歌い継いでいきたい,また高校生だからこそチャレンジしてほしい,芸術性に富む作品と,生徒たちが親しみやすい作品とをバランスよく揃えました。また生徒の実態や学習環境を踏まえ,難易度や表現形態にも留意しました。
曲のイメージに合わせた自在な表現ができるよう、道筋を立てました。音楽を形づくる様々な要素や曲の構造について理解を深め、鑑賞・創作などからも多角的に表現について考えます。
表紙をめくると国技館を埋める5000人の「第九」。第九のメロディーは合唱や創作でも登場し、鑑賞では解説や譜例と共に作品全体を学習します。実際に歌ったり、創作へ応用したりすることで、作品への理解がより深まります。
先生方それぞれの目標や題材に合わせて使いやすいよう,学習目標を絞り込まず,歌唱,器楽,鑑賞,創作の順に教材を並べたシンプルな構成が基本になっています。指導が苦手な領域については指導書でしっかりサポートいたします。
すぐにできて楽しいボディ・パーカッション。ハヤシことばや音楽用語の掛け声に合わせて自分たちで振り付けを考えると、より楽しいアンサンブルになります。この曲をヒントに、独自の掛け声や音を用いた創作への展開も可能です。
ソプラノ・リコーダーとアルト・リコーダーの2重奏。簡単なラテン語の歌詞があるので、はじめに無伴奏で歌って曲の雰囲気を掴むことができます。作曲者が生きた時代にどんな人物が活躍していたか、日本との交流はあったかなど歴史的な観点からの授業展開もおすすめです。