上達の基本

著者のご紹介
神田寛明
Photo ⒸMasato Okazaki

フルート

神田寛明

 歌口に風が触れ、音楽が生まれる――フルートは魔法の筒です。
 4万年の昔から人々はフルートとともに暮らしてきました。オーケストラや室内楽作品から聞こえてくるその音色は、風のたわむれ、水のせせらぎ、小鳥のさえずり、星のきらめき――私たちの想いをフルートは音にしてくれます。
 そのためには、フルートを自由自在に操る技を身に付けなくてはなりません。バッハ、モーツァルト、シューベルト、ドビュッシー……先人が遺した偉大な音楽を奏でるためには、過去の人たちの思いに共感をもつ必要があります。 この本と一緒にフルートを、そして音楽を学びましょう。

【プロフィール】
NHK交響楽団首席フルート奏者。THE FLUTE QUARTETメンバー。大阪芸術大学客員准教授。東京芸術大学、桐朋学園大学、桐朋学園芸術短期大学講師。アジア・フルート連盟常任理事。
上達の基本「フルート」著者  
大島弥州夫
Photo ⒸMasato Okazaki

オーボエ

大島弥州夫 

 オーボエはソロの多い楽器です。しかし、その分のプレッシャーも。「私には向いていない」「オーボエは難しい」「リードが大変」という声もよく聞きますが、でも、そんなこと、誰が決めた!?一つ一つの課題に落ち着いて対処すれば、あなたの演奏は必ず良い方向に向かいます。
 この本は、あなたがリードや奏法の工夫を繰り返しながら「自分の方法」を見つけ、そして音楽をもっと好きになってくれることを強く願いながら書きました。
 大丈夫! 肩の力を抜いて(顔の力も)、僕と一緒に始めましょう!

【プロフィール】
大阪音楽大学首席卒業後、東京音楽大学研究生課程修了。小澤征爾音楽塾、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団、霧島国際音楽祭などに参加。 いずみシンフォニエッタ大阪、兵庫県立芸術文化センター管弦楽団などと共演。東京オペラシティリサイタルシリーズ「B→C」に出演。いずみシンフォニエッタ大阪、アンサンブル「弐」メンバー、大阪フィルハーモニー交響楽団オーボエ、イングリッシュ・ホルン奏者。大阪音楽大学にて後進の指導にあたる。
上達の基本「オーボエ」著者  
サトーミチヨ
Photo ⒸStudio Kumu 営野充

クラリネット

サトーミチヨ 

 明るく快活、でも渋くて温かさも感じられる楽器――それがクラリネットです。
 主役にも脇役にもなれる無限の可能性を秘めたこの楽器が大好きな皆さん、もっといろいろな音を出したくありませんか?
 この本は、悩んだりうまくなりたいと思っている人の助けになりたい!という気持ちで書きました。この本を読んだあなたが、クラリネットを、そして音楽を好きになってくれたら、こんなうれしいことはありません。

【プロフィール】
東京都交響楽団首席クラリネット奏者。第9回、12回日本管打楽器コンクール入賞。第1回多摩フレッシュコンクール第1位。第4回日本木管コンクール第1位。朝日新聞賞、兵庫県知事賞を受賞。第63回日本音楽コンクール第2位。E.ナカミチ賞受賞。
上達の基本「クラリネット」著者
福士マリ子
Photo ⒸMasato Okazaki

ファゴット

福士マリ子 

 ファゴットは、人の心に寄り添えるようなあたたかく柔らかい音色と、おちゃめで変幻自在なキャラクターが持ち味の楽器です。
 そんな魅力を活かして楽しく演奏できるようになるためのいちばんの近道は、実は「一つ一つの基礎を確かめながら気長にゆっくりと進んでいく」こと。
 私の道案内で、見落としがちな基本のポイントや、知っておきたい上達のためのコツなどを紹介していきます。一緒にファゴット吹きへの道を歩んでいきましょう!

