歌い継いでいきたい,また高校生だからこそチャレンジしてほしい,芸術性に富む作品と,生徒たちが親しみやすい作品とをバランスよく揃えました。また生徒の実態や学習環境を踏まえ,難易度や表現形態にも留意しました。
コンサート開催までのプロの仕事を追った「コンサートを開こう」,音楽と体の動きの関係に着目した教材,音楽と他分野との関わりについて考えるコラムなど,音楽を通して価値観・視野を広げます。
「コンサートを開こう」に関連し,コンサートにピッタリな器楽アンサンブル「ヘンデルは飛んで行く」や創作「ファンファーレをつくろう」,鑑賞教材と歌唱教材を掲載したモーツァルトの「レクイエム」など,領域を関連させた学習が可能です。
先生方それぞれの目標や題材に合わせて使いやすいよう,学習目標を絞り込まず,歌唱,器楽,鑑賞,創作の順に教材を並べたシンプルな構成が基本になっています。指導が苦手な領域については指導書でしっかりサポートいたします。