• ムジカノーヴァ 2013年10月号

雑誌 ムジカノーヴァ

ピアノを教える人、学ぶ人の雑誌

ムジカノーヴァ 2013年10月号

  • 先生と生徒のための練習“見直し”講座
定価
922円 (本体838円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2013年9月
商品コード
181310

完売のため、お取り扱いできません。
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内容紹介

〔特集〕先生と生徒のための練習“見直し”講座
①生徒の練習
分析的なレッスンの積み重ねが、自宅練習の質を上げる(植田恵理子)
 音楽の“誤字脱字”修正に終始するレッスンは、先生方のお悩みのひとつ。そこから脱却するためにも重要となってくる生徒さんの自宅練習について考えてみました。
②指導者の練習
レッスンの幅を広げるために準備しておくべきこと(奥村 真)
 教える立場として、レッスン前にどんな練習をしておけばよいか、「ソルフェージュ的側面」「音楽的側面」「思考的側面」に分けて考察します。
③わが子の練習~保護者の悩み
コーチングで“最高の自宅練習法”を引き出す(保科陽子) 
 「うちの子、全然練習しないんです」――おそらく保護者が一番悩んでいることを解決するため、コーチングによるアプローチ法を紹介します。

[とじ込み付録]
◆解答&解説
 教材コーナーの解答と解説。切り離して使えるミシン目入りです。
◆作曲家カード⑤
 ポストカードとしても使える作曲家カード。額縁のイラストは4期で色分けされています。第5回は、ショパンとカバレフスキー。

[カラー]
◆想像しよう!考えよう!音楽図鑑(佐野真澄)
 イラストや写真を見て、質問に答え、想像を膨らませる。豊かな心を育む教材です。今月は、特集のテーマに合わせ、「練習したくてたまらなかったヘンデル」。
◆良い練習とは? さぁ、道路工事を始めましょう!(太田恵子)
 特集連動企画。自宅練習のやり方を指導する際に重宝する読み物教材です。生徒さんがひとりでも読める“ふりがな”付き。

[トピックス]
◆「ペース・メソッド」講演会レポート(荒木淑子)
 日本で出版されて今年30年となる「ペース・メソッド」。アメリカのロバート・ペース博士によるこの教本の特長等を紹介しています。
◆東邦ピアノセミナー 講座3「R.シューマン。その作品と演奏~光と影の具現者たち~」(船越理恵)
 シューマンの生涯と、《子どもの情景》《幻想小曲集》についての講義から、一部を抜粋してレポートします。
◆ピアノランドフェスティバル2013  樹原涼子 連弾&作曲の公開レッスン(山本美芽) 毎夏恒例「ピアノランドフェスティバル」との連動企画でもある公開レッスン。今回はカワイ表参道で行われた「連弾」と「作曲」の公開レッスンの一部をご紹介します。
◆「ミュージックスタジオ・フォルテ芸劇店」リニューアル1周年記念キャンペーン
 池袋・東京芸術劇場内にある「ミュージックスタジオ・フォルテ芸劇店」がリニューアル1周年を記念して、キャンペーンを実施。ムジカノーヴァ10月号を持参すると素敵なプレゼントがもらえます。

