好評のビデオに続き、初の書き下ろし単行本で楽しくわかりやすい作曲法を展開。読み進めていくうちに自然に「作曲」行為に入れるような、平易で無理のない語り口になっている。著者の作品を中心とした具体例、作品を作る動機、取材から、演奏会、CD制作、出版と話題は広がる。イラストも著者の手による。

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はじめに

第１部　
◇作曲したくなるために
　発表することを頭において／必要な道具
◇歌のメロディーを作るには
　何よりもまず、詞ありき／リズムとメロディーの決断／豆ちしき・楽典
◇拙作ですが実例を
◇ケレン味のあるメロディー
　おかしなメロディーへの対策／リズム面からの対策／さらに高度な対策／豆ちしき・音程と和音
◇伴奏はめんどくさそう
　手抜きをしてもかまわない／豆ちしき・歌曲形式
◇器楽曲への変身
　器楽のための歌／メロディーの変奏
◇合唱曲への変身
　アンサンブルの楽しさを／豆ちしき・和声学
◇楽譜を書くのが嫌なら
　他人のフンドシですもうを／便利な世の中／豆ちしき・三部形式

第２部
◇あなたはショパン！
　偉そうなピアノ曲／接続曲の作り方／ロンドの作り方／ソナタの作り方／豆ちしき・カノン・フーガなど／豆ちしき・音楽史
◇晴れがましい発表
　カッコいい自作自演／作品発表会の開きかた／コンクールは疑問／デディケイト（献呈）もやや疑問／委嘱の受けかた
◇曲は翼を広げて
　ディスク化するには／出版するには
◇あなたはシューベルト？
　日本歌曲の流れ／歌曲はやっぱりオーソドックスに／豆ちしき・演奏形態

<参考書・資料>

あとがき　
あとがきのコーダ