【プロフィール】
東京交響楽団首席ファゴット奏者。紀尾井ホール室内管弦楽団メンバー。洗足学園音楽大学非常勤講師。東京藝術大学を首席で卒業し、アカンサス音楽賞受賞。第27回日本管打楽器コンクール第1位および特別大賞、第23回出光音楽賞、第24回新日鉄住金音楽賞を受賞。ソリストとして東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団などと共演。東京オペラシティ主催「B→Cリサイタルシリーズ」、NHK-FMや各種音楽祭等にも出演。
上達の基本「ファゴット」著者  
平野公崇
Photo ⒸMasato Okazaki

サクソフォーン

平野公崇 

留学中、スランプに陥りました。毎日7時間練習してもできないテクニック、できないフレーズがある。そのとき、ただひたすら頑張るのをやめ、冷静に「なにができないか」を考えて、確実に上達できる練習方法を考えたのです。基礎を見直すことで、大きな発見がありました。この本には、今日までに新しく発見し、実践してきた練習法と、その考え方をたっぷり詰め込みました。
大事なのは「おもしろそう」と思ったらまずやってみる気持ちです。楽器と遊びながら発見して、この本の内容も試してみて、サクソフォーンと音楽をもっと楽しんでください!

【プロフィール】
東京藝術大学、エリザベト音楽大学、東邦音楽大学、洗足学園音楽大学非常勤講師。フランスのギャップ国際大学およびアカデミー・ハバネラ講師。 第7回日本管打楽器コンクールで第1位。J=Mロンデックス国際コンクール第1位。
上達の基本「サクソフォーン」著者
高橋敦
Photo ⒸMasato Okazaki

トランペット

高橋敦 

トランペットはかっこいい楽器で、花形です。
そして同時に「音楽を壊すも生かすもトランペットしだい」でもあります。
目立つ楽器だからこそ、無神経に吹けば周りを潰してしまうこともある一方、トランペットが大勢で奏でる音楽全体をより素晴らしい方向へと導いていくこともできるのです。それがトランペットの担う役割で、大事な使命です。
この本は、悩んでいる人、上達したい人のために書いた本です。この本を通じてもっとトランペットを、そして音楽を好きになってくれることを願っています。

【プロフィール】
東京都交響楽団首席トランペット奏者。
サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団に定期的に出演しており、小澤征爾氏の信頼も篤い。現在日本で最も注目されるトランペット奏者。 洗足学園音楽大学客員教授、上野学園大学客員教授、東京音楽大学講師。
上達の基本「トランペット」著者
福川伸陽

ホルン

福川伸陽 

 世界一難しい楽器としてギネスブックに登録されているホルン。トップ・レヴェルの奏者たちでさえ、演奏には手を焼くこともしばしば。しかし、困難さは裏を返せばほかのどの楽器よりも広く奥深い表現力を持つ楽器ということ。
 そんなホルンの音色に魅せられた作曲家たちの書いたワクワクするような音楽を、心のままに自由に吹けたらどんなに楽しいでしょうか。この本が、皆さんの伸び伸びとした演奏の手助けとなりますように!

【プロフィール】
NHK交響楽団首席奏者。日本音楽コンクール ホルン部門第1位受賞。ソリストとして、パドヴァ・ヴェネト管弦楽団、京都市交響楽団他多くのオーケストラと共演している。「la Biennale di Venezia」「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」「東京・春・音楽祭」など世界各地の音楽祭にもソリストとして多数出演。
上達の基本「ホルン」著者  
錨長
Photo ⒸMasato Okazaki

トロンボーン

錨長検

 初めて楽器を持って音が出た時、嬉しかったですよね?その嬉しさ、楽しさを続ける魅力が、音楽とトロンボーンにはあります。
 しかし、楽器を続けていくと、壁にぶつかることもあるでしょう。この本は、スライドの扱い方や息の使い方など、みんなの悩みを少しでも解消して、「もっとうまくなりたい!」「もっとこんな音で吹きたい!」という気持ちに応えたいと思いながら書きました。
 この本を通じて、もっと音楽を、もっとトロンボーンを好きになってください!

【プロフィール】
読売日本交響楽団首席トロンボーン奏者。なにわオーケストラルウインズ、TADウインドシンフォニーの団員。トロンボーン・クァルテット・ジパング、カスタム・ブラス・クインテット、アンサンブル・ターブ、トウキョウブラスシンフォニーの各メンバー。武蔵野音楽大学、桐朋学園大学の各非常勤講師。第8回日本管打楽器コンクール第2位。第1回大阪トロンボーンコンペティションソロ部門第2位(1位なし)。
上達の基本「トロンボーン」著者  
齋藤充Photo ⒸMasato Okazaki

ユーフォニアム

齋藤充 

 ユーフォニアムの語源は「美しい音」。楽器のフォルム同様に丸みを帯びた音色が魅力的で、金管楽器の中では新しい存在です。
  従来は他の金管楽器の教本で勉強することが多かった楽器ですが、「ユーフォニアムらしく」演奏するためには不可欠な独自のコツもたくさんあります。
  この本では、演奏に必要な基本と応用、さらに私自身の経験からの発見も含めた数々のヒントを紹介しています。私と一緒に上達しましょう!

