDO ウィーン国立歌劇場、2010年以降の“新しい顔”/「レ・フレール」のテクを間近で堪能!/五嶋みどりヴェトナム・ツアー報告会/シュヴァルツェンベルクの「シューベルティアーデ2007」/ザ・ファイヴ・ブラウンズ来日ショウケース/工藤重典が新しいフルートの音色を披露/チベトロニカ活動報告会と懇親パーティ/アイルランド伝統音楽のハープ奏者トリーナ・マーシャル/新趣向、講談×マリンバ×テノールの《カルメン》/第15回渡邉曉雄音楽基金受賞式/トーチランコンサート in パリ/スタインウェイとベーゼンドルファーを一夜で味わう/ニールセンの伝道者「パイゾ・クァルテット」/APOCALYPTICA!!
●NEWS & INFORMATION SCRAMBLE SHOT(シネマ/シアター/ダンス/ほか)/BS & CS衛星放送番組表/Disc Selection/海外6か国の演奏会・観どころ聴きどころ/BOOKS/読者のコーナー/音楽の友ホールだより/知っておきたいマル得情報/Astrology〔星占い〕/次号予告/編集部だより/編集後記/広告案内
●別冊付録
コンサート・ガイド――日本一豊富な情報量でとても便利〔〈国内の演奏会〉8月~9月の観どころ聴きどころ/8月のコンサート・ガイド/これからの演奏会チケット情報〕