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2020/7/3

びわ湖ホール×沼尻竜典芸術監督による「合唱」と「オーケストラ」の公演

 7月から8月にかけて、びわ湖ホールでは芸術監督・沼尻竜典による演奏会が相次いで開催される。

 まずは、びわ湖ホールが新たに取り組む「合唱」をテーマにした「特別公演 沼尻竜典日本合唱音楽セレクション」(7月26日・大ホール)。プログラムは、沼尻みずから選出した「日本が世界に誇る合唱音楽」作品で構成。びわ湖ホール声楽アンサンブルとの演奏とともにトークも披露される予定。

 そして、京都市交響楽団とのマーラー・プログラム(8月23日・大ホール)。当初マーラー「交響曲第1番《巨人》」と「同第10番《アダージョ》」が予定されていたが、新型コロナウイルス感染症対策として、編成が小規模になるベートーヴェン(マーラー編)「弦楽四重奏曲第11番《セリオーソ》」の弦楽合奏版とマーラー「交響曲第4番《大いなる喜びへの讃歌》」に変更される。

 チケットは一定の間隔の空く座席で販売されるほか、出演する演奏者もソーシャルディスタンスを保てるような工夫が施される。また、どちらの公演も「コンテンツグローバル需要創出促進事業費補助金」*を活用した映像収録が予定されており、後日配信が予定されている。

公演の詳細は下記のとおり。

①特別公演 沼尻竜典日本合唱音楽セレクション
~びわ湖ホール声楽アンサンブルとともに~

〈日時・会場〉7月26日14時・滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 大ホール
〈出演〉沼尻竜典(びわ湖ホール芸術監督)、佐竹裕介(p)、びわ湖ホール声楽アンサンブル
〈曲目〉平吉毅州《ひとつの朝》、佐藤眞《大地讃頌》(混声合唱のためのカンタータ「土の歌」より)、 広瀬量平「混声合唱組曲《海鳥の詩》」、武満徹《小さな空》、三善晃「混声合唱のための《地球へのバラード》」、團伊玖磨「混声合唱曲《岬の墓》」、東海林修《怪獣のバラード》
〈問合せ〉びわ湖ホールチケットセンター077・523・7136
※チケットの一般発売は7月4日から開始

②沼尻竜典×京都市交響楽団 マーラー 交響曲第4番

〈日時・会場〉8月23日14時・びわ湖ホール 大ホール
〈出演〉沼尻竜典(びわ湖ホール芸術監督、指揮)、福原寿美枝(Ms)、京都市交響楽団
〈曲目〉ベートーヴェン(マーラー編)「弦楽四重奏曲第11番《セリオーソ》」(弦楽合奏版)、マーラー「交響曲第4番《大いなる喜びへの讃歌》」
〈問合せ〉びわ湖ホールチケットセンター077・523・7136
※チケットの一般発売は8月2日から開始

*経済産業省が、新型コロナウイルス感染症の影響でプロモーションの機会が失われた事業者に対し、音楽、演劇等の公演を国内で実施する費用の一部を補助するもの。