• Stereo 2012年4月号

雑誌 stereo

Stereo 2012年4月号

  • これで完璧!クリーニングの極意を伝授~機器を買い替える前にやるべきこと
  • 音楽はファイル再生で楽しもう!
定価
943円 (本体857円+税)
判型・頁数
B5
発行年月
2012年3月
商品コード
051204

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内容紹介

第1特集:これで完璧! クリーニングの極意を伝授~機器を買い替える前にやるべきこと
手持ちのオーディオシステムの音がよくないと思い始めると、機器の買い替えを考えませんか?魅力的な新製品もぞくぞくと登場していますし。ですが、ちょっと待ってください!忘れていませんかクリーニング。接続したっきりで一度もしていないなら、きっと効果があると思います。もしかするとクリーニングで音の不満が解消してしまうかもしれません。では、どこをどのようにクリーニングしたらいいのか、この特集でしっかり紹介していきます。

第1章 コンポまわりのクリーニング
Ⅰ コンポの実力を引き出すために(峰尾昌男)
コンポーネントのクリーニングすべき個所はそれぞれを接続する接点。電流が通る経路をクリーニングすることにより道通が改善します。微小な信号を扱うオーディオにおいては少しの違いであっても音質に大きな影響を与えます。ここではクリーニング個所の詳細を紹介します。
Ⅱ 接点クリーニングで見た目も音もリフレッシュ!(村井裕弥)
ここのコーナーでは、実際にクリーニングの前後でどれだけ違うのか気になります。そこで効果のほどを確認するために、ステレオ試聴室の機器を実際にクリーニングして比較試聴をします。購入後一度もクリーニングしていない方は必読です。
Ⅲ 見ためも重要 パネル面をクリーニング (石渡 博)
長年使ってくるとコンポにも汚れが付いてきます。音には直接関係しそうにないパネル面の汚れですが、汚れが目立ってくると気分的に新しいものと入れ替えたくなってくるのではないでしょうか。では、どのようにすればいいか。古いコンポのレストア(復活・再生)を手がけている方に解説していただきます。

第2章 音質劣化の盲点 音を格納しているディスクを攻める!
A■CD編~気付きにくい音質劣化 (神崎一雄)
クリーニングと言えば機器だけでなく、ディスクも重要です。再生の元が入っていますから。ここをきれいにすれば音質向上間違いなしです。まず、CDから始めましょう。技術の進歩によりCDは余程の汚れや傷でなければ、音では気づきにくいようですが、果たしてクリーニングでは音はどう変わるのか?
B■アナログディスク編~プチパチノイズを減らせ! (田中伊佐資)
ディスクメディアの主体は、CDですが、現在アナログディスクを楽しんでいる方のほとんどは昔に購入したディスクだと思います。状態はさまざまで、貴重なものでしょう。そのディスクのクリーニングはどのような方法が良いのか検証してみます。

第3章 これだけは済ませておきたいグレードアップ (福田雅光)
第1章、第2章でクリーニングの方法や効果について詳しく紹介しますが、クリーニングしたら「もっと音を良くしたい」という欲求がさらに増す人も多いと思います。第3章ではクリーニングからもう一歩踏み込んで『福田雅光式』にグレードアップを試みます。

