• ムジカノーヴァ 2016年4月号

雑誌 ムジカノーヴァ

ピアノを教える人、学ぶ人の雑誌

ムジカノーヴァ 2016年4月号

  • 空き時間にスキルアップ ピアノの先生におすすめ!音楽のお仕事
  • 今月の1曲:ドビュッシー グラドゥス・アド・パルナッスム博士 ~子供の領分
定価
922円 (本体838円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2016年3月
JANコード
4910085190465
商品コード
181604

完売のため、お取り扱いできません。
ご了承ください。

上記リンクの他、書店、楽器店、他ネットショップにてご購入いただけます。

  • 「ムジカノーヴァ」編集部 Facebook
  • ムジカノーヴァ Instagram
  • ムジカノーヴァ YouTube
  • 「ムジカノーヴァ」編集部 X

内容紹介


[特集]
空き時間にスキルアップ
ピアノの先生におすすめ!
音楽のお仕事

◆ピアノの先生に調査!音楽のお仕事
(窪野祥子、平澤裕里香、池田和美、柴田里枝子、並木佑介、安倍美穂、吉田里美、粕谷真由美、最上惠利子)
 ピアノ指導以外の音楽の仕事を経験された、または現在も継続中の先生方に、その内容や収入等を教えていただきました。

◆採用側の声~株式会社山野楽器 藤原修一さんに聞いてみた!
 楽器店では、講師ではなく販売員としてピアノ指導者を雇うケースもあると言います。そこで、ピアノ指導者を採用する場合はどのような人材が望ましいか、担当者にお話をうかがいました。

◆体験談 ピアノ指導以外の仕事を通して得たもの
 (成瀬美恵子、木下順子、馬場一峰、中村浩子)
 ピアノ教師以外の職の経験が指導や教室運営などにどのように活かされ、役立っているか、4人の先生方に分析いただきました。

◆さまざまな「仕事経験」は教室運営に大きく役立ちます(藤 拓弘)
 ピアノ教室を主宰しながらピアノ教室コンサルタントとしても活躍する筆者に、自身の経験談も交えつつ、さまざまな仕事に携わるメリットを語っていただきました。

[今月の1曲]
ドビュッシー グラドゥス・アド・パルナッスム博士~『子どもの領分』

[今月の1曲 連動企画]
◆音楽ミュージアム 練習曲への皮肉(湯浅玲子)
 「今月の1曲」に関連する絵や写真を掲載し、作曲家の生涯や作品の時代背景など、幅広い知識を提供する「ふりがな」付き「読み物教材」。今月号では、パルナッソス山の写真を掲載しました。

◆誌上講座① アナリーゼ
 アナリーゼなしには到達しない、でも、それだけでは到達しないもの(西尾 洋)
 この曲における3つの大切な音の動きとは? ドビュッシーが用いた興味深い手法とは?
 作品をアナリーゼしながら、その先にあるものへと目を向けていきます。

◆誌上講座② 演奏・指導法
 ドビュッシーの大きな喜びと愛情が感じられる『子供の領分』(中井正子)
 初めての娘・シュシュの誕生日に向けて出版されたと言われる『子供の領分』。ドビュッシーの愛情とユーモアに溢れるこの曲集を例にあげつつ、彼の作品の演奏法を考察していきます。

◆練習課題① ソルフェージュ(今村央子)
 「今月の1曲」の演奏をより豊かなものにするためのソルフェージュ。今回は、「メロディーを取り出して練習する課題」「楽語をフランス語とイタリア語のセットで覚える課題」「分散和音を基本形にまとめ、和音の種類を答える課題」の3点を掲載しています。
◆練習課題② エチュード(角野美智子)
 「今月の1曲」を演奏する際に必要となるテクニックを身につけるためのエチュード集。技術的難所等を弾きこなすためのミニエチュードを各種掲載しています。

