上岡敏之が2021年1～2月の新日本フィル定期演奏会の出演を見合わせ

新日本フィルハーモニー交響楽団は、音楽監督・上岡敏之の2021年1～2月「定期演奏会」の出演を見合わせたことを発表した。新型コロナウイルスの影響による渡航困難な状況などを鑑みての判断だった。

上岡は、音楽監督としての最終シーズンを迎えた今期に「新日本フィルの集大成」を描いたプログラムを披露する予定であった。
やむを得ずその実現は叶わなかったが、同フィルは「この困難を乗り越えた先の両者の新たな音楽に希望を託し発表した」とコメントをし、コロナ収束後の活動に前向きな姿勢を示した。

上岡敏之が出演を予定していた公演は、下記のとおり出演者を変更して開催される。

2020/2021 シーズン 定期演奏会（1月～2 月）

◎#36ルビー 〈アフタヌーン コンサート・シリーズ〉

〈日時〉2021年1月15日14時・1月16日14時
〈会場〉すみだトリフォニーホール
〈指揮〉調整中
〈共演〉田部京子（p）
〈曲目〉ベートーヴェン「交響曲第8番」、モーツァルト「ピアノ協奏曲第20番」ニ短調、ベートーヴェン「交響曲第6番《田園》」

◎#630トパーズ 〈トリフォニー・シリーズ〉

〈日時〉2021年2月5日19時15分・2月6日14時
〈会場〉すみだトリフォニーホール
〈指揮〉阪 哲朗〈ソリスト〉重松希巳江（cl）、河村幹子（fg）
〈曲目〉モーツァルト「交響曲第 13番」、J.シュトラウス2世「ワルツ《芸術家の生涯》」、op.316、R.シュトラウス「クラリネットとファゴットのための二重協奏曲」TrV 293、J.シュトラウス2世「ワルツ《南国のバラ》」、モーツァルト「交響曲第38番《プラハ》」

〈問合せ〉新日本フィル・チケットボックス：03・5610・3815、または新日本フィル・チケットオンライン