[連載]
◆コンクールetc.課題曲レクチャー(山口詠子)
 各種コンクールの課題曲から毎号1曲を取り上げ、深く掘り下げて学ぶシリーズ。カラーで見やすい楽曲分析ページが自慢です! 第12回は、「第4回 日本バッハコンクール」課題曲より、メヌエット BWV Anh.120~『アンナ・マグダレーナ・バッハのクラヴィーア小曲集』。
◆楽譜調査室(田代ユリ、佐土原知子、樹原涼子)
 「調査1」は「まるごと1冊調査」。『感性が目覚める! 7つのピアノ・レッスン』について、著者の1人である田代ユリ先生と佐土原知子先生にうかがいました。「調査2」の「オントモ楽譜情報」では、樹原涼子先生に曲集《やさしいまなざし》の演奏ポイントを教えていただきました。
◆ムジカばーばのハローワーク(吉田しんこ)
 ピアノの先生応援キャラクター「ムジカばーば」が、鋭い観察力と旺盛な好奇心を生かし、音楽のお仕事現場に潜入。今回は、ミュージカル稽古ピアニスト。
◆続 時間がくれたもの(江口文子)
 多くのピアニストを育てた江口文子先生。2008年に本誌で連載し、好評だったエッセイの続編です。
◆ピアニストの名言 グレン・グールド
 創刊以来、「ムジカノーヴァ」のインタビューに登場したさまざまなピアニスト。その言葉を厳選し、紹介します。
◆ピアニスト探訪 今井 顕(堀江昭朗)
 長年ウィーンを拠点に活躍し、楽譜の編集にも携わっているピアニスト。演奏活動や、その線上にある楽譜編集へのこだわりを語ります。
◆Dr.DとR助手のピアノクリニック(パスカル・ドゥヴァイヨン)
 ベルリン芸術大学教授の筆者が、学生のレッスン中に触れた問題点とその解決策を、独特のユーモアを交えて語ります。
◆作曲家の音楽スタイルと言語を探る旅(イヴ・アンリ)
 パリ国立高等音楽院教授で、作曲家としても活躍するピアニストが、ムジカノーヴァのために特別に書きおろした曲を用いて、過去の作曲家たちの音楽スタイルをわかりやすく伝授。効率的な練習メソッドも紹介しています。
◆ピアノの先生 コミュニティ訪問(オリヴィエ・ガルドン)
 ピアノの先生たちの活動内容やメンバーの素顔を紹介。コミュニティから寄せられた記事のリクエストにもお応えします。今回は「ピティナ仙台青葉ステーション」。リクエストは「コンクール優勝者を育てた先生の指導法」について。
◆バッハへの道(北村智恵)
 「バッハは苦手」「生徒に教える自信がない」という方々を、「本当は楽しいインヴェンション」に通ずる道へとお連れします。
◆レッスンに笑顔を運ぶメンタルトレーニング(大場ゆかり)
 レッスンにまつわる様々な問題を解決へと導く、メンタルトレーニング等の技法を用いた指導例をご紹介します。
◆先生の愛情レッスングッズ(山脇一宏)
 手作りのものから市販のものまで、レッスンで効果を実感した先生自慢のグッズを、毎号紹介していきます。
◆簡単! 便利! デジタルなレッスン(笹田優美)
 電子ピアノで自宅練習する生徒さんが少なくない昨今。そうした生徒さんに指導者はどう対応すべきか、各地でセミナーを行っている筆者からのアドバイスをお届けします。
◆今月のプレトーク 園田高弘メモリアルコンサート(堀江昭朗)
 今、もっとも注目したいアーティスト、教育者などにインタビューします。
◆ムジカ ザ スポットライト 佐藤卓史/音色体験セミナー
 いま話題のあの方から、「ムジカノーヴァ」読者へ向けたメッセージをお届けします。
◆生徒と見たい聴きたいCD&DVD(百瀬 喬)
 最近リリースされた音楽ソフトからピアノ教室におススメの1枚を紹介。
◆ムジカ図書館(山本美芽)
 ピアノ教本研究家が、指導者・学習者双方に役立つ本を紹介します。
◆演奏会批評7/2~7/31(雨宮さくら、壱岐邦雄、柴田龍一、白石知雄、時 幹雄、野平多美、早川立大、原 明美、伴 玲児)
◆あんな話・こんな話(秋末直志)
 短いコラムの中に、レッスンのヒントがぎっしり。先生の説明力アップをお手伝いします。

