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2020/6/22

池辺晋一郎プロデュース「第2回 日本の現代音楽、創作の軌跡」が開催

池辺晋一郎(作曲、東京オペラシティ文化財団ミュージック・ディレクター)が日本の現代音楽を振り返り、選りすぐりの作品を紹介していく演奏会シリーズ「日本の現代音楽、創作の軌跡」。その第2回が、7月10日・東京オペラシティ リサイタルホールで開催される。

昨年の第1回「1929年生まれの作曲家」に続き、1930年生まれの作曲家9名(下山一二三、鈴木博義、廣瀬量平、助川敏弥、三木稔、福島和夫、田中利光、諸井誠、武満徹)を取り上げる同公演。フルート、オーボエ、チェロ、マリンバ作品や邦楽器の尺八、十七絃箏が用いられる作品まで、多彩なプログラムが予定されている。

なお新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、定員265 名のところガイドライン*に従い客席は132 席に上限を設定。前後左右を空席するほか、入場にはマスク着用が必須となる。また、公演当日に東京都のロードマップが「ステップ0」または「1」になった場合は開催中止となる予定。

チケットは現時点で予定枚数終了となっているが、追加販売の有無については、公演当日(7月10日)10時以降に、東京オペラシティ チケットセンター(03・5353・9999)にて確認することができる。

公演詳細は、下記のとおり。

池辺晋一郎 プロデュース
日本の現代音楽、創作の軌跡
第2回「1930年生まれの作曲家たち」

〈日時・会場〉7月10日19時・東京オペラシティ リサイタルホール
〈出演〉池辺晋一郎(プロデュース/お話)、斎藤和志(fl)、吉井瑞穂(ob)、山澤慧(vc)、篠﨑和子(hp)、塚越慎子(マリンバ)福間洸太朗(p)、三橋貴風(尺八)、木村玲子(十七絃箏)
〈曲目〉下山一二三「セレモニー第2番」(1971)、鈴木博義《2つの声》(1954/55)、廣瀬量平《パドゥマ(波曇摩)》(1973)、助川敏弥《山水図》op.58(1978/81)、三木稔《雅びのうた》op.36-1(1971)、福島和夫《冥》(1962)、田中利光《マリンバのための二章》(1965)、 諸井誠《竹籟五章》(1964)、武満徹《ユーカリプスⅡ》(1971)

※新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う海外からの渡航制限のため、当初予定されていた永野英樹(p)に代わって福間洸太朗(p)が出演する

*公益社団法人全国公立文化施設協会「劇場、音楽堂等における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」および、クラシック音楽公演運営推進協議会「クラシック音楽公演における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」