第2特集 音楽はファイル再生で楽しもう!
まだまだ通用するかもしれませんが、高音質志向の流れにあってはもはや絶対的常識足り得ない?それは「CDは音楽鑑賞のメインソース」という言葉です。CDというパッケージをリアルタイム再生するのではなく、「リッピング」や「ダウンロード」を利用し入手した「音楽ファイル」を、パソコンやネットワークオーディオ対応プレーヤーで再生することが、高音質再生に適する手法として確かな一ジャンルを形成しています。今回はその中心ソースである「音楽ファイル」についての理解を深めようという企画です。それは、どういうモノなのか。なぜ、今、ファイル再生なのかを探ってみました。
①私はこのスタイルを、積極的に楽しんでいる(岩井喬/鈴木裕/村井裕弥/山之内正)
②音楽ファイルを用意・入手、そして楽しむ~新世代オーディオの世界を俯瞰(岩井喬)
音楽を聴く際にパッケージを使わない――音楽をファイル形態で入手、再生するのが新オーディオスタイル。ここでは従来と異なるそのスタイルを高いところから広く見渡し、楽しむための過程や仕組みなどについて解説を行ないます。
③音楽ファイルはココで手に入れる~配信サイト紹介(山之内正)
④音楽ファイルはコレで手に入れる~リッピングソフト案内(岩井喬)
⑤私の特選! ミュージックファイル(岩井喬/鈴木裕/村井裕弥/山之内正)
96kHz/24bitや192kHz/24bitといったCDを超えるフォーマットで入手可能な名盤も増加。盛り上がりを見せつつある高音質音楽配信サイトから、筆者4人にイチ押しハイレゾ・ファイルのチョイスを依頼しました。ベスト3的に挙げていただきます。なおここでは岩井喬、鈴木裕、村井裕弥、山之内正が選者ですが、5月号から当コーナーは連載化。魅力溢れるハイレゾリューション音源ファイルの数々を毎号紹介してゆきます。
⑥DSDファイル再生は今どこまできているか?(村井裕弥)
高音質志向の過程で登場したSACD。そして今、ファイル再生の場面でも「DSDフォーマット・データをいかに扱うか」は、無視できない追求テーマのひとつです。背景にあるのはやはり変わらぬ高音質への志向があります。その現状とは?

●stereo試聴室★話題の新製品を聴く(石田善之/貝山知弘/神崎一雄/須藤一郎/福田雅光/藤岡 誠/山之内 正:遠藤正奥[解説])
 [CDプレーヤー部門]オーラデザイン vivid/クォード Elite CDS/エソテリック K-07
 [D/Aコンバーター部門]ケンブリッジ・オーディオ Damage Plus
 [プリ・メインアンプ部門]オーラデザイン vita/シムオーディオ MOON700i
 [コントロールアンプ部門]アキュフェーズ C-2820
 [スピーカーシステム部門]モダンショート Aviano8/KEF R500
 [オーディオアクセサリー部門]クライナ Inca3/1.0

[連載]
●「音の見える部屋 オーディオと在る人」(田中伊佐資 [今月の人:高木理さん])
●新連載・Stereoプレ50周年
 AUDIO温故知新シリーズ開発の奥義 第1回 ラックスマン(藤岡 誠)
 歴史あるブランドには現在に至るまで積み上げてきた技術、ノウハウがある。変遷する技術、不変の精神、目指してきたものは何なのか? オーディオ界の歴史に焦点を当て未来への展望に迫ります。
●いい音、いい場所、いいお店「OTAI AUDIO」
●注目製品ファイル
 ①アキュフェーズE-360(石田善之)
 ②イクリプスTD510ZMK2/TD510MK2/TD508MK3(須藤一郎)
 ③エラック240BE LINE(神崎一雄)
 ④EAT E-Flat(村井裕弥)
●世界スピーカー紀行 ~イギリス編:リン (石田善之)
●新製品ニュース (遠藤正奥/峰尾昌男)
●海外ブランド インタビュールーム/KEF新フラッグシップBlade誕生
 「50年の技術が産んだ画期的デザイン機の必然」(鈴木裕)
●使い方を知る~オーディオの新常識 
 今回のテーマ:フィルター付き電源タップの製作(福田雅光)
●オーディオQ&A (石田善之/藤岡 誠/福田雅光)
●Stereo audio craft
 「16cmウーファーを使ったブックシェルフ型ダブルバスレフの実験」その1(浅生昉) 
●ステレオ・ディスク・コレクション
 今月の優秀録音 (福田雅光)
 今月の特選盤 (石田善之/貝山知弘/歌崎和彦/鈴木 裕/田中伊佐資/村井裕弥)
 今月の話題盤[クラシック](浅里公三)/[ジャズ](岡崎正通)/[ロック/ポピュラー](宇田和弘)/[日本のポピュラー](富澤一誠)
●今月のSACD(岩間哲男)
●books
●タウンインフォメーション
●それゆけ♪「オーディオ女子部」(編集部)
●編集後記