7月の新国立劇場「ビゼー《カルメン》」のホセ役が村上敏明に変更

テノール歌手の村上敏明。《カルメン》では、主人公カルメンに恋するホセ役を務める

新国立劇場が7月3～19日に上演するビゼー「歌劇《カルメン》」に出演予定だったミグラン・アガザニアン（ドン・ホセ役）が、当人の都合により降板となった。
代わって村上敏明が出演する。

村上は、国立音楽大学、日本オペラ振興会オペラ歌手育成部、ボローニャに留学するなどで研鑽を積み、「第1回レオンカヴァッロ国際声楽コンクール」「日伊声楽コンコルソ」優勝など国内外の声楽コンクールにも多数入賞している。
その後もイタリア・オペラを中心に活躍を続け、新国立劇場ではヴェルディ《椿姫》のアルフレード役、プッチーニ《蝶々夫人》のピンカートン役、同《ジャンニ・スキッキ》のリヌッチョ役などで出演している。

《カルメン》の公演詳細は下記のとおり。

◎新国立劇場　2020/2021シーズン
ジョルジュ・ビゼー　カルメン〈新制作〉
全3幕〈フランス語上演／日本語及び英語字幕付〉

〈日時〉7月3日14時、7月6日18時30分、7月8日14時、7月11日14時、7月17日14時、7月19日14時
〈会場〉新国立劇場 オペラパレス
〈指揮〉大野和士〈演出〉アレックス・オリエ
〈出演〉ステファニー・ドゥストラック（カルメン）、村上敏明（ドン・ホセ）、アレクサンドル・ドゥハメル（エスカミーリョ）、砂川涼子（ミカエラ）、妻屋秀和（スニガ）、吉川健一（モラレス）、町 英和（ダンカイロ）、糸賀修平（レメンダード）、森谷真理（フラスキータ）、金子美香（メルセデス）、新国立劇場合唱団、びわ湖ホール声楽アンサンブル、東京フィルハーモニー交響楽団
〈問合せ〉 新国立劇場ボックスオフィス 03・5352・9999
※一般発売：6月12日開始予定