【プロフィール】
ユーフォニアム奏者。ソリスト、侍Brassメンバーとして活動するほか、オーケストラへの出演も多い。国立音楽大学卒業、ミシガン大学大学院修士課程およびノーステキサス大学大学院博士課程を修了。日本人初となるユーフォニアムでの音楽芸術博士号を取得。日本管打楽器コンクール、フィリップ・ジョーンズ国際ブラスアンサンブル・コンクール、レオナルド・ファルコーン国際テューバ&ユーフォニアム音楽祭コンクールにおいて第1位。国立音楽大学、洗足学園音楽大学などで後進の指導にあたっている。
上達の基本「ユーフォニアム」著者  
次田心平Photo ⒸMasato Okazaki

テューバ

次田心平 

 中学生の頃、最初は説得されていやいや吹き始めたテューバ。いざ吹いてみると音が鳴るのが楽しくて、「他にどんなことができるんだろう?」と湧く興味を追いかけているうちに、この楽器が大好きになりました。
 「縁の下の力持ち」のごとく音楽を下から支える喜びは、なかなか他の楽器には味わえないと思います。僕が大切に感じている基本や秘訣を紹介したこの本で、いつも感じているテューバの喜びを共有できますように!!

【プロフィール】
読売日本交響楽団テューバ奏者。侍Brass、ワーヘリ、The TUBA band、なにわ《オーケストラル》ウィンズの各メンバー。洗足学園音楽大学准教授。東京音楽大学、尚美ミュージックカレッジ専門学校コンセルヴァトアールディプロマコースで講師を務める。第24回日本管打楽器コンクールにおいて満場一致の第1位を獲得。これまでにソロCDとして「TuBest!」「Mr.Tuba!」(ともにオクタヴィア・レコード)をリリース。
上達の基本「テューバ」著者  
前田芳彰Photo ⒸMasato Okazaki

コントラバス

前田芳彰 

 コントラバス! 大きくて、弾くのが大変ですよね。僕自身も体が大きいほうではないので苦労しました。
 ネックも弦も太くて、左手を肩より上に上げて……扱うのが大変な楽器であることは間違いないです。
 しかし、どうしてもこの大きさが必要だった楽器です。基礎を身に付けて、この大きさとうまく付き合えるようになったら、弦楽器ならではの表現を含めて「こんなに楽しい楽器はない!」って思えます。
 この本で、その楽しさを皆さんと共有できますように!

【プロフィール】
東京佼成ウインドオーケストラ・コントラバス奏者。桐朋学園音楽学部ディプロマコースをへて東京フィルハーモニー交響楽団に所属、在団中ウィーンに留学。2001年より現職。佼成ウインド定期演奏会でソリストとして出演。ソロ・コンサートにも多数出演している。DVD『コントラバス・マスター』(ブレーン株式会社)発売中。
上達の基本「コントラバス」著者  
冨田篤Photo ⒸTAKUYUKI SAITOH

パーカッション

冨田篤 

 手を速く動かしたい! うまくロールしたい! カッコいい音を出したい!打てば打つほど出てくる悩みの小槌は、技術が上がれば消えるものではありません。
 「打つ」という言葉には、叩く・鳴らすという意味もあれば、「針を刺す」「水をまく」という意味もあります。
 この本では、多義的な「打つ」技術と表現を毎日の練習メソッドに加え、体の使い方から思考的メカニズムまでを一気に解剖します。
 「打楽器で音を語る」小槌を身に付けましょう!

【プロフィール】
打楽器奏者。ブリヂストン吹奏楽団久留米音楽監督・常任指揮者、活水女子大学講師。プロオーケストラへの客員出演、ソロ、アンサンブルなどの演奏活動のほか、九州各地のスクールバンド指導や、様々なコンクール・コンテストの審査員に招聘されている。第28回全日本アンサンブルコンテスト「大学の部」では熊本県立盲学校アンサンブル部を全国大会金賞に導いた。著書『息を聴け』で第28回熊日出版文化賞・特別賞を受賞。
上達の基本「パーカッション」著者