[教材]
◆ムジカばーばの 突撃!となりのレッスン室 (石嶺尚江、吉田しんご)
 ピアノ指導において大切なことを、ムジカばーば(ピアノの先生応援キャラクター)が日本中を旅しながら全国各地の先生方へ伝えていきます。
◆トレーニング タイム
・譜読み編(松下恵子)
 習い始めの“超初心者”にオススメの譜読みトレーニングです。
・リズム編(松下恵子)
音やメロディーを思い浮かべながら取り組めるリズム課題です。
・初見編(高橋千佳子)
 楽譜の「予見」をするためのヒントが満載の内容です。
◆ドリル
・譜読み検定(佐野由美子)
 先生の助けなしでもできるドリル。レッスンの待ち時間用にぴったりです。
◆シート
・練習グラフ
・国旗色ぬりシート<チャレンジシート>(大黒美鶴)
 学習へのモチベーションを維持する効果が期待できる、努力の跡が目で確認できるシートです。
◆講座
・音を感じる新曲視唱(高橋千佳子)
 長年ソルフェージュ教育に携わる筆者による、音の機能を感じるための新曲視唱課題。レッスン曲の演奏でも活かされる歌心を育てます。
・耳を開く聴きとり術講座 コード編(樹原涼子)
 正確に聴きとるだけでなく、音楽が心に働きかける元に興味を持ってもらうための聴音。「コード編」の2年目では、「ドミナントモーション」を聴きとります。
・うどんの鍵盤にさわらない わくわく譜読み大作戦!(松本あすか)
 音楽が大好きなイヌの「うどん」とネコの「フヨ美先生」。彼らと一緒に譜読みの方法を楽しく身につけます。
・三要素の城2(伊東光介)
 リズム、メロディー、ハーモニー、それぞれの視点から、さまざまなジャンルの実作品を時代別に見ていく、ストーリー仕立ての楽しい教材です。
・楽譜に隠されたヒントを探せ!(轟 千尋)
 どんなふうに弾いたらいいかのヒントを与えてくれる“大切な音や和音”等を、「ひんとくん」と「おんぷちゃん」と一緒に発見していきます。
◆楽譜
・わっぽん だいぼうけん(春畑セロリ)
 ユーモアあふれる絵と春畑セロリ先生のオリジナル曲で、想像力をめいっぱい働かせながらさまざまなテクニックを学んでいきます。
・音の宝石箱(安倍美穂)
 子どもたちが大好きなポピュラー作品を、彼らのやる気を引き出す工夫満載のアレンジでお届けします。今月は、《なめこのうた》。
・コンサートサロン(後藤ミカ)
 Cポジションで弾ける名曲連弾シリーズ。今月の曲は《ラッキーインディアン》(原曲:10人のインディアン)
・きせつのものがたり(轟 千尋)
 4月から3月まで1年間、毎月1曲ずつ、作曲家から生徒さんへ素敵な曲のプレゼント!
・ベスのピアノ物語(スーパーキッズ)
 『音楽の絵本』コンサートで人気の弦楽四重奏「弦うさぎ」の三女ベスが、ピアノを通して成長していく物語と、そのお話の心情や情景に合わせたピアノ曲がセットになった教材です。

〔10月号で取り上げた曲一覧〕※括弧内は取り上げた記事のタイトル
アメリカ民謡:10人のインディアン(コンサートサロン)
樹原涼子:ともだちになりたい(『ピアノランド③』より)(樹原涼子 連弾&作曲の公開レッスン)
樹原涼子:光(『やさしいまなざし』より)(楽譜調査室)
樹原涼子:やさしいまなざし(『やさしいまなざし』より)(楽譜調査室)
佐土原知子:幸せ色のしずく(楽譜調査室)
シューマン:《子どもの情景》より〈見知らぬ国から〉(東邦ピアノセミナー)
シューマン:《子どもの情景》より〈おねだりする子ども〉(東邦ピアノセミナー)
シューマン:《幻想小曲集》より〈なぜに?〉(東邦ピアノセミナー)
シューマン:《幻想小曲集》より〈歌の終わり〉(東邦ピアノセミナー)
ショパン:プレリュード Op.28-15《雨だれ》(三要素の城2)
テルジヨシザワ/健-tkr-:なめこのうた(音の宝石箱)
バッハ:インヴェンション 第2番 BWV.773(特集)
バッハ(作曲者不詳):メヌエット BWV Anh.120~アンナ・マグダレーナ・バッハのクラヴィーア小曲集(コンクールetc.課題曲レクチャー)
ブルクミュラー:澄みきった流れ(楽譜に隠されたヒントを探せ!)
ベートーヴェン:ソナタ op.10-3 第1楽章(特集)
ペッツォルト(バッハ伝):メヌエット BWV Anh.114(特集&バッハへの道)
ヘンデル:見よ、勇者は帰る~オラトリオ《ユダス・マカベウス》(音楽図鑑)
モーツァルト:ソナタ K.545 第1楽章(特集)
モーツァルト:トルコ行進曲(ムジカノーヴァ 子ども音楽塾)
モーツァルト:ロンド K.485(特集)
モーツァルト:メヌエット(『こどものバイエル』より)(わくわく譜読み大作戦!)