◆ペーパークラフト ドビュッシー
 色を塗って切り抜き、1ヵ所のり付けするだけで完成する簡単なペーパークラフトの第5弾です。

[付録]
◆「どんな きもち?」カード
 いろいろな表情を描いた8枚のカード。曲や和音のイメージを質問して選んでもらうなど、さまざまなシーンで活躍するカードです。

[トピックス]
◆手のひらサイズの手作り本で 学びの歩みを記録しませんか?
 「ぼくの すきなきょく」「おんがくじてん」等、A4用紙1枚とカラーモール1本でできる16ページの手作り本のご紹介。

◆interview「音符ビッツ研究所」主宰 川崎紫明(荒木淑子)
 視覚と聴覚の統合による脳開発音楽教材として高く評価されている「音符ビッツ」。その考案者・川崎紫明氏に、「音符ビッツ」の制作に至った過程や、その活用法、効果等をお話しいただきました。

◆Report 安倍美穂ポピュラーピアノ for Kids セミナー(荒木淑子)
 本誌連載「音の宝石箱」の編曲者、安倍美穂氏による「ポピュラーピアノ for Kidsセミナー」。ピアノ指導者だからこそできるアレンジのコツ等、その内容の一部をレポートします。

◆対談 樹原涼子×小原 孝 ピアノランドフェスティバル2016(堀江昭朗)
 メソッド「ピアノランド」から誕生した大人気コンサート「ピアノランドフェスティバル」と言えば、このお二人! ステージから子どもたちに伝えたいこと、「録音応募プロジェクト」にかける思い等を語り合っていただきました。

[連載]
◆コレに注目!
 グッズ、グルメ、楽器等々、注目のアイテムを紹介していきます。今回は日本初のフリーサイズのブックカバー「アマネカ・カスタム」。

◆プロフェッサー探訪 福井直昭(堀江昭朗)
 国内外の大学で教鞭をとる教育者へのインタビューシリーズ。第19回は、武蔵野音楽大学副学長の福井直昭氏。新キャンパス開校の一大事業を牽引する氏に、自身の経歴を振り返りつつ、ピアノ指導や大学運営に対する想い等を語っていただきました。

◆レッスン密着レポ 田久保裕一(飯田有抄)
 話題・注目の演奏家や指導者によるレッスンの模様を誌上で再現する隔月連載。レッスン全体の流れ、指導ポイント、効果的な練習法、先生へのインタビュー等、盛りだくさんの中身です。今回の講師は指揮者。増ページでお届けします。

◆あんな話・こんな話(秋末直志)
 短いコラムの中に、レッスンのヒントがぎっしり。先生の説明力アップをお手伝いします。

◆パリ レッスン promenade(船越清佳)
 パリ在住の筆者が、フランスで定評のある指導者のレッスンの中から即実践できるアイディアを紹介していく隔月連載。パリ発の最新情報をお届けします。

◆ムジカをめぐる旅(江口文子)
 門下から国際的に活躍する数多くのピアニストを輩出している筆者による、新感覚の“読んで旅する”西洋音楽の歴史。読み手の想像力を刺激する語り口です。

◆対談 御木本澄子×酒井直隆
 ピアノ奏法とピアニストの手(酒井直隆)
 フィンガー・トレーニング研究者と音楽家専門外来医による対談。ピアノを「演奏する手」のあり方を、科学的な観点も交えながら考えていきます。

◆簡単! 便利! デジタルなレッスン
 最新の電子ピアノ事情を、実際に試弾した先生の話を交えてお伝えします。今回ご紹介するのはカシオの電子ピアノ「CELVIANO Grand Hybrid」。

◆楽譜調査室(樹原涼子/神部 智)
 「調査1」は「まるごと1冊調査」。今年で刊行25周年を迎えた『ピアノランド』の著者、樹原涼子先生に、メソッドの目的や効果的な使い方をうかがいました。
 「調査2」の「オントモ楽譜情報」は特別編。『シベリウスの交響詩とその時代』(音楽之友社)の著者・神部智氏に、初級~中級レベルの生徒におすすめのシベリウス・ピアノ作品をご紹介いただきました。

