新日本フィルが9月の定期公演で「創立50周年記念特別演奏会」のリクエスト曲を募集

「創立50周年記念演奏会」で指揮を務める上岡敏之
©武藤 章

1972年に小澤征爾を中心として創立された新日本フィルハーモニー交響楽団。
2022年～23年シーズンは「創立50周年イヤー」としてさまざまな記念演奏会を開催する。

この記念公演のトリを飾るのは2023年3月25日の「創立50周年記念演奏会」。
指揮は、2016年から2021年8月まで第4代音楽監督を務めた上岡敏之。
上岡は新型コロナウイルスの影響により2020年3月以降の帰国がかなわず、新日本フィル音楽監督の任期最終シーズンも指揮台に上ることができなかった。
そんな上岡の強い希望から、「創立50周年記念演奏会」のプログラムは聴衆からの「リクエスト」で決定。
リクエスト曲の募集は、今年9月の定期演奏会（4公演：9月11日、9月12日、9月24日、9月25日）でのアンケートにより実施される。
新日本フィル9月の定期公演詳細は下記のとおり。

◎＃637 〈トリフォニーホール・シリーズ〉

〈日時・会場〉9月11日14時・すみだトリフォニーホール
〈指揮〉久石 譲
〈曲目〉久石 譲「新作」（新日本フィル創立50周年委嘱作品／世界初演）、マーラー「交響曲第1番《巨人》」

◎＃637 〈サントリーホール・シリーズ〉

〈日時・会場〉9月12日14時・サントリーホール
〈曲目〉久石譲「新作」（新日本フィル創立50周年委嘱作品／世界初演）、マーラー「交響曲第1番《巨人》」

◎すみだクラシックへの扉 #01

〈日時・会場〉①9月24日14時②9月25日14時・すみだトリフォニーホール
〈共演〉大植英次（指揮）、吉井瑞穂（ob）
〈曲目〉モーツァルト「歌劇《フィガロの結婚》序曲」、チマローザ「オーボエ協奏曲」ハ短調、マルチェッロ「オーボエ協奏曲」ニ短調、メンデルスゾーン「交響曲第4番《イタリア》」

〈問合せ〉新日本フィル・チケットボックス03・5610・3815