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桑原志織、ジャン・チャクムル、ケイト・リウ、ダニエル・チョバヌが登場する「横浜市招待国際ピアノ演奏会」
桑原志織(左上)、ジャン・チャクムル(右上)、
ケイト・リウ(左下)、ダニエル・チョバヌ(右下)
40年にわたり将来を嘱望される若手ピアニストを紹介している「横浜市招待国際ピアノ演奏会」 。
現在はピアニストの海老彰子が企画委員長を務めている。
11月6日に開催される今年の公演には、5月にルービンシュタイン国際ピアノコンクールで第2位に入賞した桑原志織、浜松国際ピアノコンクール優勝者のジャン・チャクムル、2015年のショパン国際ピアノコンクール第3位のケイト・リウ、2017年のルービンシュタイン国際ピアノコンクール第2位のダニエル・チョバヌが出演。
ダニエル・チョバヌはリモート出演となる。
近年は横浜みなとみらいホールで開催されていたが、現在同ホールが大規模改修工事により休館中のため、今回は24年ぶりに神奈川県立音楽堂が会場となっている。
演奏会の前後には、2021年のショパン国際ピアノコンクール審査員を務めるクシシュトフ・ヤブウォンスキによる特別レクチャー「スケールとアルペッジョ~そのミッションとは~」(11月7日)や、小中学生を対象とした出演する若手ピアニストとの交流会「ピアニストってどんな人?」(11月5日・無料)なども行われる。
ヤブウォンスキによる特別レクチャーは、本公演とのセット券も用意される予定。
チケットの一般発売は10月4日。
(新型コロナウイルスの影響から、8月30日に発売日延期が発表された)
公演詳細は下記のとおり。
◎第39回 横浜市招待国際ピアノ演奏会
〈日時・会場〉11月6日16時・神奈川県立音楽堂
〈出演〉桑原志織、ジャン・チャクムル、ケイト・リウ、ダニエル・チョバヌ(以上、p)
〈曲目〉
桑原志織:J.S.バッハ(ブゾーニ編)「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番」から「シャコンヌ」、ベートーヴェン「ピアノ・ソナタ第31番」
ケイト・リウ:モーツァルト「ピアノ・ソナタ第8番」、ショパン「バラード第1番」
ダニエル・チョバヌ:ムソルグスキー「組曲《展覧会の絵》」
ジャン・チャクムル:シューマン《クライスレリアーナ》
〈問合せ〉横浜みなとみらいホール仮事務所チケットセンター045・682・2000
*発売中の『音楽の友』9月号、10月号の「フレッシュ・アーティスト・ファイル」では、桑原志織、ケイト・リウのインタヴューを掲載。併せてご確認ください。