◆今月のプレトーク ピアノデュオ ドゥオール 藤井隆史&白水芳枝(堀江昭朗)
 今、もっとも注目したいアーティスト、教育者などにインタビューします。

◆ムジカ ザ スポットライト(ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン/ショパン・フェスティバル)
 今話題のイベント主催者から、「ムジカノーヴァ」読者へ向けたメッセージをお届けします。

◆生徒と見たい聴きたいCD&DVD(百瀬 喬)
 最近リリースされた音楽ソフトからピアノ教室におススメの1枚をご紹介します。

◆ムジカ図書館(山本美芽)
 ピアノ教本研究家が、指導者・学習者双方に役立つ本をご紹介します。

◆演奏会批評
 2015/12/21~2016/2/24の演奏会より(大久保 賢、柴田龍一、時 幹夫、原 明美、伴 玲児、百瀬 喬)

◆ムジカばーばの 突撃!となりのレッスン室(岩嶺尚江、吉田しんこ)
 ピアノ指導において大切なことを、ムジカばーば(ピアノの先生応援キャラクター)が日本中を旅しながら全国各地の先生方へ伝えていきます。

◆ムジカ情報館
 「セミナー」(3/25~4/30)と「コンクール&オーディションetc.」(予選・第1次選考・音源審査etc.:7/1~7/31)

[教材]
◆【新連載】初めての伴奏づけと即興演奏(西尾 洋)
 「楽譜がないと弾けません症候群」からの脱却を呼びかける筆者による即興メソッド。筆者曰く「できるかできないかは、やるかやらないかの違いだけ」!

◆楽譜
 音の宝石箱 for Kids(安倍美穂)
 子どもたちが大好きなポピュラー作品を、彼らのやる気を引き出す工夫満載のアレンジでお届けします。今月の曲は、《SUN》。

◆シート
 自己紹介カード
 入会した生徒さんを教室のみんなに紹介するためのカード。絵柄は全4種類です。

[巻末とじ込み]
◆今月の楽譜 
 アイネ・クライネ・ナハトムジーク[ピアノ連弾 縮小アレンジ版](轟 千尋)
 モーツァルト作品の中でも最も有名な《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》を、ピアノ連弾アレンジでお届けします。レベルはプリモ・セコンドともに中級。講師演奏にもおすすめの1曲です。

4月号で取り上げた曲一覧
※「今月の1曲」以外の作品(括弧内は取り上げた記事のタイトル)
大澤徹訓:合唱曲《Let's Search For Tomorrow》(レッスン密着レポ)
シベリウス:《5つの小品》作品75より第5番<もみの木>(楽譜調査室)
シベリウス:《8つの小品》作品99より第5番<クプレ>(楽譜調査室)
シベリウス:《5つの性格的印象》作品103より第1番<村の教会>(楽譜調査室)
ドビュッシー:『子供の領分』より《2.象の子守歌》(誌上講座②演奏・指導法)
ドビュッシー:『子供の領分』より《3.人形へのセレナード》(誌上講座②演奏・指導法)
ドビュッシー:『子供の領分』より《4.雪は踊っている》(誌上講座②演奏・指導法)
ドビュッシー:『子供の領分』より《5.小さな羊飼い》(誌上講座②演奏・指導法)
ドビュッシー:『子供の領分』より《6.ゴリウォーグのケークウォーク》(誌上講座②演奏・指導法)
ブルクミュラー:『25の練習曲』より《アラベスク》(レッスン密着レポ)
星野 源:《SUN》(音の宝石箱)
メル・ボニス:『子供らしい情景』より《かくれんぼ》(パリレッスンpromenade)
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク(今月の楽譜)